最終更新日:2026年7月25日
fe fe-technology network
まず結論
JSONとは、キーと値の組でデータを表す軽量なデータ交換形式です。
JSONは、JavaScript Object Notation の略です。
基本情報技術者試験では、次のように判断すると選択肢を切りやすくなります。
| 用語 | 何を表す? | 判断の合図 |
|---|---|---|
| JSON | 軽量なデータ交換形式 | {}、キーと値、Web API、軽量 |
| XML | タグで構造を表すデータ形式 | <tag>、開始タグ、終了タグ、厳格 |
| CSV | カンマ区切りの表形式データ | ,、行と列、表データ |
| HTML | Webページの構造を書く言語 | タグ、見出し、リンク、ブラウザ表示 |
| Web API | Web経由で機能やデータを使う窓口 | API、データ取得、サービス連携 |
問題文に 「軽量」+「キーと値」+「Web APIのデータ交換」 が出たら、JSONを疑います。
直感的な説明
JSONは、プログラム同士がデータを渡すためのメモのようなものです。
例えば、ユーザー情報を表すとき、JSONでは次のように書けます。
{
"id": 1,
"name": "Taro",
"active": true
}
この形では、左側が キー、右側が 値 です。
id → 1
name → Taro
active → true
人が見る画面を作るというより、アプリやシステムが読み取りやすいデータを渡す形式 と考えると分かりやすいです。
定義・仕組み
JSONは、データをキーと値の組で表すテキスト形式のデータ交換形式です。
Web APIのレスポンスや、設定ファイル、システム間連携などでよく使われます。
JSONでは、次のような値を扱えます。
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 文字列 | "apple" |
| 数値 | 100 |
| 真偽値 | true, false |
| 配列 | ["red", "blue"] |
| オブジェクト | { "id": 1 } |
| null | null |
配列を使うと、複数のデータをまとめて表せます。
{
"items": [
{ "id": 1, "name": "pen" },
{ "id": 2, "name": "note" }
]
}
JSONのポイントは、データを構造化して、比較的軽量にやり取りできることです。
このテーマは、基本情報技術者試験の「ネットワーク」や「システム連携」と関係する内容です。公式の出題範囲やシラバスは、IPA:基本情報技術者試験 から確認できます。
Web APIとの関係
JSONは、Web APIでよく使われるデータ形式です。
ただし、Web APIとJSONは同じ意味ではありません。
| 用語 | 位置づけ | ざっくり |
|---|---|---|
| Web API | Web経由で機能やデータを使う窓口 | 仕組み・入口 |
| REST API | URLとHTTPメソッドで資源を操作する設計スタイル | APIの作り方 |
| JSON | APIで返すデータの形式 | データの表し方 |
例えば、在庫情報を取得するWeb APIがあるとします。
GET /items/100/stock
このAPIの返り値が、次のようなJSONになることがあります。
{
"itemId": 100,
"stock": 25
}
この場合、REST APIは 呼び出し方の考え方、JSONは 返ってくるデータの形式 です。
科目Aでどう出る?
科目Aでは、JSONの特徴や、XML・CSV・HTMLとの違いを問う形で出やすいです。
判断するときは、次の表で切ります。
| 問題文の表現 | 選びたい用語 |
|---|---|
| キーと値の組で表す軽量なデータ交換形式 | JSON |
| Web APIでよく使われるデータ形式 | JSON |
| タグを使って階層構造を表す | XML |
| カンマで区切った表形式データ | CSV |
| Webページの構造を記述する | HTML |
| Web経由で機能やデータを提供する | Web API |
JSONそのものを見分けるときは、波かっこ {} と、キーと値の対応を見ます。
{
"name": "Taro",
"score": 80
}
このような形なら、JSONの可能性が高いです。
どんな場面で使う?
問題文では、JSONはシステム間連携やAPIのデータ読み取りで役立ちます。
例えば、次のJSONが返ってきたとします。
{
"user": {
"id": 1,
"name": "Taro"
},
"roles": ["admin", "editor"]
}
この場合、次のように読みます。
user の中に id と name がある
roles は配列で、admin と editor が入っている
問題文では、JSONの文法を細かく書けることより、階層構造と配列を読めること が大切です。
{} → オブジェクト
[] → 配列
"key": value → キーと値
この3つを押さえると、API連携の文章を読みやすくなります。
よくある誤解・混同
JSONでは、次の混同がよく起こります。
| 混同 | 正しい切り分け |
|---|---|
| JSONはプログラム言語そのもの | JSONはデータ交換形式。プログラム言語ではない |
| JSONとWeb APIは同じ | Web APIは窓口。JSONはデータ形式 |
| JSONとREST APIは同じ | REST APIは設計スタイル。JSONは返すデータ形式 |
| JSONとHTMLは同じ | HTMLはWebページの構造。JSONはデータ交換形式 |
| JSONとXMLは同じ | JSONはキーと値。XMLはタグで構造を表す |
| JSONは必ず人が見る画面を表す | 主にプログラムが扱うデータを表す |
特に、JSON・XML・CSVは次のように分けます。
| 形式 | 見た目 | 得意なこと |
|---|---|---|
| JSON | { "name": "Taro" } |
Web API、階層構造、軽量なデータ交換 |
| XML | <name>Taro</name> |
タグによる構造化、厳格なデータ交換 |
| CSV | name,score |
表形式データ、表計算ソフトとの相性 |
試験では、キーと値ならJSON、タグならXML、カンマ区切りならCSV と切り分けると安全です。
まとめ(試験直前用)
- JSONは、キーと値の組でデータを表す軽量なデータ交換形式
- Web APIのレスポンスでよく使われる
{}はオブジェクト、[]は配列を表す- REST APIは設計スタイル、JSONはデータ形式
- Web APIは窓口、JSONはそこでやり取りするデータの形
- XMLはタグ、CSVはカンマ区切り、HTMLはWebページの構造
- 判断の合図は「軽量」「キーと値」「Web API」「JSON形式」