sg sg-security-management risk_assessment isms
まず結論
- リスク対応とは、評価したリスクに対して「どう対処するか」を決めて実行することです
- SG試験では「回避・低減・移転・受容の違い」を判断できるかが問われます
直感的な説明
リスク対応は「危険にどう向き合うかの選択」です。
たとえば
「情報漏えいのリスク」があった場合
- システムをやめる → 回避
- セキュリティを強化 → 低減
- 保険に入る → 移転
- そのまま運用 → 受容
👉
同じリスクでも対応の仕方は複数あるのがポイントです。
定義・仕組み
リスク対応は、リスクアセスメントの後に行います。
主に4つの方法に分類されます。
① 回避(Avoid)
リスクの原因そのものをなくす
- 危険な業務をやめる
- システムを導入しない
👉
リスク自体をゼロにする方向
② 低減(Mitigate)
リスクの発生確率や影響を小さくする
- アクセス制御の強化
- バックアップの実施
- 教育・訓練
👉
一番よく使われる対応
③ 移転(Transfer)
リスクを他者に移す
- 保険に加入
- 業務委託(クラウド利用など)
👉
注意
責任は完全には消えない
④ 受容(Accept)
対策を取らず、そのまま受け入れる
- 影響が小さい
- コストに見合わない
👉
何もしないが「判断している」のが重要
どんな場面で使う?
使う場面
- リスクアセスメント後の対策決定
- ISMSのリスク対応計画
- セキュリティ投資の判断
- 委託先の活用判断
誤解しやすい場面
- すべて低減しようとする → ❌コスト過多
- 受容=何も考えていない → ❌判断の結果
- 移転=責任が消える → ❌誤り
よくある誤解・混同
回避と低減の違い
- ❌ 回避=対策すること
- ⭕ 回避=やらない
👉 判断基準
その業務をやめているか?
低減と移転の違い
- ❌ 外部委託=低減
- ⭕ 外部に任せる=移転
👉
ただし
管理責任は残る点に注意
受容の誤解
- ❌ 放置
- ⭕ 評価したうえで許容
SG試験のひっかけ(最重要)
- 「対策を講じてリスクを減らす」→ 低減
- 「業務を中止する」→ 回避
- 「保険でカバー」→ 移転
- 「そのまま運用」→ 受容
👉
“何をしたか”で分類するのがコツ
まとめ(試験直前用)
- リスク対応=対処方法の選択と実行
- 回避=やらない
- 低減=対策する
- 移転=他者に任せる(責任は残る)
- 受容=許容(判断している)
- 迷ったら「行動内容」で切る
🔗 関連記事
- 情報資産台帳とは?リスク管理の出発点を整理【情報セキュリティマネジメント】
- 監査ログとは?不正検知と追跡の基本【SG試験】
- SG試験 ケース問題の解き方テンプレ【情報セキュリティマネジメント】
- ケース問題の解き方!CIAとリスク対応で考える実践手順【SG試験】
- チャレンジレスポンス認証はなぜ使われない?現代の認証方式との違い【情報セキュリティマネジメント】