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最終更新日:2026年6月22日

DS検定トップ > ピボットとは?クロス集計との違いを整理【DS検定】

まず結論

ピボット(Pivot)とは、データの行・列の軸を入れ替えて、集計表の見方を変える操作です。

DS検定では、次の切り分けが重要です。

  • ピボット:行・列の軸を入れ替える
  • スライス/ダイス:条件でデータを切り出す
  • ドリルダウン:集計粒度を細かくする

ピボットは「データを削る操作」ではなく、同じデータを別の軸で見やすく並べ替える操作と考えると判断しやすくなります。

直感的な説明

例えば、次の売上データがあるとします。

地域 商品 売上
東京 A 100
東京 B 120
大阪 A 90

このままだと、地域別・商品別の比較が少し見づらいです。

そこで、商品を列に移して集計表にすると、次のように見やすくなります。

地域 A B
東京 100 120
大阪 90 -

このように、行と列の配置を変えて「どの軸で比べるか」を変えるのがピボットです。

ExcelのピボットテーブルやBIツールの集計表も、基本的には同じ考え方です。

定義・仕組み

ピボットは、縦長のデータを集計し、ある項目の値を列方向などに展開して表示する操作です。

よく使う構成は次の3つです。

要素 役割
表の縦方向の軸 地域、年
表の横方向の軸 商品、月
集計する数値 売上、件数

元データが次のような形だとします。

地域 売上
2024 東京 100
2024 大阪 120
2023 東京 90

地域を列に置くと、次のような表になります。

東京 大阪
2024 100 120
2023 90 -

ポイントは、元データの意味を変えているのではなく、比較しやすい表示形式に変えていることです。

どんな場面で使う?

クロス集計表を作るとき

  • 地域 × 商品
  • 年月 × 商品カテゴリ
  • 部署 × KPI

のように、2つ以上の軸で数値を比較したいときに使います。

BIツールやExcelで視点を変えたいとき

売上を「地域別」で見たあとに「商品別」で見たい場合、ピボットで行・列の軸を変えると、同じデータを別の視点で確認できます。

データ分析の確認表を作るとき

PythonやSQLで集計した結果を、人が読みやすい表に変換するときにも使います。

例えば「年月×カテゴリ」の売上表にすると、欠損している月や急に増えたカテゴリを見つけやすくなります。

よくある誤解・混同

① ピボットとフィルターを混同する

操作 意味
ピボット 行・列の軸を入れ替える
フィルター 条件に合うデータだけを残す

「東京だけを見る」はフィルター、「地域を行、商品を列にする」はピボットです。

② ピボットとスライス・ダイスを混同する

操作 意味
ピボット 表の見方・軸を変える
スライス 1つの条件でデータを切り出す
ダイス 複数条件でデータを切り出す

DS検定では、「条件で切る」と書かれていればスライス/ダイス、「軸を入れ替える」と書かれていればピボットを疑います。

③ ピボットとドリルダウンを混同する

操作 意味
ピボット 見る軸を変える
ドリルダウン 集計から詳細へ粒度を下げる

「年別売上を月別売上に掘り下げる」はドリルダウンです。「行を地域、列を商品にする」はピボットです。

まとめ(試験直前用)

  • ピボットは、行・列の軸を入れ替えて見方を変える操作
  • クロス集計表やExcelのピボットテーブルでよく使う
  • フィルターは条件で行を絞る操作
  • スライス/ダイスは条件でデータを切り出す操作
  • ドリルダウンは集計粒度を細かくする操作

DS検定では、「軸を変えるのか」「条件で切るのか」「粒度を変えるのか」を見れば選択肢を切りやすくなります。

対応スキル項目(データサイエンス力シート)

  • データ理解・可視化
  • データ可視化

★ データの特徴を理解し、適切な可視化手法を選択できる

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