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DS検定トップ > スピアマンの順位相関とは?(Spearmanの順位相関係数)【DS検定】

まず結論

  • スピアマンの順位相関とは、2つの変数の「順位」に着目して、単調な関係の強さを測る指標です。
  • DS検定では「ピアソンとの違い」「量的データか質的データか」「線形か単調か」を判断できるかが問われます。

直感的な説明

例えば、営業成績の順位と顧客満足度の順位を比べる場面を考えます。

  • 売上の絶対値はバラバラでも
  • 「上位の人ほど満足度も高い」という順番の傾向があれば関係があると言えます。

このとき使うのがスピアマンの順位相関です。

ポイントは、

「どれくらい増えたか」ではなく
「上がれば上がる、下がれば下がる」という流れを見る

ということです。

DS検定では、
「線形関係ではないが、増加傾向はある」というケースで使える指標はどれか?
と問われることが多いです。

定義・仕組み

スピアマンの順位相関は、

  1. それぞれのデータを順位に変換
  2. その順位同士で相関を計算

する方法です。

つまり、

  • 元の値そのものではなく
  • 順番だけに注目する

というのが本質です。

ピアソンとの違い

指標 見ているもの
ピアソンの積率相関 値の線形関係
スピアマンの順位相関 順位の単調関係

スピアマンは

  • データが正規分布でなくてもよい
  • 外れ値の影響を受けにくい
  • 順序尺度にも使える

という特徴があります。

DS検定では
「質的データ(順序尺度)にも使えるのはどれか?」
といった形で問われることがあります。

どんな場面で使う?

使うべき場面

  • 順位データ(例:満足度5段階)
  • 正規分布を仮定できないデータ
  • 曲線的だが、増加・減少の流れがあるデータ
  • 外れ値の影響を減らしたい場合

使うと誤解しやすい場面

  • 完全な線形関係の強さを知りたい場合
  • 増加幅そのものが重要な場合

例えば、

y = x³ のような関係は
線形ではないが単調増加です。

この場合:

  • ピアソン → 1より小さい
  • スピアマン → +1

になります。

ここはDS検定の典型的なひっかけです。

よくある誤解・混同

❌ ピアソンと同じもの

→ 違います。
ピアソンは「直線的な関係」だけを見ます。
スピアマンは「単調な関係」を見ます。

❌ 値の差をそのまま使う

→ スピアマンは順位に変換してから計算します。

❌ 名義尺度にも使える

→ 使えません。
順序があるデータ(順序尺度)までです。

DS検定での迷いポイント

  • 「線形関係」と書いてあれば → ピアソン
  • 「単調関係」と書いてあれば → スピアマン
  • 「順位」「順序尺度」と書いてあれば → スピアマン

選択肢ではここを混同させてきます。

まとめ(試験直前用)

  • スピアマンは「順位」で相関を測る
  • 単調関係を評価する指標
  • 順序尺度でも使える
  • 線形関係を測るのはピアソン

「線形か?単調か?」
これが判断基準です。

対応スキル項目(データサイエンス力シート)

  • スキルカテゴリ:基礎数学
  • サブカテゴリ:統計数理基礎
  • ★ 相関係数の意味を理解している
  • ★ データの尺度水準(名義尺度・順序尺度・間隔尺度・比例尺度)を理解している

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