最終更新日:2026年9月25日
gk probability cheatsheet
まず結論
G検定の確率・統計は、式より「何を見ているか」で整理します。
| 問題文の中心 | 疑う概念 |
|---|---|
| 平均的な値 | 期待値 |
| ばらつき | 分散・標準偏差 |
| 2変数が一緒に動く | 共分散・相関 |
| 左右対称の連続分布 | 正規分布 |
| 固定n回中の成功回数 | 二項分布 |
| 一定区間の発生回数 | ポアソン分布 |
| 観測後に確率を更新 | ベイズの定理 |
| 尤度を最大化 | MLE |
| 事後確率を最大化 | MAP |
直感的な説明
確率・統計の用語は、次の順で考えると迷いにくくなります。
- どんな値が出る? → 確率分布
- 中心は? → 期待値
- どれくらい散らばる? → 分散
- 変数同士は一緒に動く? → 共分散・相関
- 観測後に考えを更新する? → ベイズ
- モデルのパラメータをどう決める? → MLE / MAP
定義・仕組み
期待値・分散
期待値と分散では、
- 期待値 → 確率で重み付けした平均
- 分散 → 期待値からの二乗偏差の平均
として整理します。
共分散・相関
共分散と相関は、2変数の関係を見る指標です。
相関が高くても因果関係が証明されるわけではありません。
正規分布
正規分布は、平均を中心とする左右対称な連続分布です。
平均が位置、分散が広がりを決めます。
二項分布とポアソン分布
- 固定されたn回の試行 → 二項分布
- 一定時間・空間での発生回数 → ポアソン分布
詳しくはポアソン分布と二項分布で比較しています。
ベイズの定理
ベイズの定理では、
事後確率 ∝ 尤度 × 事前確率
と整理できます。
MLEとMAP
MAPでは事前分布を利用します。
いつ使う?(得意・不得意)
確率・統計は、
- モデルの仮定
- 損失関数
- パラメータ推定
- 評価指標
- ベイズ推論
の基礎になります。
ただし、問題文に「確率」という語があるだけでベイズを選ぶのではなく、何を固定し何を求めているかを確認します。
G検定ひっかけポイント
- 期待値 ≠ 最頻値
- 相関 ≠ 因果
- 正規分布 ≠ すべてのデータ
- 二項分布 ≠ ポアソン分布
- 尤度 ≠ 事後確率
- MLE ≠ MAP
まとめ(試験直前用)
- 中心 → 期待値
- ばらつき → 分散
- 2変数の線形関係 → 相関
- 固定回数の成功数 → 二項分布
- 区間内の発生数 → ポアソン分布
- 観測後の更新 → ベイズ
- 尤度最大 → MLE
- 事後最大 → MAP