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まず結論

リスク対応とは、リスク評価の結果をもとに「そのリスクをどう扱うか(減らす・避ける・共有する・受け入れる)」を決めて実行することです。
SG試験では「その対策がどの種類のリスク対応か」を判断させる問題がよく出ます。


直感的な説明

リスク対応は「事故にどう備えるかの選択」です。

たとえば地震リスクなら:

  • 家を建てない → 回避
  • 耐震補強する → 低減
  • 保険に入る → 共有
  • 何もしない → 受容

同じリスクでも「どう向き合うか」は複数の選択肢があります。
SG試験は、この選択の違いを見抜けるかがポイントです。


定義・仕組み

■ リスク対応とは

JIS Q 31000:2010(リスクマネジメントの指針)では、
リスク対応は「リスクを修正するためのプロセス」と定義されています。

■ 主な4つの対応方法(試験重要)

実務・試験では次の4つで整理すると理解しやすいです。

  • リスク回避
    → リスクを生む活動をやめる(例:危険なシステムを使わない)

  • リスク低減(軽減)
    → 発生確率や影響を下げる(例:ウイルス対策ソフト導入)

  • リスク共有(移転)
    → 他者と分担する(例:保険加入、外部委託)
    ※金銭的リスクを移すものは「リスクファイナンシング」

  • リスク受容(保有)
    → あえて対策せず受け入れる(例:軽微なリスクは放置)


どんな場面で使う?

■ よくある業務判断

  • システム障害リスク → 冗長化(低減)
  • 情報漏えいリスク → 委託契約で責任分担(共有)
  • 高コストすぎる対策 → 受容

■ SG試験での出題パターン

  • 「この対策はどのリスク対応か?」
  • 「適切なリスク対応を選べ」

選択肢では「行動内容」から分類させる問題が多いです。


よくある誤解・混同

❌ 保険はリスクをなくす → 間違い

→ ⭕ 保険は「リスク共有(移転)」
(損失の負担を他者に移すだけ)


❌ セキュリティ対策=すべて低減

→ ⭕ 対策の種類で変わる

  • 利用停止 → 回避
  • 保険 → 共有
  • 何もしない → 受容

❌ リスク対応は1つだけ選ぶ

→ ⭕ 複数を組み合わせることもある


■ SG試験のひっかけポイント

  • 「保険」「契約」→ 共有
  • 「やめる」「中止」→ 回避
  • 「対策導入」→ 低減

この対応関係を覚えておくと、選択肢をかなり切れます。


まとめ(試験直前用)

  • リスク対応=「どう扱うか」の意思決定
  • 4分類:回避・低減・共有・受容
  • 保険・委託 → 共有(超頻出)
  • SG試験は「行動から分類」を問う問題が多い
  • キーワードで即判定できるようにするのがコツ

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