Skip to the content.

まず結論

  • 逓減課金方式とは、システムやサービスの累積使用量が増えるほど、利用単位当たりの料金が安くなる課金方式です。
  • SG試験では、料金表やグラフを見て、「使うほど単価が下がる仕組みか」を判断できるかが問われることがあります。

直感的な説明

逓減課金方式は、まとめ買いに近い考え方です。

たとえば、サービスを少しだけ使う場合は1回あたりの料金が高く、たくさん使うようになると1回あたりの料金が安くなります。

イメージとしては、次のような料金体系です。

累積使用量 1回あたりの料金
100回まで 100円
100回を超えて500回まで 70円
500回を超えた分 50円

ポイントは、使えば使うほど合計料金が下がるわけではないことです。

合計料金は基本的に増えていきます。
ただし、使用量が増えるほど、追加で使った分の単価が安くなるのが逓減課金方式です。

定義・仕組み

逓減課金方式では、利用量に応じて料金単価を段階的に下げます。

基本の見方は、次のとおりです。

  • 使用量が少ない範囲では、単価が高い
  • 使用量が増えると、単価が下がる
  • 合計料金は増えるが、増え方はゆるやかになる

グラフで考えると、使用量が増えるほど課金額も増えます。
ただし、単価が下がるため、グラフの傾きはだんだん小さくなります。

SG試験の関連分野では、情報セキュリティだけでなく、経営管理・システム戦略・システム企画などの知識も出題範囲に含まれます。IPAの情報セキュリティマネジメント試験の出題内容でも、関連分野としてストラテジが示されています。詳しくは IPA 情報セキュリティマネジメント試験 出題内容 を確認できます。

逓減課金方式は、セキュリティ技術そのものではありません。
ただし、クラウドサービス、外部サービス、システム利用料などの費用を判断する場面で出てくる可能性があります。

どんな場面で使う?

逓減課金方式は、利用量が多いほど単価を下げたいサービスで使われます。

たとえば、次のような場面です。

  • クラウドサービスの利用料金
  • APIの利用回数に応じた料金
  • データ通信量に応じた料金
  • 外部サービスの月間利用量に応じた料金
  • 大量利用する企業向けの割引料金

利用者側から見ると、たくさん使うほど単価が下がるため、利用量が多いほど有利になります。

一方で、選択肢では次のような表現に注意します。

  • 「使用量が増えるほど合計料金が下がる」
  • 「一定額で使い放題になる」
  • 「使用量に関係なく料金が固定される」

これらは逓減課金方式とは限りません。

逓減課金方式で下がるのは、主に単位当たりの料金です。
合計料金が必ず下がるわけではありません。

よくある誤解・混同

逓減課金方式でよく混同しやすいのは、次の料金体系です。

用語 考え方 切り分けポイント
逓減課金方式 使うほど単価が下がる 合計料金は増えるが、増え方がゆるやかになる
定額課金方式 使用量に関係なく料金が一定 たくさん使っても料金が変わらない
従量課金方式 使った量に応じて料金が増える 単価が一定とは限らないが、使用量で料金が決まる
逓増課金方式 使うほど単価が上がる 混雑抑制や過剰利用防止のイメージ

SG試験では、「逓減」=合計金額が減ると考えると引っかかりやすいです。

正しくは、使用量が増えるほど、追加利用分の単価が下がるという理解です。

選択肢では、次のように切り分けます。

  • 単価が下がる → 逓減課金方式
  • 料金が固定 → 定額課金方式
  • 使った分だけ増える → 従量課金方式
  • 単価が上がる → 逓増課金方式

特に、グラフ問題では「合計料金の線が下がるか」ではなく、傾きがだんだん小さくなるかを見ると判断しやすくなります。

まとめ(試験直前用)

  • 逓減課金方式は、使うほど単位当たりの料金が下がる方式
  • 合計料金が下がるのではなく、料金の増え方がゆるやかになると考える。
  • 定額課金方式は、使用量に関係なく料金が一定。
  • 従量課金方式は、使った量に応じて料金が決まる。
  • 選択肢では、単価・合計料金・料金固定のどれを説明しているかで切り分ける。

🔗 関連記事


🏠 情報セキュリティマネジメントトップに戻る