最終更新日:2026年7月18日
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まず結論
CSVは、項目をコンマで区切り、レコードを改行で区切って保存するテキスト形式です。
項目と項目
→ コンマで区切る
1件のデータと次のデータ
→ 改行で区切る
データの中にコンマや改行が含まれる場合は、必要に応じて引用符で囲みます。
試験では、次の判断軸を押さえます。
コンマ区切り
→ CSV
タブ区切り
→ TSV
数式・書式・複数シート
→ 表計算ソフト固有の形式
タグでWebページを記述
→ HTML
直感的な説明
CSVは、表の内容を単純な文字列として並べた形式です。
例えば、次のCSVを考えます。
商品名,価格,在庫数
りんご,150,20
みかん,120,35
表として読むと、次のようになります。
| 商品名 | 価格 | 在庫数 |
|---|---|---|
| りんご | 150 | 20 |
| みかん | 120 | 35 |
カンマが同じレコード内の項目を分け、改行が次のレコードへの切替えを表します。
定義・仕組み
CSVとは
CSVは、Comma-Separated Valuesの略です。
一般に、次のようにデータを区切ります。
- 項目間:コンマ
- レコード間:改行
A001,りんご,150
A002,みかん,120
CSVは単純なテキスト形式なので、表計算ソフトだけでなく、データベースやプログラム間のデータ交換にも利用されます。
引用符の役割
データの中にコンマが含まれると、そのコンマが区切り文字なのか、データの一部なのか分からなくなります。
そのため、必要に応じて項目全体を引用符で囲みます。
会社名,所在地
サンプル商事,"松山支店, 愛媛県"
この場合、松山支店, 愛媛県全体を一つの項目として扱います。
文字列は必ず引用符で囲むわけではありません。
りんご,150,20
のように、区切り文字と混同しない文字列なら引用符なしでも記録できます。
CSVに保存しにくいもの
CSVは表の値を保存する形式です。
通常、次の情報は保存しません。
- セルの色
- フォント
- 罫線
- 列幅
- 複数シート
- 画像
- HTMLタグによるページ構造
表計算ソフトからCSVへ保存すると、見た目や機能の一部が失われる点に注意します。
科目Aでどう出る?
科目Aでは、CSVの特徴として正しい説明を選ぶ問題が出ます。
判断の順番は次のとおりです。
- 項目間の区切り文字を見る
- レコード間の区切りを見る
- 数式や書式を保存する形式か確認する
- タグや画像を扱う形式か確認する
CSVの典型表現
文字・数値を記録する
+
コンマで項目を区切る
+
改行でレコードを区切る
+
必要に応じて引用符で囲む
この組合せならCSVです。
TSVとの違い
TSVは、Tab-Separated Valuesの略です。
コンマ区切り
→ CSV
タブ区切り
→ TSV
どちらも表形式の値を保存するテキスト形式ですが、項目間の区切り文字が異なります。
表計算ソフト固有形式との違い
CSVは、表計算ソフトで開くことができます。
ただし、CSVそのものは表計算ソフト専用の形式ではありません。
CSV
→ 値を保存する単純なテキスト形式
表計算ソフト固有形式
→ 数式・書式・シートなども保存できる
HTMLとの違い
HTMLは、タグを使ってWebページの構造を記述します。
<h1>商品一覧</h1>
<img src="photo.png" alt="商品画像">
CSVには、このようなタグ構造はありません。
表の値を並べる
→ CSV
タグでWebページを記述する
→ HTML
科目Bでどう使う?
科目Bでは、CSVを読み込む処理や、区切り文字を使ってデータを分割する処理につながります。
例えば、次の1行があるとします。
A001,りんご,150
コンマで分割すると、次の三つの値に分かれます。
A001
りんご
150
ただし、引用符で囲まれた項目内のコンマは、単純な区切りとして扱えない場合があります。
A001,"松山支店, 愛媛県",150
このため、実際のプログラムではCSV用のライブラリを使って読み込む方が安全です。
CSVデータを表計算ソフトのセルへ配置して計算する問題は、CSVデータを表計算ソフトに入力する問題の解き方で整理しています。
よくある誤解・混同
CSVは表計算ソフトの専用形式
誤りです。
CSVはテキスト形式なので、メモ帳やプログラムでも扱えます。
表計算ソフトで開ける
≠
表計算ソフト専用形式
CSVはタブで区切る
タブで項目を区切る形式はTSVです。
CSV
→ コンマ
TSV
→ タブ
CSVには数式や書式をそのまま保存できる
CSVは値を中心に保存する形式です。
セルの色や罫線、複数シートなどは保存できません。
数式を含む表をCSVへ保存した場合は、数式そのものではなく、表示されている計算結果が保存されることがあります。
文字列は必ず引用符で囲む
必ずではありません。
引用符は、コンマや改行などを含む項目を正しく扱うために使います。
引用符で囲むこともある
→ 正しい
文字列は必ず引用符で囲む
→ 言い過ぎ
CSVは画像やタグも保存できる
CSVは画像そのものやHTMLタグによるページ構造を保存する形式ではありません。
画像やWebページの構造
→ HTMLなど別の形式
表形式の値
→ CSV
まとめ(試験直前用)
- CSVは項目をコンマで区切る
- レコードは改行で区切る
- 必要に応じて項目を引用符で囲む
- タブ区切りはTSV
- CSVは値を保存するテキスト形式
- 数式・書式・複数シート・画像は保存しない
- タグでWebページを記述するのはHTML