最終更新日:2026年8月26日
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> 混同行列とは?TP・TN・FP・FNを見分ける【G検定】
まず結論
混同行列(Confusion Matrix)は、分類結果を「実際」と「予測」の組合せで4種類に分けて整理する表です。
G検定では、まず次の2つを即座に切れるようにします。
FP → 誤検知
FN → 見逃し
混同行列は、Accuracy・Precision・Recall・F1-scoreなど、多くの分類評価指標を理解する土台です。
直感的な説明
異常検知を例にして、
陽性 = 異常
陰性 = 正常
とします。
すると、分類結果は次の4通りです。
- 異常を異常と判定 → TP
- 正常を正常と判定 → TN
- 正常なのに異常と判定 → FP(誤検知)
- 異常なのに正常と判定 → FN(見逃し)
単に「当たった・外れた」ではなく、どの種類の間違いだったかを分けるのがポイントです。
定義・仕組み
代表的な表は次のとおりです。
| 予測:陽性 | 予測:陰性 | |
|---|---|---|
| 実際:陽性 | TP(真陽性) | FN(偽陰性) |
| 実際:陰性 | FP(偽陽性) | TN(真陰性) |
各要素の意味は次のとおりです。
| 記号 | 意味 | 試験での言い換え |
|---|---|---|
| TP | 実際も陽性、予測も陽性 | 正しく陽性を検出 |
| TN | 実際も陰性、予測も陰性 | 正しく陰性を判定 |
| FP | 実際は陰性、予測は陽性 | 誤検知 |
| FN | 実際は陽性、予測は陰性 | 見逃し |
ここから、例えば次の指標を作れます。
Accuracy → 全体の正解割合
Precision → 予測陽性の中で正解した割合
Recall → 実際の陽性を拾えた割合
F1-score → Precision と Recall のバランス
ただし、すべての評価指標が1つの混同行列だけから求まるわけではありません。例えばROC-AUCは、しきい値を動かしたときの複数の結果を使って評価します。
いつ使う?(得意・不得意)
得意なこと
- 誤検知と見逃しを分けて評価する
- Accuracyだけでは見えない誤りの内訳を確認する
- PrecisionやRecallを計算するときの土台にする
注意点
表の行と列は、資料によって「実際」と「予測」の配置が逆になることがあります。
そのため、位置だけを暗記せず、必ずラベルを確認します。
True / False → 予測が正しかったか
Positive / Negative → 予測したクラス
という意味で読むと混乱しにくくなります。
G検定ひっかけポイント
FPとFNを逆にしない
FP
→ 陰性なのに陽性と予測
→ 誤検知
FN
→ 陽性なのに陰性と予測
→ 見逃し
Falseは「実際が陰性」という意味ではない
Falseは、予測が外れたことを表します。
- FP:陽性と予測したが外れた
- FN:陰性と予測したが外れた
混同行列だけでモデルの良し悪しを1つに決めない
どの誤りを重く見るかで、重視すべき指標は変わります。
まとめ(試験直前用)
- 混同行列:分類結果をTP・TN・FP・FNに分ける表
- FP=誤検知
- FN=見逃し
- 行・列の位置ではなく「実際/予測」のラベルを見る
- 多くの分類評価指標を理解する土台になる