最終更新日:2026年8月26日
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> Recall(再現率)とは?見逃しを評価する指標【G検定対策】
まず結論
Recall(再現率)は、実際に陽性だったもののうち、どれだけを正しく陽性として拾えたかを見る指標です。
Recall = TP / (TP + FN)
G検定では、まず次で切ります。
見逃し(FN)を減らしたい → Recall
直感的な説明
Recallは、本当に見つけるべきものを、どれだけ取りこぼさず拾えたかを見る指標です。
例えば、本当に異常なデータが100件あり、そのうち90件を検出できたなら、Recallは90%です。
一方で、正常データまで大量に「異常」と判定していても、Recallだけではその誤検知の多さは分かりません。
拾い漏らしを減らす
→ Recall
無駄な陽性判定を減らす
→ Precision
定義・仕組み
混同行列では、Recallは 実際に陽性だった側 を見ます。
| 予測:陽性 | 予測:陰性 | |
|---|---|---|
| 実際:陽性 | TP | FN |
| 実際:陰性 | FP | TN |
- 分母:実際に陽性だったもの(TP + FN)
- 分子:その中で正しく陽性と予測できたもの(TP)
したがって、Recallは 実際の陽性を基準にした検出率 です。
TNは式に直接入りません。
いつ使う?(得意・不得意)
得意なこと
- 医療スクリーニングなど、見逃しを避けたい場面
- 重大故障や異常の検知
- 不正検知や侵入検知など、危険事象を漏らしたくない場面
苦手・注意点
Recallを高くするために多くのものを陽性判定すると、FPが増えて誤検知が多くなることがあります。
そのため、実際にはPrecision(適合率)やF1-scoreと合わせて確認します。
G検定ひっかけポイント
| 指標 | 分母 | 見ているもの |
|---|---|---|
| Precision | 予測陽性(TP + FP) | 陽性予測の信頼性 |
| Recall | 実際陽性(TP + FN) | 陽性を拾えた割合 |
| Accuracy | 全データ | 全体の正解率 |
| F1-score | PrecisionとRecall | 両者のバランス |
判断するときは、分母を見ると混同しにくくなります。
- 「見逃し」「取りこぼし」「FNを減らす」→ Recall
- 「誤検知」「FPを減らす」→ Precision
- Recallが高いことは、Precisionが高いことを意味しない
- RecallとTPR(True Positive Rate)は同じ指標
まとめ(試験直前用)
- Recall = TP / (TP + FN)
- 分母は 実際に陽性だったもの
- キーワードは 見逃し(FN)を減らす
- Precisionは「予測陽性」、Recallは「実際陽性」が基準
- 見逃しも誤検知も重要ならF1-scoreも確認する