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最終更新日:2026年6月30日

まず結論

アドウェアとは、利用者のPC画面やブラウザ上に広告を表示するソフトウェアです。

SG試験では、アドウェアを「自己増殖する」「遠隔操作される」「文書ファイルに感染する」といった説明ではなく、広告表示が中心かどうかで判断します。

このページで切り分けること(先にここだけ)

このページは、アドウェアと他のマルウェア系用語の違いを中心に整理します。

  • アドウェア:広告を表示する
  • ワーム:自己複製しながら広がる
  • ボット:外部から命令を受けて遠隔操作される
  • マクロウイルス:文書ファイルや表計算ファイルのマクロを悪用する

迷ったら、
「広告表示の話か、感染・遠隔操作・文書マクロの話か」 を見ます。

SG試験で選択肢を切る判断軸(アドウェア編)

  • 「PC画面に広告を表示する」
    → アドウェア

  • 「ネットワーク上を自己複製しながら移動する」
    → ワーム

  • 「他人のPCを外部から操作する」「情報を盗む命令を受ける」
    → ボット

  • 「WordやExcelなどのデータファイルに感染する」
    → マクロウイルス


直感的な説明

アドウェアは、無料アプリやブラウザ拡張機能などを使っているときに、広告を表示する仕組みと考えると分かりやすいです。

たとえば、無料で使えるソフトの画面に広告が出ることがあります。これは、広告収入によってソフトを無料提供する目的で使われる場合があります。

一方で、利用者が望まない広告を大量に表示したり、ブラウザの設定を勝手に変えたり、利用状況を過度に収集したりするものは問題になります。

つまり、アドウェアは 「広告表示」 が中心の用語です。試験では、破壊活動や遠隔操作よりも、広告を表示するかどうかを見ます。


定義・仕組み

アドウェア(Adware)は、advertising software の意味で、広告を表示するソフトウェアを指します。

仕組みとしては、次のような形で動作します。

  1. 利用者がソフトウェアをインストールする
  2. ソフトウェアの画面やブラウザ上に広告が表示される
  3. 広告表示やクリックに応じて、提供者が広告収入を得ることがある

アドウェアには、利用条件で広告表示が説明されているものもあります。しかし、利用者に分かりにくい形で導入されたり、過度なポップアップ広告を出したり、閲覧履歴などを不適切に収集したりする場合は、セキュリティ上・プライバシー上の問題になります。

SG試験では、細かい製品分類よりも、次のような見分け方を押さえます。

用語 判断ポイント
アドウェア 広告を表示するソフトウェア
ワーム 自己複製しながらネットワークなどで広がる
ボット 攻撃者の命令で感染端末が動く
マクロウイルス WordやExcelなどのマクロ機能を悪用する
スパイウェア 利用者情報や操作情報を密かに収集する

どんな場面で使う?

アドウェアは、広告付きの無料ソフト、ブラウザ拡張機能、スマートフォンアプリなどで見られることがあります。

利用者にとって問題になりやすいのは、次のような場面です。

  • 意図しない広告が何度も表示される
  • ブラウザのホームページや検索設定が勝手に変わる
  • ソフトを閉じても広告が表示される
  • 利用状況や閲覧履歴が過度に収集される
  • ほかのソフトに同梱され、気づかないうちに導入される

SG試験では、アドウェアを「必ず破壊するウイルス」と考えるより、広告表示を中心としたソフトウェアとして押さえると選択肢を切りやすくなります。


よくある誤解・混同

誤解1:アドウェアはワームである

ワームは、自己複製しながらネットワークなどを通じて広がるマルウェアです。

アドウェアの中心は、自己複製ではなく広告表示です。問題文に「自己複製」「ネットワーク上を移動」とあれば、アドウェアではなくワームを疑います。

誤解2:アドウェアはボットである

ボットは、感染したPCが外部からの命令で遠隔操作されるマルウェアです。

アドウェアは広告表示が中心です。問題文に「攻撃者の命令」「他人のPCを操作」「DDoS攻撃の踏み台」といった表現があれば、ボットを疑います。

誤解3:アドウェアはマクロウイルスである

マクロウイルスは、WordやExcelなどの文書ファイルに含まれるマクロ機能を悪用します。

問題文に「ワープロソフト」「表計算ソフト」「文書ファイル」「マクロ」とあれば、アドウェアではなくマクロウイルスを考えます。

誤解4:アドウェアとスパイウェアは常に同じである

アドウェアは広告表示が中心で、スパイウェアは情報収集が中心です。

ただし、悪質なアドウェアが利用者情報を収集する場合もあります。SG試験では、選択肢の中心が 広告表示 ならアドウェア、情報収集・監視 ならスパイウェアと切り分けます。


確認問題(SG試験対策)

無料のブラウザ拡張機能を導入したところ、検索結果ページや通知領域に広告が頻繁に表示されるようになった。このソフトウェアの分類として、最も適切なものはどれか。

  • ア. アドウェア
  • イ. ワーム
  • ウ. ボット
  • エ. マクロウイルス
▶ クリックして答えと解説を見る(ここを開く)

正解:ア

解説

  • ア:適切。広告表示が中心なので、アドウェアを選びます。
  • イ:不適切。ワームは、自己複製して広がる性質が中心です。
  • ウ:不適切。ボットは、攻撃者から命令を受けて動く感染端末を指します。
  • エ:不適切。マクロウイルスは、文書ファイルなどのマクロ機能の悪用が中心です。

👉 判断ポイント
「広告表示」ならアドウェア、「自己複製」ならワーム、「遠隔操作」ならボット、「文書マクロ」ならマクロウイルス。


まとめ(試験直前用)

  • アドウェアは、広告を表示するソフトウェアです。
  • 「自己複製しながら移動」はワーム、「遠隔操作される感染端末」はボットです。
  • 「文書ファイルや表計算ファイルに感染」はマクロウイルスです。
  • スパイウェアとは重なる場合がありますが、試験では広告表示か情報収集かを先に見ます。
  • 迷ったら、広告表示が中心かを確認します。

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