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最終更新日:2026年8月30日

まず結論

CD-Rは、有機色素を使った記録層にレーザ光を当て、反射のしかたが変わる部分を作ってデータを記録する追記型の光ディスクです。

基本情報技術者試験では、次の表現が判断の合図です。

有機色素
レーザで記録層を変化させる
一度書き込んだ内容は基本的に消して書き直せない
→ CD-R

最初に覚えるなら、次の一文で十分です。

「有機色素+レーザ+追記型」ならCD-R。

直感的な説明

CD-Rでは、何も書かれていない記録面にレーザを当てて、読み取り時の反射のしかたが変わる部分を作ります。

イメージとしては、透明な記録層の一部に「読み取り時に見分けられる跡」を付けていく感じです。

書込み前
→ 記録層は同じ状態

レーザを照射
→ 有機色素の状態が変化

読取り時
→ 反射の違いから0・1を判定

重要なのは、CD-Rは何度も元の状態へ戻して書き換える媒体ではないという点です。

定義・仕組み

CD-Rは、Compact Disc Recordable の略です。

ユーザーがデータを書き込めるCDで、一般に記録層には有機色素が使われます。

書込み時にはレーザ光によって記録層の状態を変化させ、読み取り時には反射率の違いを利用してデータを判別します。

追記型とは?

CD-Rは、空いている領域へ追加でデータを書き込むことはできますが、すでに記録した領域を消去して元の状態へ戻すことは基本的にできません。

未使用領域へ追加記録
→ できる

記録済み領域を消去して再利用
→ 基本的にできない

このため、CD-Rは追記型の光ディスクとして整理します。

CD-RWとの違い

CD-RWは、Compact Disc ReWritable の略で、書換え可能なCDです。

CD-RWでは、記録材料の状態を可逆的に変化させることで、消去と再書込みを行えます。

CD-R
→ 有機色素
→ 追記型

CD-RW
→ 相変化材料
→ 書換え可能

ここはFEで最も重要な切り分けです。

公式の出題範囲やシラバスは、IPA:基本情報技術者試験 から確認できます。

科目Aでどう出る?

科目Aでは、光ディスクの記録方式や書換え可否を説明文から判断する問題として出題されることがあります。

問題文の中心 判断
有機色素をレーザで変化させて記録 CD-R
相変化材料を使い、消去・再書込みが可能 CD-RW
読み取り専用で、製造時に記録済み CD-ROM / DVD-ROM
DVD系で繰り返し書換え可能 DVD-RAM

試験直前は、次のように整理できます。

有機色素+追記
→ CD-R

相変化+書換え
→ CD-RW

読み取り専用
→ ROM

DVD系の書換え媒体
→ DVD-RAM

「レーザを使う」だけでは決めない

CD-RもCD-RWも、光ディスクなのでレーザを使います。

そのため、次の順番で確認します。

記録材料は何か?
↓
書換えできるか?
↓
追記型か、書換え型か?

「レーザ」という語だけでCD-Rを選ばないことが重要です。

どんな場面で使う?

CD-Rは、一度記録した内容を基本的に変更せず保存したい場合に使われます。

たとえば、次のような用途です。

  • データ配布用のディスクを作る
  • 写真や文書を保存する
  • 音楽CDを作成する
  • 書き換える必要のないデータを記録する

ただし、現在はUSBメモリやクラウドストレージなどが一般的になり、CD-Rを日常的に使う場面は以前より減っています。

FE試験では、現在の利用頻度よりも記録方式と媒体の特徴を正しく見分けることが重要です。

よくある誤解・混同

CD-RとCD-RWはどちらも同じ記録方式

違います。

CD-R
→ 有機色素を変化させる
→ 基本的に消去不可

CD-RW
→ 相変化材料を使う
→ 消去・再書込み可能

RはReadのR

違います。

CD-RのRは Recordable です。

R  = Recordable
RW = ReWritable
ROM = Read Only Memory

略語から機能を推測できるようにすると、選択肢を切りやすくなります。

CD-Rは何度でも上書きできる

できません。

空いている領域へ追加記録できる場合はありますが、記録済み領域を消去して同じ場所へ書き直す媒体ではありません。

CD-ROMとCD-Rは同じ

違います。

CD-ROMは読み取り専用で、通常は製造時にデータが記録されています。

CD-Rは、利用者がデータを書き込める媒体です。

DVD-RAMはCD-Rの大容量版

単純な大容量版ではありません。

DVD-RAMは書換え可能なDVD系媒体で、記録方式や利用方法がCD-Rとは異なります。

まとめ(試験直前用)

  • CD-Rは、有機色素をレーザで変化させて記録する
  • CD-Rは追記型で、記録済み領域を基本的に消去して再利用できない
  • CD-RWは相変化材料を使い、書換え可能
  • ROMは読み取り専用
  • R = RecordableRW = ReWritableROM = Read Only Memory
  • 「レーザ」だけで決めず、記録材料と書換え可否を見る

有機色素+追記型ならCD-R。相変化+書換えならCD-RW。

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