最終更新日:2026年5月20日
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まず結論
- インシデント対応とは「事故発生時に被害を最小化し、再発防止まで行う対応プロセス」
- SG試験では「最初にやるべき行動(初動対応)=拡大防止」を判断できるかがポイント
このページで切り分けること(先にここだけ)
このページは、インシデント発生後の初動対応(封じ込め優先)を中心に整理します。
- インシデント対応:発生後に被害拡大を防ぎ、復旧・再発防止につなげる
- インシデント管理:対応プロセス全体を継続的に管理する
- CSIRT/SOC:対応を支える組織・監視体制
迷ったら、「今は最初に止める場面か、体制や運用設計の場面か」を見ます。
SG試験で選択肢を切る判断軸(インシデント対応編)
-
「最初に何をするか」が問われる
→ 封じ込め(隔離・停止)を優先 -
「原因調査や復旧を先に行う」と書かれている
→ 誤り。拡大防止より前に進めない -
「記録を取らずに操作する」と書かれている
→ 誤り。証跡保全を崩すと後続対応が弱くなる
関連記事との役割分担(混同防止)
- インシデント管理全体の流れを確認したい → インシデント管理とは?対応プロセスを流れで理解【SG試験】
- CSIRTの役割を確認したい → CSIRTとは?組織内インシデント対応の基本【SG試験】
- SOC・CSIRT・JPCERT/CCの関係を整理したい → SOC・CSIRT・JPCERT/CCの違いとは?役割と関係を図で整理【SG試験】
直感的な説明
情報漏えいや不正アクセスが起きたとき👇
- すぐ復旧する?
- 原因を調べる?
👉 どちらもまだ早い
まずやるべきは👇
👉 被害が広がらないように止める(封じ込め)
定義・仕組み
■ インシデントとは
情報セキュリティ上の事故のこと
例👇
- 情報漏えい
- 不正アクセス
- マルウェア感染
■ インシデント対応の基本フロー
SG試験ではこの順番が非常に重要です。
① 検知・把握
→ 何が起きたか確認
② 初動対応(封じ込め)【最重要】
→ 被害拡大を防ぐ
③ 原因調査(分析)
→ なぜ起きたか
④ 復旧
→ 元の状態に戻す
⑤ 再発防止
→ 同じ事故を防ぐ
👉 ポイント
「封じ込め → 調査 → 復旧」の順番を絶対に崩さない
どんな場面で使う?
✔ 科目Bの典型パターン
- ウイルス感染
- 不正アクセス検知
- 誤送信発覚
✔ 正しい初動対応(超重要)
例👇
- ネットワークから切り離す
- アカウント停止
- システム隔離
👉 共通点👇
👉 拡大防止(出口対策とつながる)
✔ NG対応(頻出ひっかけ)
- いきなり復旧する
- 原因調査を優先する
- 記録を取らずに操作する
👉 特に注意👇
ログや証拠を壊す行動はNG(フォレンジックと関係)
よくある誤解・混同
❌ 誤解①:まず原因調査
→ ⭕ まずは封じ込め
❌ 誤解②:すぐ復旧が最優先
→ ⭕ 被害拡大防止が最優先
❌ 誤解③:現場だけで対応する
→ ⭕ 組織的対応が必要
🔥 SG試験のひっかけ
典型パターン👇
- 「原因調査」→ ❌(まだ早い)
- 「復旧作業」→ ❌(まだ早い)
- 「隔離・停止」→ ⭕
👉 判断基準👇
拡大防止かどうか
CSIRTとの関係
CSIRT(インシデント対応チーム)は、
インシデント対応を専門に行う組織です。
主な役割👇
- 対応方針の決定
- 調査・分析の実施
- 関係部署との連携
- 外部機関との調整
👉 ポイント
個人判断ではなく組織で対応する
確認問題(SG試験対策)
インシデント対応の流れとして、最も適切なものはどれか。
- ア. 復旧を最初に行い、原因調査は不要とする。
- イ. 検知・初動→封じ込め→根絶/復旧→事後レビューの順で進める。
- ウ. 調査は外部任せにし、組織内記録は残さない。
- エ. 影響範囲確認より先に広報発表のみを優先する。
▶ クリックして答えと解説を見る(ここを開く)
正解:イ
解説
- ア:原因未解決だと再発します。
- イ:実務的にも試験的にも標準的な順序です。
- ウ:証跡と記録は再発防止に必須です。
- エ:技術対応と事実把握を先に行う必要があります。
👉 判断ポイント
「検知→封じ込め→復旧→再発防止」の順序を崩さない。
まとめ(試験直前用)
- インシデント対応=事故発生後の対応プロセス
- 最優先は「拡大防止(封じ込め)」
- 流れは
→ 検知 → 封じ込め → 調査 → 復旧 → 再発防止 - 原因調査や復旧は後
- 証拠を壊さないことも重要(フォレンジック)
- 「最初に何をするか」で選択肢を切る
公式情報・参考リンク
- IPA(情報処理推進機構): セキュリティインシデント対応机上演習教材
- IPA(情報処理推進機構): 情報セキュリティ対策のしおり
- JPCERT/CC: インシデント対応とは
※試験対策では、細かな対応手順を暗記するよりも、インシデント対応が「検知後に被害拡大を防ぎ、調査・復旧・再発防止につなげる活動」である点を優先して整理すると判断しやすくなります。