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まず結論

遠隔バックアップとは、データを物理的に離れた場所に保存して、災害や重大障害から守る対策です。
SG試験では「RAIDとの違い=故障対策か災害対策か」を切れるかが重要です。


直感的な説明

RAIDとの違いをイメージで押さえると一発です。

  • RAID → 同じ場所で守る(ディスクが壊れてもOK)
  • 遠隔バックアップ → 別の場所で守る(建物ごと壊れてもOK)

たとえば、

  • 同じサーバ内にデータがある → 火災で全部消える
  • 別の場所にもコピーがある → 復旧できる

👉 「場所を分けて守る」のが遠隔バックアップ


定義・仕組み

遠隔バックアップは、データを別拠点に保存する仕組みです。


主な方法

  • 別のデータセンターに保存
  • クラウドストレージに保存
  • オフィス外の施設に保管

目的

  • 災害対策(地震・火災・水害)
  • 大規模障害への備え
  • ランサムウェア対策(復旧手段)

RAIDとの違い(超重要)

| 項目 | RAID | 遠隔バックアップ | |—|—|—| | 守る対象 | ディスク故障 | 災害・重大障害 | | 場所 | 同一装置内 | 別拠点 | | 目的 | 継続運用 | 復旧 | | データの状態 | 常に同時 | 過去時点も保持 |

👉 この表がそのまま試験の判断基準になります


どんな場面で使う?

使うべき場面

  • 企業の重要データ管理
  • 災害リスクがある環境
  • 業務停止が許されないシステム

👉 「最悪の事態に備える」場面


誤解しやすい場面

  • RAIDで十分 → ❌ 災害には弱い
  • UPSで守れる → ❌ 停電対策のみ
  • 同じ建物内のバックアップ → ❌ 災害で同時に失われる

SG試験では
👉 「同一拠点内にバックアップ」と書かれていたら注意です。


よくある誤解・混同

❌ RAIDがあればバックアップ不要

→ ⭕ RAIDは故障対策、バックアップは復旧手段


❌ 同じ場所に保存していれば安心

→ ⭕ 災害で同時に失われるリスクあり


❌ 遠隔バックアップは常に最新

→ ⭕ 過去の状態を保持することが重要


❌ クラウド=すべて安全

→ ⭕ 保存場所や設定によってリスクあり


SG試験では
👉 「どのリスクに対応しているか」を問う問題が多いです。


確認問題(SG試験対策)

リモートバックアップ導入の主目的として最も適切なものはどれか。

A. 本番データを即時に削除し、保存容量を減らすこと。
B. 障害や災害時にも復旧できるよう、別拠点等にデータを保全すること。
C. バックアップを暗号化しないことで復旧を速くすること。
D. バックアップ先を本番と同一筐体に限定すること。

▶ クリックして答えと解説を見る(ここを開く)

正解:B

解説

  • A:バックアップの趣旨に反します。
  • B:サイト障害・災害対策として有効です。
  • C:機密性を損なうため不適切です。
  • D:同一筐体だと同時被害のリスクが高いです。

👉 判断ポイント
「復旧可能性を上げるために、場所を分けて保全する」が本質。

まとめ(試験直前用)

  • 遠隔バックアップ=別の場所に保存
  • 目的は災害・重大障害からの復旧
  • RAID=故障対策、バックアップ=復旧手段
  • 同一拠点のバックアップは不十分
  • 過去データを残すことが重要

👉 「場所」と「目的」で切ると迷わない


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