最終更新日:2026年8月16日
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> 畳み込み(Convolution)とは?画像フィルタ処理の基本【DS検定】
まず結論
畳み込み(Convolution)とは、小さな行列(カーネル)を画像上で動かし、周囲の画素から新しい値を計算する処理です。
DS検定では、次の関係を切り分けることが重要です。
| 用語 | 役割 |
|---|---|
| カーネル | 計算に使う小さな行列 |
| 畳み込み | カーネルを使って値を計算する処理 |
| CNN | 畳み込みを利用して特徴を学習するモデル |
直感的な説明
画像のある1画素だけを見るのではなく、その周囲も一緒に見て新しい値を決めるイメージです。
例えば、中央の画素を含む3×3の範囲を見ます。
□ □ □
□ ■ □
□ □ □
この9個の画素に対して、カーネルの値を掛けて足し合わせます。
使うカーネルによって、
- ぼかし
- ノイズ除去
- シャープ化
- エッジ検出
など、得られる効果が変わります。
定義・仕組み
畳み込みの基本的な流れは次の通りです。
① カーネルを用意する
例えば3×3の小さな行列を使います。
1 1 1
1 1 1
1 1 1
② 画像の一部分に重ねる
カーネルと画像の同じ位置の値を対応させます。
③ 対応する値を掛けて合計する
この積和が、新しい画素値のもとになります。
④ カーネルをずらして繰り返す
画像全体へ同じ計算を適用します。
カーネルによって処理が変わる
| カーネルの役割 | 主な効果 |
|---|---|
| 周囲を平均する | ぼかし・平滑化 |
| 変化を強調する | エッジ検出 |
| 中央を強調する | シャープ化 |
畳み込みは計算方法、カーネルはその計算ルールと整理すると分かりやすくなります。
どんな場面で使う?
画像フィルタ処理
- ノイズ除去
- ぼかし
- シャープ化
- エッジ検出
CNN
CNNでは、カーネルの値を学習によって調整し、画像から有用な特徴を抽出します。
つまり、固定ルールで画像を変換するだけでなく、特徴を見つけるためのカーネル自体を学習する点がCNNの特徴です。
よくある誤解・混同
❌ 畳み込み = ぼかし処理
ぼかしは畳み込みの利用例の1つです。カーネルを変えればエッジ検出やシャープ化にも使えます。
❌ カーネル = 畳み込み
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| カーネル | 小さな行列・計算ルール |
| 畳み込み | カーネルを画像に適用する計算 |
❌ 畳み込みはCNNだけで使う
畳み込みは、CNNより前から画像処理・信号処理で使われている計算方法です。
まとめ(試験直前用)
- 畳み込み = 周囲の値を使って新しい値を計算する処理
- カーネル = 畳み込みで使う小さな行列
- カーネルを画像上で移動させて計算する
- ぼかし・エッジ検出などに使われる
- CNNではカーネルを学習して特徴を抽出する
DS検定では、カーネル = ルール / 畳み込み = 計算 / CNN = モデルと切り分けましょう。
対応スキル項目(ver.6 データサイエンス)
- 分類:非構造化データ処理
- スキルカテゴリ:非構造化データ処理
- サブカテゴリ:画像認識
- 必須スキル:—
- ★ 画像に対して、目的に応じた適切な色変換や簡単なフィルタ処理などを行うことができる
- ver.6 ★1スキルチェックで確認する
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