最終更新日:2026年6月9日
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まず結論
HTTPステータスコードとは、WebサーバがHTTPリクエストに対して返す処理結果を表す3桁のコードです。
SG試験では、細かいコードを大量に暗記するより、次のように意味を切り分けることが重要です。
- 404 Not Found:指定したURLのリソースが見つからない
- 401 Unauthorized:認証情報がない、又は認証に失敗している
- 403 Forbidden:サーバは理解したが、アクセスを禁止している
- 408 Request Timeout:リクエストが時間内に完了しなかった
SG試験で 404 Not Found が問われたら、まず「要求したリソースがWebサーバ側で見つからない」と考えます。
直感的な説明
HTTPステータスコードは、Webサーバからブラウザへの「処理結果の返事」です。
たとえば、ブラウザでURLを入力したとき、サーバは次のような返事を返します。
- 正常にページを返せる → 200 OK
- ページの場所が変わった → 301 Moved Permanently
- 指定されたページがない → 404 Not Found
- サーバ側でエラーが起きた → 500 Internal Server Error
つまり、404は「通信経路が見つからない」や「DNSで名前解決できない」という意味ではなく、HTTPリクエストがWebサーバに届いた後、指定されたリソースが見つからなかったという意味で判断します。
定義・仕組み
HTTPステータスコードは、HTTPレスポンスに含まれる3桁のコードです。HTTPの仕様は IETF の RFC 9110 - HTTP Semantics で整理されています。
SG試験でよく見るコードは次のとおりです。
| コード | 意味 | 試験での見分け方 |
|---|---|---|
| 200 OK | 正常処理 | 正常にページやデータを返せた |
| 301 Moved Permanently | 恒久的な移動 | URLが恒久的に移動した |
| 401 Unauthorized | 認証が必要・認証失敗 | ログイン、認証情報、利用者IDなどが焦点 |
| 403 Forbidden | アクセス禁止 | 認証済みでも権限がない、アクセスが禁止されている |
| 404 Not Found | 見つからない | 指定したURLのページ・リソースがない |
| 408 Request Timeout | 要求タイムアウト | リクエストが時間内に完了しない |
| 500 Internal Server Error | サーバ内部エラー | サーバ側のプログラムや設定の問題 |
| 503 Service Unavailable | 一時的に利用不可 | メンテナンス、過負荷、一時停止 |
404 Not Foundの判断軸
404 Not Found は、主に次のような場合に返されます。
- URLの入力が間違っている
- ページやファイルが削除されている
- ページの場所が変更され、古いURLにアクセスしている
- Webサーバ上に、要求されたリソースが存在しない
SG試験では、選択肢に「URLで指定したページが見つからない」とあれば 404 を選びます。
どんな場面で使う?
HTTPステータスコードは、Webアクセスの結果確認や障害切り分けで使います。
利用者からの問い合わせ対応
「Webページが表示されない」と言われたとき、ステータスコードを見ると原因の方向性を絞れます。
- 404 → URLやページ配置を確認する
- 401 → 認証情報やログイン状態を確認する
- 403 → アクセス権限や公開設定を確認する
- 500 → サーバ側のプログラムや設定を確認する
ログ確認
Webサーバのアクセスログには、ステータスコードが記録されます。
大量の404があれば、存在しないURLへのアクセス、リンク切れ、探索的なアクセスなどを疑えます。
よくある誤解・混同
誤解1:404はDNSでホスト名が見つからないエラーである
誤りです。
DNSでホスト名が解決できない場合、通常はHTTPリクエストをWebサーバへ送る前に失敗します。404は、HTTPレスポンスとしてWebサーバから返るコードです。
誤解2:404は通信経路が見つからずタイムアウトした状態である
誤りです。
タイムアウトは 408 Request Timeout などの文脈で考えます。404は「要求されたリソースが見つからない」という意味です。
誤解3:404はログインIDが見つからない状態である
誤りです。
認証が必要、又は認証情報が不適切な場合は 401 Unauthorized を疑います。404は、ログインIDではなくURLで指定したリソースの有無に注目します。
確認問題(SG試験対策)
社内ポータルの古いリンクをクリックしたところ、HTTPレスポンスとして404 Not Foundが返った。この状況の原因として最も考えやすいものはどれか。
- ア. リンク先のページが移動又は削除され、指定されたリソースが存在しない。
- イ. DNSで社内ポータルのホスト名を解決できず、Webサーバに接続できない。
- ウ. ネットワーク経路が途切れ、HTTPリクエストがサーバに届かない。
- エ. 利用者の認証情報が不足しており、ログインが必要である。
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正解:ア
解説
404 Not Found は、リクエストで指定されたURLのページやファイルなどのリソースがWebサーバ内で見つからないときに返されるステータスコードです。
- ア:正しい説明です。移動・削除・URL誤りなどにより、指定したリソースが見つからない状態です。
- イ:DNSでホスト名が見つからない場合は、HTTPレスポンスの404が返る前の名前解決段階で失敗します。
- ウ:経路断や到達不能は、404ではなく接続失敗やタイムアウトの文脈で考えます。
- エ:認証情報の不足は、401 Unauthorized などの認証エラーとして考えます。
👉 判断ポイント
404=URLで指定したリソースが見つからない、と覚える。
まとめ(試験直前用)
- HTTPステータスコードは、Webサーバが返す処理結果を表す3桁のコード。
- 404 Not Found は、URLで指定したページやリソースが見つからない状態。
- DNSでホスト名が見つからない場合は、HTTPリクエスト送信前の名前解決の問題。
- 401は認証、403はアクセス禁止、408はタイムアウト、500はサーバ内部エラーで切り分ける。