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> 破壊的忘却を防ぐ方法とは?EWCとリプレイ手法【G検定対策】
まず結論
- 破壊的忘却を防ぐ代表的手法は「EWC(Elastic Weight Consolidation)」と「リプレイ手法」である。
- G検定では「何を固定するのか/何を再学習するのか」の違いが問われる。
直感的な説明
破壊的忘却への対策は、大きく2つの考え方があります。
- EWC:
👉「大事な重みは、なるべく動かさない」 - リプレイ:
👉「昔の問題も、ときどき解き直す」
人間にたとえると、
- EWCは「重要ノートを上書き禁止にする」
- リプレイは「復習テストを入れる」
という違いです。
定義・仕組み
EWC(Elastic Weight Consolidation)
- 過去タスクで 重要だったパラメータ を推定
- そのパラメータが大きく変わらないように 制約(正則化) をかける
- Fisher情報量を使って「重要度」を評価
ポイント:
- 重みを固定する発想
- 追加データは不要
- 数学的・理論的アプローチ
リプレイ手法(Replay)
- 過去タスクのデータ(または生成データ)を保存
- 新しいタスク学習時に 過去データも一緒に学習
- 忘却を「復習」で防ぐ
ポイント:
- データを再利用する発想
- 実装が直感的
- メモリ容量が必要
いつ使う?(得意・不得意)
EWCが向いているケース
- 過去データを保存できない
- モデルの重み制御で対処したい
- 理論的に整理された方法が必要
リプレイが向いているケース
- 過去データを保持できる
- 忘却を確実に防ぎたい
- 実装の分かりやすさを重視
注意点
- EWC:タスク数が増えると制約が増えがち
- リプレイ:データ保存コストがかかる
G検定ひっかけポイント
G検定では次の点を狙ってきます。
よくある誤解
- ❌「EWCはデータを再学習する」
- ❌「リプレイは重みを固定する」
- ❌「破壊的忘却は防げない」
正しい判断基準
- 重みを守る → EWC
- 過去データを再学習 → リプレイ
- 連続学習の対策 → 両方あり
問題文に
「パラメータの重要度」「正則化」
があれば EWC。
「過去データを混ぜる」「再学習」
があれば リプレイ。
まとめ(試験直前用)
- 破壊的忘却は連続学習の問題
- EWC:重要な重みを動かさない
- リプレイ:過去データで復習
- EWCはデータ不要、リプレイはデータ必要
- 「重み」か「データ」かで切る
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