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まず結論

ランサムウェアとは、データを暗号化して利用できなくし、復旧と引き換えに身代金を要求するマルウェアであり、SG試験では「可用性の侵害」と「金銭要求」を見抜くことが重要です。


直感的な説明

ランサムウェアは「データを人質に取る攻撃」です。

たとえば

  • ファイルがすべて開けなくなる
  • 「元に戻したければお金を払え」と表示される

といった状態になります。

業務では

  • 業務停止
  • 顧客対応不能
    など、可用性(使える状態)が失われる被害が大きいのが特徴です。

定義・仕組み

ランサムウェアは、感染後にデータを暗号化し、復号と引き換えに金銭を要求します。

基本の流れ

  1. メール添付や不正サイトから感染
  2. 端末内のファイルを暗号化
  3. 「復元したければ支払え」と表示
  4. 仮想通貨などで支払い要求

特徴

  • データの利用不可(可用性の侵害)
  • 金銭要求(身代金)
  • 組織全体に拡大することもある

近年の傾向(SG試験でも出やすい)

  • 二重脅迫(ダブルエクストーション)
    • 暗号化+情報を盗んで公開を脅す

👉 可用性+機密性の両方を脅かす


どんな場面で使う?

使うべき場面(試験・実務)

  • インシデント対応(感染時の初動判断)
  • バックアップ運用の重要性
  • 社内教育(不審メール対策)

間違えやすい場面

  • 単なるデータ削除と混同
    → ランサムウェアは「復元させる代わりに金銭要求」

よくある誤解・混同

① スパイウェアとの違い

  • ❌ 情報を盗む=ランサムウェア
  • ランサムウェアは「使えなくする+要求する」

② ウイルスとの混同

  • ❌ すべて自己増殖する
  • ランサムウェアは増殖が本質ではない

③ 対応方法の誤解

  • ❌ 支払えば必ず復旧する
  • 復旧保証はなく、支払いは推奨されない

SG試験での典型パターン

  • 「ファイルが暗号化される」
  • 「業務が停止する」
  • 「身代金を要求される」

選択肢で
「情報を収集する」とあれば
→ スパイウェアであり誤り


確認問題(SG試験対策)

次のうち、ランサムウェアの説明として最も適切なものはどれか。

A. ファイルを暗号化するなどして利用不能にし、復旧と引き換えに金銭を要求するマルウェアである。 B. 通信経路を暗号化して安全に社内ネットワークへ接続する仕組みである。 C. 失効した証明書を一覧で確認する仕組みである。 D. 利用者の業務に必要な範囲だけ権限を与える考え方である。

▶ クリックして答えと解説を見る(ここを開く)

正解:A

解説

  • A:利用不能化と身代金要求がランサムウェアの特徴です。
  • B:VPNの説明です。
  • C:CRLの説明です。
  • D:need-to-knowや最小権限の説明です。

👉 判断ポイント ランサムウェアは「暗号化」そのものではなく「利用不能化して金銭を要求する」点で判断する。


まとめ(試験直前用)

  • ランサムウェア=データを暗号化して身代金要求
  • 可用性の侵害が中心
  • 二重脅迫で機密性も侵害
  • 感染経路はメール・Webなど
  • 判断基準は「使えなくする+金銭要求」

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