最終更新日:2026年9月16日
fe fe-strategy marketing web-marketing
まず結論
コンバージョン率とは、Webサイトなどを訪れた人のうち、購入・申込み・資料請求などの最終的な成果に至った人の割合です。
基本情報技術者試験では、次の表現が判断材料になります。
- 訪問者のうち何人が購入したか
- アクセス数に対する成約数の割合
- 申込みや購入に至った割合
- Webサイト改善の前後で成果率を比較する
覚える一文はこれです。
「訪問した人のうち、どれだけ成果に結び付いたか」を見るのがコンバージョン率。
直感的な説明
たとえば、あるショッピングサイトに1,000人が訪れ、そのうち20人が商品を購入したとします。
訪問者 1,000人
↓
購入者 20人
コンバージョン率
= 20 ÷ 1,000
= 2%
ここで重要なのは、アクセス数そのものではなく、アクセスした人のうち何割が成果まで進んだかを見る点です。
アクセス数が多くても、ほとんど購入されなければコンバージョン率は低くなります。
定義・仕組み
コンバージョン(Conversion)は、Webマーケティングにおける「最終成果」を表します。
何をコンバージョンとするかは、サイトの目的によって変わります。
- ECサイト:商品購入
- サービスサイト:申込み
- 営業サイト:資料請求
- 会員サイト:会員登録
- 問い合わせサイト:問い合わせ送信
一般的には、次の式で考えます。
コンバージョン率
= コンバージョン数 ÷ 訪問者数 × 100
試験では厳密なアクセス解析用語の違いよりも、
分母が訪問・アクセス、分子が購入・申込みなどの成果
と捉えると判断しやすくなります。
科目Aでどう出る?
コンバージョン率は、ROAS・クリック率・ページビューなどと並べて出題されることがあります。
| 指標 | 何を見る? | 判断ワード |
|---|---|---|
| コンバージョン率 | 成果に至った割合 | 購入、申込み、成約 |
| ROAS | 広告費に対する売上 | 広告費、売上 |
| クリック率(CTR) | 表示に対するクリックの割合 | クリック |
| ページビュー(PV) | ページが表示された回数 | 閲覧回数、表示回数 |
判断するときは、「何を改善したいのか」を先に確認します。
購入・申込みの割合を上げたい
→ コンバージョン率
広告費に対する売上を見たい
→ ROAS
広告がどれだけクリックされたか見たい
→ クリック率
ページが何回見られたか見たい
→ ページビュー
ROASとの違い
ROAS(Return On Advertising Spend)は、広告費に対してどれだけ売上を得たかを見る指標です。
ROAS
= 広告経由の売上 ÷ 広告費 × 100
コンバージョン率は「人の割合」、ROASは「広告費に対する売上」という違いがあります。
クリック率との違い
クリック率(CTR)は、広告やリンクが表示された回数に対して、どれだけクリックされたかを見る指標です。
表示
↓
クリック
→ クリック率
アクセス
↓
購入・申込み
→ コンバージョン率
クリックされた時点では、まだ購入や申込みまで進んでいるとは限りません。
ページビューとの違い
ページビュー(PV)は、Webページが表示された回数です。
ページビューが増えても、購入者が同じならコンバージョン率が高くなるとは限りません。
どんな場面で使う?
コンバージョン率は、Webサイトやサービスが「成果につながっているか」を確認するときに使います。
画面デザインの改善
購入ボタンの位置を変更
↓
変更前後のコンバージョン率を比較
申込みフォームの改善
入力項目を減らす
↓
申込み完了率が上がったか確認
商品ページの改善
説明や画像を見直す
↓
購入率の変化を確認
このように、単純なアクセス増加ではなく、最終成果への到達率を見るのがポイントです。
よくある誤解・混同
アクセス数が多ければコンバージョン率も高い
違います。
たとえば、
1,000人訪問 → 10人購入
→ 1%
500人訪問 → 25人購入
→ 5%
なら、訪問者数は前者の方が多いですが、コンバージョン率は後者の方が高くなります。
クリックされたらコンバージョン
必ずしもそうではありません。
広告のクリックは途中の行動です。購入・申込みなど、あらかじめ設定した最終成果まで進んだときにコンバージョンとして扱います。
ROASと同じ
違います。
成果に至った人の割合
→ コンバージョン率
広告費に対する売上
→ ROAS
と切り分けます。
ページビューが増えれば必ず改善
違います。
閲覧回数が増えても、購入や申込みにつながっていなければ、最終成果の改善とは言えません。
まとめ(試験直前用)
- コンバージョン率は、訪問者のうち成果に至った割合
- 「購入・申込み・成約」が判断ワード
- ROASは広告費に対する売上
- クリック率は表示に対するクリックの割合
- ページビューはページの表示回数
- アクセス数とコンバージョン率は別の指標
最後に、試験中の切り分けを一文で確認します。
アクセスした人のうち、購入・申込みまで進んだ割合ならコンバージョン率。