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まず結論

内部不正とは、組織内部の人が権限を悪用して行う不正行為であり、SG試験では「なぜ起きるか(動機・機会・正当化)」と「どう防ぐか」を判断させる問題が多いです。


直感的な説明

社内の人は「中にいる」ので、もともとシステムや情報にアクセスできます。

たとえば、

  • 経理担当が自分の都合でデータを書き換える
  • 退職予定の社員が顧客情報を持ち出す

外部攻撃よりも防ぎにくいのは、「信頼されている人がやる」からです。

👉 つまり
内部不正は「人の問題」と「仕組みの問題」が重なって起きると考えると理解しやすいです。


定義・仕組み

内部不正は、主に「不正のトライアングル」で説明されます。

■ 不正のトライアングル

  • 動機(Motivation)
    → お金に困っている、不満がある など

  • 機会(Opportunity)
    → 1人で処理できる、チェックが甘い

  • 正当化(Rationalization)
    → 「これくらい問題ない」と思い込む

👉 この3つが揃うと、不正が起きやすくなります。


■ 対策の基本(状況的犯罪予防)

対策は「人を信じる」ではなく、仕組みで防ぐことが重要です。

  • 機会を減らす
    → 権限分離、アクセス制御

  • 発覚しやすくする
    → ログ管理、監査

  • 抑止力を高める
    → 教育・規程整備(内部不正防止ガイドライン)

👉 SG試験では
「どの要素(動機・機会・正当化)に効く対策か」を判断できるかが重要です。


どんな場面で使う?

■ 使う場面

  • 内部不正の原因分析
  • 再発防止策の検討
  • 監査やリスク評価

👉 特にケース問題で
「なぜこの不正が起きたか」を問われる場面で使います。


■ 使うと誤解しやすい場面

  • 外部攻撃と混同する
    → 内部不正は「内部の人」が前提

  • 技術対策だけで防げると思う
    → 人の心理(動機・正当化)も重要


よくある誤解・混同

❌ 「アクセス権を制限すれば防げる」

→ ⭕ 機会は減らせるが、動機や正当化は残る


❌ 「ログを取れば防げる」

→ ⭕ 事後検知はできるが、予防にはならない


❌ 「内部不正=悪意のある攻撃者」

→ ⭕ 不満やミスから発生するケースも多い


■ SG試験でのひっかけ

  • 「対策の対象」がズレている選択肢
    • 機会の問題なのに教育を強化している
    • 動機の問題なのにアクセス制御だけしている

👉
どの要素に効く対策か?を基準に選択肢を切るのがポイントです。


まとめ(試験直前用)

  • 内部不正は「内部の人による不正」
  • 原因は「動機・機会・正当化」の3つ
  • 対策は「仕組みで防ぐ」が基本
  • SGでは「原因と対策の対応関係」を問われる
  • 選択肢は「どの要素に効くか」で判断する

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