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> FTPとSSHの違いとは?(ファイル転送と安全な接続)【DS検定】
まず結論
- FTPは「ファイルを転送するための仕組み」、
- SSHは「安全にサーバへ接続・操作するための仕組み」です。
DS検定では、「安全性」「暗号化の有無」「用途の違い」を切り分けられるかが問われます。
直感的な説明
会社のサーバにデータをアップロードする場面を考えてみます。
- FTPは「荷物を送る宅配便」のようなもの
- SSHは「鍵付きのドアから安全に中へ入る」イメージ
FTPは“データを送ること”が目的です。
SSHは“安全にログインして操作すること”が目的です。
DS検定では、
「安全な通信かどうか?」
「ログインして操作できるか?」
この視点で判断させてきます。
定義・仕組み
FTP(File Transfer Protocol)
- ファイルをサーバとやり取りするための通信規約
- 標準のFTPは暗号化されない
- IDやパスワードも平文で送られる
そのため、セキュリティ面に弱点があります。
SSH(Secure Shell)
- サーバに安全に接続するための通信規約
- 通信内容は暗号化される
- コマンド操作やファイル転送も可能(SCPなど)
SSHは「安全な遠隔操作」を目的としています。
どんな場面で使う?
FTPを使う場面
- Webサイトのファイルをアップロードする
- データをまとめて転送する
ただし、現在はセキュリティの観点から
FTPSやSFTPが使われることが多いです。
SSHを使う場面
- サーバにログインして設定を変更する
- クラウド上の環境を操作する
- 安全にファイル転送する
DS検定では、
「クラウド環境に安全に接続する方法はどれか?」
といった問い方をされることがあります。
よくある誤解・混同
❌ FTPは安全な通信方式である
→ 標準FTPは暗号化されません。
❌ SSHはファイル転送専用のプロトコルである
→ SSHは「安全な接続」が目的。ファイル転送もできる、が正解。
DS検定の典型ひっかけ
- 「暗号化される通信方式はどれか?」
- 「安全にリモート接続する技術はどれか?」
- 「ファイル転送プロトコルはどれか?」
ここで
- FTP = 転送
- SSH = 安全な接続
と切り分けられれば迷いません。
まとめ(試験直前用)
- FTPはファイル転送用
- 標準FTPは暗号化されない
- SSHは安全な接続(暗号化あり)
- DS検定では「安全性」と「用途」を切る
「安全に接続」と書いてあればSSH。
「ファイル転送」とだけ書いてあればFTPを疑う。
対応スキル項目(データエンジニアリング力シート)
- ITシステム基盤
- セキュリティ
- ★ 情報セキュリティの基本的な考え方を理解している
- ★ ネットワークおよび通信の基礎を理解している
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