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> 二項分布とベルヌーイ試行とは?(成功回数の確率の考え方)【DS検定】
まず結論
- ベルヌーイ試行=成功/失敗の2択の試行
- 二項分布=その試行をn回繰り返したときの成功回数の確率
DS検定では
👉「n回中x回成功」という形が出たら二項分布
と判断できるかが問われます。
直感的な説明
コイン投げで考えるとわかりやすいです。
- 表が出る(成功) or 裏が出る(失敗)
- これが1回の試行 → ベルヌーイ試行
これを何回も繰り返して、
- 10回中3回表が出る確率は?
👉 これが二項分布です。
つまり、
- ベルヌーイ試行:1回の話
- 二項分布:それを何回やったかの話
という関係です。
定義・仕組み
■ ベルヌーイ試行とは
次の条件を満たす試行です:
- 結果が2つ(成功 or 失敗)
- 成功する確率が一定(p)
例:
- コイン(表/裏)
- 合格/不合格
- 購入する/しない
■ 二項分布とは
ベルヌーイ試行を n回繰り返したとき に、
- 成功回数がx回になる確率
を表すものです。
■ 二項分布の公式
P(X=x) = nCx × p^x × (1-p)^(n-x)
■ 式の意味(ここが重要)
- nCx:成功する位置のパターン数
- p^x:成功する確率
- (1-p)^(n-x):失敗する確率
👉 つまり
「何通りあるか × その確率」
どんな場面で使う?
DS検定では以下のような文脈で出ます。
- コイン・サイコロの問題
- 不良品が出る回数
- メールが開封される回数
- A/Bテストの成功数
👉 共通点は
- 回数(n)が決まっている
- 成功確率(p)が一定
- 成功回数(x)を知りたい
よくある誤解・混同
❌ 順列(nPx)を使う
→ 並び順は関係ない
👉 正しくは「組合せ(nCx)」
❌ ポアソン分布と混同
- 二項分布:回数が決まっている
- ポアソン分布:回数が決まっていない(平均で考える)
👉 DS検定ではここをよく混同させてくる
❌ ベルヌーイ試行と二項分布を同じと考える
- ベルヌーイ試行:1回
- 二項分布:n回の結果
👉 「1回か複数回か」で切り分ける
❌ 確率が毎回変わる場合でも使えると思う
→ 二項分布は 確率が一定であることが前提
まとめ(試験直前用)
- ベルヌーイ試行=成功/失敗の1回の試行
- 二項分布=それをn回繰り返した成功回数
- 「n回中x回成功」→ 二項分布
- 公式は「組合せ × 成功 × 失敗」
- ポアソン分布との違いに注意
対応スキル項目(データサイエンス力シート)
- 数理・統計基礎
- 確率
- ★ 基本的な確率分布(ベルヌーイ分布・二項分布など)を理解している
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