最終更新日:2026年8月2日
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まず結論
モーフィングとは、ある画像や形状から、別の画像や形状へ滑らかに変化させるCG技法です。
基本情報技術者試験では、次の対応で切り分けます。
画像Aから画像Bへ滑らかに変形
→ モーフィング
人や物体の実際の動きを記録
→ モーションキャプチャ
複数の絵を切り替えて動きを表現
→ セルアニメーション
覚える一文はこれです。
形の途中を補うのがモーフィング、動きを記録するのがモーションキャプチャ。
直感的な説明
モーフィングは、2枚の画像の間にある「途中の姿」をコンピュータで作る技術です。
たとえば、人の顔が少しずつ動物の顔へ変化する映像を考えます。
人の顔
↓
少しだけ変化
↓
さらに変化
↓
動物の顔
最初の画像と最後の画像だけを急に切り替えると、不自然に見えます。
そこで、形・位置・色などを少しずつ変化させた中間画像を作り、連続して表示します。これにより、自然に変形しているように見えます。
定義・仕組み
モーフィングは、複数の画像や形状の対応関係を決め、その間を補間して滑らかな変化を作る技法です。
主な流れは次のとおりです。
- 変化前の画像を用意する
- 変化後の画像を用意する
- 目・鼻・輪郭など、対応する位置を決める
- 形や色の中間状態を計算する
- 中間画像を連続して表示する
画像A
→ 中間画像1
→ 中間画像2
→ 中間画像3
→ 画像B
ポイントは、実際の動きを撮影しているのではなく、画像同士の間を計算で補っていることです。
このテーマは、基本情報技術者試験のマルチメディアやコンピュータグラフィックスに関係する内容です。公式の出題範囲やシラバスは、IPA:基本情報技術者試験 から確認できます。
科目Aでどう出る?
科目Aでは、CGやアニメーション技法の説明から、正しい用語を選ぶ問題として出題されます。
まず、問題文の動詞に注目します。
| 問題文の手掛かり | 技法 |
|---|---|
| 滑らかに変形する | モーフィング |
| 中間画像を生成する | モーフィング |
| 人や物体の動きを計測する | モーションキャプチャ |
| 複数の絵を順番に表示する | セルアニメーション |
| 遠近感を出すために層を重ねる | マルチプレーン技法 |
選択肢を読むときは、次の順番で判断します。
形が別の形へ変わるか
→ モーフィング
実際の動きをデータとして取得するか
→ モーションキャプチャ
描いた画像を順番に表示するか
→ セルアニメーション
「滑らかに変化」「中間を補う」という表現があれば、モーフィングを第一候補にします。
どんな場面で使う?
モーフィングは、形や画像を自然に変化させたい場面で使われます。
代表的な利用例は次のとおりです。
- 映画や映像作品の特殊効果
- 顔や物体が別のものへ変化する表現
- 広告映像
- 年齢変化のシミュレーション
- 画像間の自然な切り替え
一方、俳優の動きをCGキャラクターへ反映したい場合は、モーフィングではなくモーションキャプチャが使われます。
形を変える
→ モーフィング
動きを取り込む
→ モーションキャプチャ
よくある誤解・混同
モーフィングは実際の動きを記録する技術
誤りです。
実際の人や物体の動きをセンサなどで記録するのは、モーションキャプチャです。
モーフィングは、変化前と変化後の画像や形状の間を補います。
モーフィングは画像を単純に切り替えるだけ
誤りです。
単純な切り替えではなく、中間状態を作りながら滑らかに変化させます。
セルアニメーションと同じ
違います。
セルアニメーションは、少しずつ異なる絵を順番に表示して動きを表します。
モーフィングは、二つの画像や形状の間を計算で補間します。
| 比較 | モーフィング | セルアニメーション |
|---|---|---|
| 主な目的 | 形を滑らかに変化させる | 絵を連続表示して動かす |
| 中間状態 | コンピュータで補間する | あらかじめ描く |
| 手掛かり | 変形・中間画像 | 複数の絵・コマ |
マルチプレーン技法と同じ
違います。
マルチプレーン技法は、背景や物体を複数の層に分け、視点からの距離に応じて動かすことで奥行きを表現する技法です。
形の変化
→ モーフィング
動きの記録
→ モーションキャプチャ
絵の連続表示
→ セルアニメーション
層を重ねて奥行きを表現
→ マルチプレーン技法
まとめ(試験直前用)
- モーフィングは、画像Aから画像Bへ滑らかに変形させる技法
- 中間画像を計算で作る
- 実際の動きを記録するのはモーションキャプチャ
- 複数の絵を順番に表示するのはセルアニメーション
- 「変形」「中間を補う」がモーフィングの判断キーワード
形の途中を補うのがモーフィング、動きを記録するのがモーションキャプチャ。