最終更新日:2026年9月1日
fe fe-technology programming java web
まず結論
Java Servlet(サーブレット)は、クライアントからの要求を受けて、Webサーバ側で実行されるJavaプログラムです。
基本情報技術者試験では、まず次の一言で判断します。
Servlet → Server側で実行
ブラウザから要求を受け取り、サーバ側で処理した結果をHTMLなどとして返します。
直感的な説明
Webページで「検索」ボタンを押した場面を考えます。
ブラウザ
↓ リクエスト
Webサーバ
↓
Servletが処理
↓
データベース検索など
↓
結果を生成
↓ レスポンス
ブラウザに表示
重要なのは、Servletそのものは利用者のPC上ではなく、サーバ側で動くことです。
たとえば、利用者が検索条件を入力して送信すると、Servletがその要求を受け取り、必要な処理を行って結果を返します。
定義・仕組み
Java Servletは、JavaでWebアプリケーションのサーバ側処理を実装するための仕組みです。
代表的な役割は次のとおりです。
- ブラウザからのHTTPリクエストを受け取る
- 入力されたデータを取得する
- 必要な業務処理を呼び出す
- データベースなどと連携する
- HTMLなどのレスポンスを返す
処理の流れを整理すると、次のようになります。
クライアントから要求
↓
Servletが受け取る
↓
サーバ側で処理
↓
結果をクライアントへ返す
Servletは通常、Webサーバやアプリケーションサーバ上のServletコンテナによって実行されます。
Servletはどこで動く?
ここが試験で最重要です。
Java Servlet
→ サーバ側
Javaアプレット
→ クライアント側
名前やJavaという共通点だけで判断せず、実行される場所を見るのがポイントです。
科目Aでどう出る?
科目Aでは、Java関連の用語を説明文から見分ける問題が出やすいです。
判断ワード
Servletを示す代表的な表現です。
- Webサーバ側で実行
- クライアントからの要求を処理
- 動的なWebページを生成
- Javaで記述
- サーバサイド
選択肢の切り分け
| 用語 | 判断基準 |
|---|---|
| Java Servlet | Webサーバ側で動くJavaプログラム |
| Javaアプレット | クライアント側で動く旧来のJavaプログラム |
| JavaBeans | Javaの機能を部品化して再利用する仕組み |
| JVM | Javaバイトコードを実行する仮想マシン |
試験中は次の対応で切り分けます。
サーバ側で動く
→ Servlet
クライアント側で動く
→ Applet
再利用できる部品
→ JavaBeans
バイトコードを実行
→ JVM
JavaBeansについては、JavaBeansとは?再利用可能なJava部品の仕組みもあわせて確認すると整理しやすくなります。
どんな場面で使う?
Servletは、Webアプリケーションで利用者から受け取った要求を処理する場面で使われます。
たとえば次のような処理です。
- ログイン処理
- 商品検索
- 会員情報の登録
- 注文処理
- 入力フォームの内容確認
商品検索ボタンを押す
↓
Servletが検索条件を受け取る
↓
データを検索する
↓
結果をブラウザへ返す
FEでは具体的な実装方法よりも、「サーバ側で処理するJavaプログラム」という役割を押さえることが重要です。
よくある誤解・混同
Servletはブラウザにダウンロードして実行する
違います。
ブラウザ側で動くJavaプログラムとして出てくるのは、旧来のJavaアプレットです。
Servletはサーバ側で実行されます。
ServletはJavaBeansと同じ
違います。
JavaBeansは、Javaの機能を再利用しやすい部品として扱うための仕組みです。
Servletは、Webサーバ側で要求を処理するプログラムです。
ServletはJavaを実行する仮想マシン
違います。
Javaバイトコードを実行するのはJVM(Java Virtual Machine)です。
ServletはJVM上で実行されるJavaプログラムの一種です。
動的Webページなら何でもServlet
そうとは限りません。
動的なWebページを作る技術はServlet以外にもあります。
FEでは、説明文に「Java」「サーバ側」「クライアントの要求を処理」がそろっているかを見るのが安全です。
まとめ(試験直前用)
- Java ServletはWebサーバ側で動くJavaプログラム
- クライアントからの要求を受け取り、処理結果を返す
- Javaアプレットはクライアント側で動く
- JavaBeansは再利用できるJava部品
- JVMはJavaバイトコードを実行する仕組み
試験直前は、次の一文で整理します。
ServletはServer側。