最終更新日:2026年9月17日
fe fe-strategy marketing advertising
1. まず結論
行動ターゲティング広告は、利用者の検索履歴、閲覧履歴、購買履歴などの過去の行動データをもとに、興味・関心がありそうな広告を表示する手法です。
基本情報技術者試験では、広告の種類を覚えるより、何を基準に広告を出しているかで切り分けるのがポイントです。
- 検索キーワード → 検索連動型広告
- 閲覧中ページの内容 → コンテンツ連動型広告
- 現在地 → 地域ターゲティング
- 過去の検索・閲覧・購買履歴 → 行動ターゲティング
2. 直感的な説明
たとえば、利用者が以前に「登山靴」を検索し、アウトドア用品のページを何度も見ていたとします。
その後、別のWebサイトを見ているときに登山用品の広告が表示されたなら、これは行動ターゲティング広告の典型です。
つまり、
今見ているページではなく
過去に何を検索したか
どんなページを見たか
何を購入したか
といった利用者の行動から、興味・関心を推定して広告を出します。
3. 定義・仕組み
行動ターゲティングでは、利用者のオンライン上の行動を分析して、興味・関心の傾向を推定します。
対象となる行動データには、たとえば次のようなものがあります。
- 検索履歴
- Webページの閲覧履歴
- 購買履歴
- 広告のクリック履歴
こうした情報をもとに、利用者ごとに関連性の高い広告を表示します。
重要なのは、その瞬間の検索語や閲覧中ページだけではなく、過去の行動を横断して見ることです。
4. どんな場面で使う?
広告主は、自社の商品やサービスに関心を持ちそうな利用者へ、より絞って広告を出したいときに行動ターゲティングを利用します。
一方で、試験では「広告の種類」を当てる問題として出ることが多いので、次のように整理すると判断しやすいです。
| 広告の手法 | 何を基準にする? |
|---|---|
| 検索連動型広告 | 利用者が入力した検索キーワード |
| コンテンツ連動型広告 | 現在見ているWebページの内容 |
| 地域ターゲティング | GPSなどによる現在地 |
| 行動ターゲティング | 過去の検索・閲覧・購買履歴 |
5. よくある誤解・混同
検索連動型広告との違い
どちらも「検索」に関係するため、最も混同しやすい組み合わせです。
今入力した検索語に反応
→ 検索連動型広告
過去の検索履歴などを分析
→ 行動ターゲティング広告
問題文に「検索履歴」「閲覧履歴」「購買履歴」など、複数の過去行動が並んでいれば、行動ターゲティングを疑います。
コンテンツ連動型広告との違い
コンテンツ連動型広告は、今見ているページの内容に合わせます。
たとえば料理の記事に調理器具の広告を表示するなら、利用者個人の過去行動ではなくページ内容が基準です。
地域ターゲティングとの違い
スマートフォンのGPSなどを利用し、現在地に合わせて広告を出すのが地域ターゲティングです。
「近くの店舗」「現在地周辺」といった表現があれば、行動履歴ではなく位置情報を見ます。
6. まとめ
試験直前は、何を基準に広告を出しているかだけ確認すれば十分です。
- 検索した言葉 → 検索連動型広告
- 今見ているページ → コンテンツ連動型広告
- 今いる場所 → 地域ターゲティング
- 過去の検索・閲覧・購買履歴 → 行動ターゲティング広告
特に、「過去の行動を分析して興味・関心を推定する」という表現が行動ターゲティングの決め手です。