最終更新日:2026年9月24日
gk probability
G検定トップ
> 最尤推定(MLE)とは?尤度を最大にするパラメータ推定【G検定】
まず結論
最尤推定(Maximum Likelihood Estimation: MLE)は、観測されたデータが最も起こりやすくなるように、モデルのパラメータを選ぶ推定法です。
G検定では、
尤度を最大化 → MLE
を押さえます。
直感的な説明
コインを10回投げて8回表だったとします。
「表が出る確率pはいくつなら、この観測結果が最も起こりやすいか?」
を考えるのが最尤推定です。
定義・仕組み
観測データDとパラメータθについて、
| **L(θ) = P(D | θ)** |
をθの関数として見たものが尤度です。
MLEでは、
θ_hat = argmaxθ L(θ)
を求めます。
対数尤度
複数データの尤度は積になることが多いため、対数を取って和に変換します。
対数は単調増加なので、
尤度最大化と対数尤度最大化は同じ最適解
になります。
いつ使う?(得意・不得意)
- 確率モデルのパラメータ推定
- ロジスティック回帰
- 正規分布の平均・分散推定
などで広く使われます。
G検定ひっかけポイント
確率と尤度
❌ 尤度はパラメータを固定して未来のデータ確率を見るだけ
⭕ 観測データを固定し、パラメータの良さを比較する
MLEとMAP
- MLE → 尤度を最大化
- MAP → 事後確率を最大化
MAPでは事前分布が入ります。
損失との関係
負の対数尤度を最小化することは、尤度を最大化することと対応します。
まとめ(試験直前用)
- MLE=尤度最大化
-
尤度=P(D θ)をθの関数として見る - 対数尤度を使うことが多い
- MLEは事前分布を使わない
- MAPは事後確率最大化
- 尤度か事後かで切る