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最終更新日:2026年8月31日

まず結論

Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)は、ブラウザとWebサーバの間で非同期通信を行い、ページ全体を再読み込みせずに必要な部分だけ更新する仕組みです。

基本情報技術者試験では、次のキーワードが出たらAjaxを候補にします。

非同期通信
+
ページ全体を再読み込みしない
+
必要な部分だけ更新
→ Ajax

特に重要なのは、Ajax = XMLを使う技術と覚えないことです。

名前にはXMLが入っていますが、現在はJSONなどの形式も広く使われます。

直感的な説明

通常のWebページでは、操作のたびにページ全体を読み込み直すことがあります。

ボタンを押す
↓
サーバへ要求
↓
ページ全体を受信
↓
画面全体を再表示

Ajaxでは、必要なデータだけをサーバとやり取りし、画面の一部だけを更新できます。

ボタンを押す
↓
必要なデータだけを非同期で要求
↓
必要なデータだけ受信
↓
画面の一部を更新

たとえば、検索欄へ文字を入力したときに候補が自動表示される処理をイメージすると分かりやすいです。

ページ全体を開き直さなくても、候補部分だけが変わります。

定義・仕組み

Ajaxの基本的な流れ

Ajaxでは、JavaScriptなどを使ってブラウザからWebサーバへ非同期に要求を送り、戻ってきたデータを使って画面の一部を書き換えます。

ブラウザ
  ↓ 非同期で要求
Webサーバ
  ↓ データを返す
ブラウザ
  ↓
必要な部分だけ更新

ここでいう非同期とは、サーバからの応答を待っている間も、ブラウザ側で別の処理を進められるという意味です。

Ajaxは通信プロトコルではない

AjaxはHTTPのような通信プロトコルそのものではありません。

Ajaxは、既存のWeb技術を組み合わせて、非同期にデータを取得し、画面を動的に更新する考え方・仕組みです。

試験では、

HTTP
→ ブラウザとWebサーバが通信するための基本的な仕組み

Ajax
→ その通信を非同期に使い、画面の一部を更新する

と分けて考えると迷いにくくなります。

XMLでなくてもよい

Ajaxは「Asynchronous JavaScript and XML」の略です。

ただし、通信するデータはXMLに限定されません。

現在は、たとえばJSON形式のデータもよく利用されます。

したがって、FE試験では、

XMLを使っているからAjax

ではなく、

非同期通信で、ページ全体を再読み込みせずに一部を更新している

という特徴で判断します。

科目Aでどう出る?

Ajaxは、Web関連の似た用語と一緒に選択肢へ出ることがあります。

選択肢の表現 判断
ブラウザとWebサーバが非同期通信し、画面の一部を動的に更新する Ajax
ブラウザからの要求に対してWebサーバが応答する通信方式 HTTP
XMLを用いたメッセージ交換の仕組み SOAP
Webページの見た目やレイアウトを指定する CSS

判断の中心は、

非同期
+
部分更新
→ Ajax

です。

どんな場面で使う?

検索候補の自動表示

検索欄に文字を入力するたびに、候補だけが更新される場合です。

文字入力
↓
候補データだけ取得
↓
候補部分だけ更新

ボタン操作で一部だけ内容を変更する

「お気に入り」ボタンなどを押したときに、ページ全体を読み込み直さずボタン表示だけが変わる処理にも使われます。

定期的に情報を更新する

画面を開いたまま、サーバから新しい情報を取得して一部を更新するような用途でも使われます。

ただし、FE試験では具体的なJavaScriptの書き方まで覚えるよりも、非同期通信と部分更新という役割を押さえることを優先します。

よくある誤解・混同

AjaxとHTTP

HTTP
→ Web通信の基本ルール

Ajax
→ HTTPなどを利用して非同期に通信し、画面を部分更新する仕組み

HTTPそのものがAjaxではありません。

AjaxとSOAP

SOAPは、構造化されたメッセージを交換するための仕組みです。

試験では、

XML形式のメッセージ交換
→ SOAP

非同期通信+画面の部分更新
→ Ajax

と切り分けます。

「XML」という単語だけでAjaxを選ばないことがポイントです。

AjaxとCSS

CSSはWebページの見た目を指定します。

見た目・レイアウト
→ CSS

通信して内容を動的に変える
→ Ajax

役割がまったく異なります。

非同期 = 必ずAjaxではない

「非同期通信」という言葉だけでAjaxと決めるのも危険です。

Ajaxで重要なのは、WebブラウザとWebサーバの通信を使って、ページ全体を再読み込みせずに画面を更新するという文脈です。

まとめ(試験直前用)

  • 非同期通信+画面の部分更新 → Ajax
  • HTTP → Web通信の基本
  • SOAP → メッセージ交換
  • CSS → 見た目・レイアウト
  • Ajaxという名前にXMLが入っていても、XMLは必須ではない

試験中は、

「ページ全体を再読み込みせず、必要な部分だけ更新しているか?」

を確認すると、Ajaxの選択肢を見つけやすくなります。

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