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まず結論

本人拒否率は「本人なのに拒否される割合」、他人受入率は「他人なのに通過してしまう割合」です。
SG試験では「利便性(本人拒否率)」と「安全性(他人受入率)」のトレードオフを理解しているかが問われます。


直感的な説明

「厳しすぎるか、ゆるすぎるか」のバランスの話です。

厳しすぎる場合

  • 本人でも通れない
    → 本人拒否率が高い(不便)

ゆるすぎる場合

  • 他人でも通れる
    → 他人受入率が高い(危険)

👉 どちらかを下げると、もう一方が上がりやすい


定義・仕組み

本人拒否率(FRR:False Rejection Rate)

本人であるにもかかわらず、認証に失敗してしまう割合

  • 高い → 利便性が悪い
  • 低い → 使いやすい

他人受入率(FAR:False Acceptance Rate)

他人であるにもかかわらず、認証に成功してしまう割合

  • 高い → セキュリティが弱い
  • 低い → 安全性が高い

重要な関係(トレードオフ)

  • 本人拒否率を下げる(通りやすくする)
    → 他人受入率が上がる

  • 他人受入率を下げる(厳しくする)
    → 本人拒否率が上がる

👉 両方を同時に最小にすることは難しい


どんな場面で使う?

主な利用場面

  • 指紋認証・顔認証などの生体認証
  • 入退室管理システム
  • スマートフォンのロック解除

運用での考え方(ここがSG試験で重要)

  • 金融システムなど高リスク
    → 他人受入率を低く(安全性優先)

  • 日常利用(スマホなど)
    → 本人拒否率を低く(利便性優先)

👉 用途によって設定を変える


よくある誤解・混同

❌ 誤解1:どちらも低いほど良い

理想だが現実は難しい

👉 必ずバランス調整が必要


❌ 誤解2:本人拒否率が低い=安全

違う

  • 本人が通りやすいだけ
    → 他人も通りやすくなる可能性あり

❌ 誤解3:他人受入率が低い=使いやすい

違う

  • 厳しくなる
    → 本人も弾かれやすい

SG試験のひっかけパターン

  • 「両方を同時に下げられる」→ ❌
  • 「安全性は他人受入率で判断」→ ⭕
  • 「利便性は本人拒否率で判断」→ ⭕
  • 「用途に応じて調整する」→ ⭕

まとめ(試験直前用)

  • 本人拒否率=本人なのにNG(利便性)
  • 他人受入率=他人なのにOK(安全性)
  • 両者はトレードオフ関係
  • 高セキュリティ→他人受入率を下げる
  • 「安全か利便性か」で選択肢を切る

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