最終更新日:2026年6月28日
sg sg-security-measures access_control physical_security
まず結論
インターロックゲートとは、入退室ゲートを二重扉にして、1人ずつしか通過できないようにする装置です。
SG試験では、
「二重扉で、同時通過や共連れを防ぎやすくする仕組み」
と判断できればOKです。
ポイントは、記録のルールではなく、物理的なゲートの仕組みであることです。
このページで切り分けること(先にここだけ)
このページは、二重扉で1人ずつ通すインターロックゲートを中心に整理します。
- インターロックゲート:物理的に1人ずつ通す
- アンチパスバック:利用者IDの入退室順序を確認する
- TPMOR:区域内を1人だけにしない
迷ったら、「通過人数を扉で制御する話か」を見ます。
SG試験で選択肢を切る判断軸(入退室管理編)
- 「二重扉」「片方が閉じてから他方が開く」「1人ずつ通過」なら、インターロックゲート
- 「退室記録がない利用者の再入室を拒否」なら、アンチパスバック
- 「2人以上で在室」「非常時に自動解錠」なら、それぞれTPMOR、パニックオープンであり、インターロックゲートではない
関連記事との役割分担(混同防止)
直感的な説明
インターロックゲートは、小さな前室をはさんだ二重扉のイメージです。
たとえば、
- 1枚目の扉を開けて中に入る
- 1枚目の扉が閉まる
- 認証や確認を行う
- 2枚目の扉が開いて通過する
という流れになります。
2つの扉が同時に開かないため、
後ろから一緒に入る共連れを防ぎやすい
という特徴があります。
定義・仕組み
インターロックゲートは、入退室口に2枚の扉を設け、片方の扉が閉まってから、もう片方の扉を開ける仕組みです。
基本の動き
| 手順 | 動き |
|---|---|
| 1 | 外側の扉を開けて入る |
| 2 | 外側の扉を閉める |
| 3 | ゲート内で認証・確認する |
| 4 | 内側の扉を開けて入室する |
ポイントは、
2つの扉を同時に開けないこと
です。
これにより、複数人が一度に通過することを防ぎやすくします。
どんな場面で使う?
インターロックゲートは、入退室を厳密に管理したい場所で使われます。
たとえば、
- サーバ室
- データセンター
- 研究施設
- 金庫室
- 高セキュリティエリア
などです。
目的は、
認証した人だけを、1人ずつ通すこと
です。
共連れやなりすましを防ぐ対策として出題されやすいです。
試験で混同しやすい用語
インターロックゲート
二重扉で1人ずつ通す装置です。
キーワードは、
- 二重扉
- 1人ずつ通過
- 同時通過の防止
- 共連れ対策
- 物理的なゲート
です。
アンチパスバック
アンチパスバックは、入退室記録の矛盾を防ぐ仕組みです。
退室記録がないのに再入室しようとする、入室記録がないのに退室しようとする、といった矛盾を制限します。
インターロックゲートが見るのは、物理的に1人ずつ通すことです。
アンチパスバックが見るのは、利用者IDごとの入退室順序です。
TPMOR
TPMORは、セキュリティ区域内に1人だけが在室する状態を防ぐルールです。
「2人以上」「最初の入室者」「最後の退室者」が出てきたら、TPMORを疑います。
インターロックゲートは、1人ずつ通す装置です。
TPMORは、区域内に1人だけにしないルールです。
パニックオープン
パニックオープンは、火災や停電などの非常時に、入退室ゲートを自動的に解錠して避難経路を確保する仕組みです。
インターロックゲートは、通常時に入退室を制御する装置です。
パニックオープンは、非常時に避難を優先する仕組みです。
よくある誤解・混同
❌ インターロックゲート=入退室記録の矛盾を防ぐ
→ ⭕ 入退室記録の矛盾を防ぐのは、アンチパスバックです。
インターロックゲートは、記録ではなく、二重扉で通過を制御します。
❌ インターロックゲート=2人以上で在室させるルール
→ ⭕ 2人以上の在室を保つのは、TPMORです。
インターロックゲートは、むしろ1人ずつ通すための装置です。
❌ インターロックゲート=非常時にも常に施錠する
→ ⭕ 非常時は、パニックオープンなどで避難を優先する場合があります。
入退室管理は大切ですが、火災や停電時は人命保護が優先されます。
❌ インターロックゲートがあれば不正入室は完全に防げる
→ ⭕ 完全ではありません。認証、監視、運用ルールと組み合わせます。
たとえば、なりすましや認証情報の貸し借りには、別の対策も必要です。
確認問題(SG試験対策)
インターロックゲートの説明として、最も適切なものはどれか。
- ア. 利用者IDごとの入退室記録を確認し、退室記録がない利用者の再入室を制限する。
- イ. セキュリティ区域内に常に2人以上が在室するように、最初の入室者と最後の退室者を制限する。
- ウ. 入退室ゲートを二重扉にして、1人ずつしか通過できないようにする。
- エ. 火災や停電などの非常時に、入退室ゲートを自動的に解錠する。
▶ クリックして答えと解説を見る(ここを開く)
正解:ウ
解説
- ア:不適切です。利用者IDの入退室順序を確認するアンチパスバックの説明です。
- イ:不適切です。区域内を1人だけにしないTPMORの説明です。
- ウ:適切です。二重扉で同時通過を抑え、1人ずつ通すインターロックゲートの説明です。
- エ:不適切です。非常時の避難を優先するパニックオープンの説明です。
👉 判断ポイント
インターロックゲートは、二重扉で1人ずつ通す。
まとめ(試験直前用)
- インターロックゲート=二重扉で1人ずつ通す装置
- 目的は、共連れや同時通過を防ぎやすくすること
- アンチパスバック=入退室記録の矛盾を防ぐ
- TPMOR=2人以上の在室を保つルール
- パニックオープン=非常時に自動解錠する
👉 「二重扉」「1人ずつ」が出たらインターロックゲート