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DS検定トップ > 標準正規分布と正規分布の違いとは?【DS検定リテラシー】

まず結論

  • 正規分布は「平均を中心に左右対称に広がる山型の分布」
  • 標準正規分布は「平均0・分散1にそろえた特別な正規分布」
  • Zは標準化された確率変数であり、確率を求めるための共通スケール

DS検定では
👉 正規分布の性質
👉 標準化(Z変換)の意味
👉 Zを使う理由

を理解しているかが問われます。

直感的な説明

正規分布とは?

身長やテストの点数のように、

  • 真ん中が多い
  • 両端が少ない

という山型の分布です。

中心が「平均」です。

標準正規分布とは?

たとえば、

  • 平均170cmの身長
  • 平均65点のテスト

単位が違うと比較できません。

そこで、

👉 「平均との差が何個分の標準偏差か?」

に変換します。

その結果できるのが
標準正規分布(Zの世界)です。

定義・仕組み

① 正規分布の公式

正規分布は、次の式で表されます。

\[f(x)=\frac{1}{\sqrt{2\pi\sigma^2}} \exp\left(-\frac{(x-\mu)^2}{2\sigma^2}\right)\]

意味だけ押さえましょう。

  • μ(ミュー)=平均
  • σ(シグマ)=標準偏差
  • xが平均から離れるほど確率は小さくなる

式の形は覚えなくてよいですが、

👉 平均と分散で形が決まる

ことが重要です。

② 標準正規分布

標準正規分布は

  • 平均 = 0
  • 分散 = 1

の正規分布です。

式の形は同じですが、μ=0、σ=1になります。

③ 確率変数Zの公式(標準化)

標準化は次の式です。

\[Z=\frac{X-\mu}{\sigma}\]

意味は:

  • X = 元の値
  • μ = 平均
  • σ = 標準偏差
  • Z = 「平均から何σ離れているか」

つまり、

👉 単位を消して共通スケールに変換する操作

これがZです。

どんな場面で使う?

① 確率を求めるとき

例: 「180cm以上の人はどれくらいか?」

  1. Zに変換
  2. 標準正規分布表を見る

この流れになります。

DS検定ではこの考え方が問われます。

② 異常値の判断

  • Z > 2 → やや珍しい
  • Z > 3 → かなり珍しい

品質管理や異常検知で使います。

③ 異なる指標の比較

テスト点数と売上のように
単位が違うデータでも比較できます。

よくある誤解・混同

❌ 正規分布は平均0である

→ それは標準正規分布だけ。

❌ 標準正規分布は別物

→ 正規分布の特殊ケース。

❌ Zは確率そのもの

→ Zは位置(標準化された値)。
確率はZから求める。

DS検定の典型ひっかけ

選択肢で:

  • 「正規分布は平均0である」→ ×
  • 「標準正規分布は任意の平均をとる」→ ×
  • 「Zは確率である」→ ×

と切れるようにしておきましょう。

まとめ(試験直前用)

  • 正規分布は平均μ・標準偏差σで決まる
  • 標準正規分布は μ=0、σ=1
  • Z = (X−μ)/σ で標準化する
  • Zは確率ではなく「位置」
  • DS検定では「なぜ標準化するか」を問われる

対応スキル項目(データサイエンス力シート)

  • 数理・統計基礎力
  • 確率・統計の基礎理解
  • ★ 正規分布などの代表的な確率分布の特徴を理解している

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