Skip to the content.

まず結論

  • JPCERT/CCは、日本のインシデント対応を「調整・支援」するコーディネーション型CSIRTである。
  • 自ら現場対応はせず、組織間の連携・情報共有を担う。
  • SG試験では「外部支援・調整かどうか」で切る。

直感的な説明

会社でトラブルが起きたとき、
自社だけでは対応しきれないケースがありますよね。

そんなときに登場するのがJPCERT/CCです。

  • 他の企業にも同じ攻撃が起きている
  • 海外の攻撃元と連携が必要
  • 情報共有しないと被害が広がる

👉 こういった場面で
組織と組織をつなぐ“調整役”として動きます。

👉 イメージ

  • CSIRT:現場対応
  • JPCERT/CC:外部との連絡・調整役

定義・仕組み

JPCERT/CC(JPCERT Coordination Center)は、

  • インシデントの
    • 報告受付
    • 対応支援
    • 情報共有
    • 関係機関との調整
      を行う組織です。

ポイント① コーディネーション型CSIRT

  • CSIRTの一種だが
  • 「対応」ではなく「調整」が主役

👉 ここが最重要


ポイント② 中立・独立の組織

  • 政府機関ではない
  • 特定企業にも属さない
  • 公平な立場で対応

ポイント③ 情報共有のハブ

  • 攻撃情報を収集
  • 他組織へ展開
  • 被害拡大を防ぐ

重要整理(試験で効く)

  • CSIRT:自組織を守る
  • JPCERT/CC:組織同士をつなぐ

どんな場面で使う?

使う場面(正しい理解)

  • 複数組織にまたがる攻撃
  • 海外を含むインシデント対応
  • 情報共有・注意喚起

使うと誤解しやすい場面

  • ❌ 社内のインシデント対応
  • ❌ 監視業務
  • ❌ 政策決定

よくある誤解・混同

① CSIRTとの違い

  • CSIRT:自社の対応を行う
  • JPCERT/CC:外部調整・支援

👉 判断基準
「自分で対応するか?」


② NISCとの違い

  • NISC:政策・統括
  • JPCERT/CC:現場寄りの調整

👉 判断基準
「政策か、現場支援か」


③ IPAとの違い

  • IPA:啓発・支援・情報提供
  • JPCERT/CC:インシデント対応の調整

👉 判断基準
「平時の支援か、有事の対応か」


④ CRYPTRECとの違い

  • CRYPTREC:暗号評価
  • JPCERT/CC:インシデント対応支援

⑤ JISCとの違い

  • JISC:標準化
  • JPCERT/CC:セキュリティ対応支援

まとめ(試験直前用)

  • JPCERT/CC=コーディネーション型CSIRT
  • 自分で対応しない
  • 役割
    • 報告受付
    • 調整
    • 情報共有

切り分けルール

  • 「社内対応」→CSIRT
  • 「監視」→SOC
  • 「外部調整」→JPCERT/CC
  • 「政策」→NISC
  • 「支援・啓発」→IPA

👉 「対応主体か、調整役か」で切る

🔗 関連記事


🏠 情報セキュリティマネジメントトップに戻る