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まず結論

  • IPスプーフィングとは、送信元のIPアドレスを偽装して通信する攻撃であり、SG試験では「なりすましの種類」と「防御できる仕組み」を判断させる問題として出題される。

直感的な説明

IPアドレスは「通信の送り主の住所」です。

IPスプーフィングは、 👉「差出人の住所を偽る」攻撃です。

例えば、

  • 本当は攻撃者なのに
    👉 正規サーバや信頼できる機器になりすます

👉 受け取る側は「信頼できる相手」と勘違いします。


定義・仕組み

IPスプーフィングは、IPパケットの送信元アドレスを書き換えることで成立します。


攻撃の流れ

  1. 攻撃者が送信元IPを偽装
  2. サーバに通信を送る
  3. サーバは正規の相手と誤認
  4. 不正な通信が成立する

主な利用目的

  • アクセス制御の回避(IP制限の突破)
  • DDoS攻撃の隠蔽(発信元の特定を困難にする)
  • 他の攻撃(中間者攻撃など)の補助

どんな場面で使う?

攻撃される場面

  • IPアドレスだけで認証しているシステム
  • ネットワーク内部を信頼しすぎている環境

防ぐ場面(対策)

  • パケットフィルタリング(不正なIPの遮断)
  • 認証の強化(IPだけに依存しない)
  • 侵入検知システム(IDS/IPS)

SG試験での考え方

👉 「IPアドレス=本人確認ではない」

  • IPは簡単に偽装できる
    👉 認証としては不十分

よくある誤解・混同

❌ 誤解①:通信内容を盗む攻撃

👉 ⭕ 違う

  • IPスプーフィングは「なりすまし」

(盗聴は中間者攻撃)


❌ 誤解②:DNSの問題

👉 ⭕ 違う

  • DNS:名前→IP変換
  • IPスプーフィング:送信元の偽装

❌ 誤解③:これだけで侵入できる

👉 ⭕ 単独では難しい

  • 他の攻撃と組み合わせて使われることが多い

SG試験のひっかけポイント

  • 「IP制限をしていれば安全」とする選択肢
    → ❌ 不十分

👉 正しくは

  • IPだけに依存しない認証が必要

確認問題(SG試験対策)

次のうち、IPスプーフィングの説明として最も適切なものはどれか。

A. 送信元IPアドレスを偽装し、別の端末からの通信のように見せる攻撃である。 B. IPアドレスを端末へ自動的に割り当てる仕組みである。 C. IPアドレスとドメイン名の対応を正規に管理する仕組みである。 D. IPアドレスをMACアドレスへ対応付ける通常のプロトコルである。

▶ クリックして答えと解説を見る(ここを開く)

正解:A

解説

  • A:送信元を偽る点がIPスプーフィングの本質です。
  • B:DHCPの説明です。
  • C:DNSの説明です。
  • D:ARPの説明です。

👉 判断ポイント IPスプーフィングは「送信元IPを偽る」、DHCP/DNS/ARPは通常のネットワーク機能。


まとめ(試験直前用)

  • IPスプーフィング=「送信元IPの偽装」
  • 目的は
    👉 なりすまし・追跡回避
  • IPは認証として弱い
  • 試験では
    👉 「なりすましか盗聴か」で切り分ける

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