sg sg-security-management risk_assessment isms
まず結論
- 科目Bは「流れ」と「判断の一貫性」を見る問題
- 迷ったら「基準 → 評価 → 対応」が正しいかで切る
直感的な説明
この問題はこう考えます👇
① 何を基準にしているか
② リスクは大きいか小さいか
③ 対応はそれに合っているか
👉
この3つだけでほぼ解ける
ケース(本番レベル)
ある企業A社では、顧客情報を扱う新システムの導入にあたり、リスクアセスメントを実施した。
A社では、あらかじめ次のリスク基準(受容基準)を定めている。
- 機密性に関わるリスクは原則として受容しない
- 業務効率に関する軽微なリスクは受容可能とする
リスクアセスメントの結果、次のリスクが特定された。
① 外部からの不正アクセスにより顧客情報が漏えいするリスク
② システム障害により一時的に業務が停止するリスク(影響は軽微)
③ 社内担当者の操作ミスによるデータ破損リスク
A社はこれに対して次の対応を検討した。
ア:多要素認証を導入する
イ:障害発生時は復旧対応とし、特別な対策は行わない
ウ:重要データのバックアップを定期的に取得する
エ:システム運用を外部業者に委託する
問題①(基準の理解)
リスク①に対する判断として最も適切なものはどれか?
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**対応が必要(受容不可)** 👉 ポイント 機密性リスク → 原則受容しない 👉 この時点で 「受容」は即NG問題②(対応の分類)
選択肢ア・ウのリスク対応として最も適切な組み合わせはどれか?
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- ア(多要素認証)→ **低減** - ウ(バックアップ)→ **低減** 👉 どちらもリスクを小さくしている問題③(受容の判断)
リスク②に対する対応イは適切か?
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**適切** 👉 ポイント 軽微な業務影響 → 基準内 → 受容可能 👉 「何もしない=不適切」と思わせるのがひっかけ問題④(移転の理解)
選択肢エの対応として最も適切な説明はどれか?
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**移転** 👉 ポイント 外部に任せる → 移転 👉 注意 責任は残る(ここ重要)問題⑤(総合判断:最重要)
A社の対応方針として最も適切なものはどれか?
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**適切** 👉 理由 - リスク①(機密性)→ 低減(ア)で対応 - リスク②(軽微)→ 受容(イ) - リスク③(データ破損)→ 低減(ウ) 👉 基準に沿って判断されている 👉 SG試験の核心 **リスクの種類と大きさに応じて対応を変えている**まとめ(試験直前用)
- 基準 → 評価 → 対応の順序が最重要
- 機密性リスクは基本NG(受容しない)
- 軽微リスクは受容もあり
- 低減=対策、移転=任せる
- 迷ったら「基準に合っているか」で切る
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