最終更新日:2026年7月15日
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まず結論
MTBFとは、故障してから次に故障するまでの平均時間です。
MTBF = 総稼働時間 ÷ 故障回数
複数台の機器をまとめて評価する場合は、1台分ではなく、全機器の稼働時間を合計します。
直感的な説明
MTBFは、「平均してどれくらい故障せずに動くか」を表す指標です。
たくさん長く動いた
÷
故障した回数
という考え方です。
英語では Mean Time Between Failures といい、Between Failures が「故障と故障の間」を表します。
定義・仕組み
例えば、200台の機器を1日5時間、10日間使い、その間に2回故障したとします。
総稼働時間 = 200台 × 5時間 × 10日
= 10,000時間
MTBF = 10,000時間 ÷ 2回
= 5,000時間
ここで大切なのは、台数も含めて総稼働時間を求めることです。
MTTR・稼働率との関係
| 用語 | 意味 | 良い方向 |
|---|---|---|
| MTBF | 平均故障間隔 | 長いほど良い |
| MTTR | 平均修理時間 | 短いほど良い |
| 稼働率 | 全時間のうち稼働できる割合 | 高いほど良い |
稼働率は、次の式で表されます。
稼働率 = MTBF ÷ (MTBF + MTTR)
科目Aでどう出る?
計算問題では、次の順番で確認します。
1. 台数を確認する
2. 1台あたりの稼働時間を求める
3. 全台数分の総稼働時間にする
4. 故障回数で割る
単位が「時間」になるかも確認すると、計算ミスを減らせます。
また、稼働率を高める条件も問われます。
MTBFを長くする
→ 故障しにくくなる
→ 稼働率が上がる
MTTRを短くする
→ 修理が早くなる
→ 稼働率が上がる
科目Aでは、故障しにくさと修理の早さを別々に見ることが重要です。
どんな場面で使う?
MTBFは、機器やシステムの信頼性を評価するときに使います。
例えば、次のような比較です。
- 同じ種類の装置で、どちらが故障しにくいか
- 改善前後で故障間隔がどれだけ伸びたか
- MTTRと組み合わせて、稼働率がどの程度になるか
ただし、MTBFが長くても、故障後の修理に長時間かかれば、稼働率が十分に高くならないことがあります。
故障しにくさ
→ MTBF
修理の早さ
→ MTTR
両方を合わせた利用可能性
→ 稼働率
よくある誤解・混同
1台分だけで計算する
複数台をまとめて評価する問題では誤りです。
総稼働時間 = 台数 × 1台あたりの稼働時間
とします。
MTBFとMTTRを混同する
| 用語 | 意味 | 良い方向 |
|---|---|---|
| MTBF | 平均故障間隔 | 長いほど良い |
| MTTR | 平均修理時間 | 短いほど良い |
MTBFが長ければ、稼働率は必ず十分高い
MTTRも影響するため、MTBFだけでは稼働率を決められません。
故障回数ではなく修理回数で割る
MTBFは故障と故障の間隔なので、問題文で示された故障回数を使います。
まとめ(試験直前用)
- MTBFは平均故障間隔
総稼働時間 ÷ 故障回数で求める- 複数台なら台数も掛ける
- MTBFは長いほど故障しにくい
- MTTRは平均修理時間で、短いほど良い
- 稼働率は
MTBF ÷ (MTBF + MTTR)