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title: "SOARとは？インシデント対応を自動化する仕組み【SG試験】"
description: "SOARは、セキュリティ監視で検知したアラートに対して、調査や対応手順を自動化・効率化する仕組みです。SG試験・情報セキュリティマネジメント試験で混同しやすいSIEM、SOC、CSIRTとの違いを判断基準で整理します。 選択肢で問われる目的・対象・責任範囲を押さえ、似た用語や対策との違いを判断できるようにします。"
last_modified_at: "2026-05-06"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/soar/"
section: "sg"
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## まず結論

SOAR（Security Orchestration, Automation and Response）は、**セキュリティ監視で検知したアラートに対して、調査や対応の手順を自動化・効率化する仕組み**です。

SG試験では、SOARを **「インシデント対応を自動化・標準化する仕組み」** として押さえると分かりやすいです。

ポイントは、次の3つです。

- SIEMなどが検知したアラートを受け取る
- 決められた手順に沿って調査・対応を進める
- 対応の一部を自動化し、対応時間を短くする

特に、SIEMとの違いが重要です。

**SIEMは異常を見つける仕組み、SOARは見つけた後の対応を効率化する仕組み**です。

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## 直感的な説明

SOARは、セキュリティ対応の「手順書を動かす自動実行係」のようなものです。

たとえば、SIEMが「不審なログイン」を検知したとします。

その後、人が毎回、次のような確認をするのは大変です。

- どの利用者のアカウントか
- どの端末からログインしたか
- 過去にも同じ動きがあったか
- アカウントを一時停止するべきか
- 担当者へ連絡するべきか

SOARを使うと、こうした確認や対応の流れを、あらかじめ決めた手順に沿って自動化できます。

つまりSOARは、**アラートが出た後の対応を、早く・漏れなく・同じ手順で進めるための仕組み**です。

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## 定義・仕組み

SOARは、Security Orchestration, Automation and Response の略です。

大きく分けると、次の3つの考え方で構成されます。

| 要素 | 内容 |
|---|---|
| Orchestration | 複数のセキュリティ製品やシステムを連携させる |
| Automation | 調査や通知などの作業を自動化する |
| Response | インシデント対応を手順に沿って実行する |

SOARの主な流れは、次のように整理できます。

| 流れ | 内容 |
|---|---|
| アラート受信 | SIEM、EDR、IDSなどからアラートを受け取る |
| 情報収集 | 端末情報、利用者情報、過去ログなどを集める |
| 判断支援 | 危険度や対応優先度を整理する |
| 自動対応 | アカウント停止、端末隔離、通知などを実行する |
| 記録 | 対応履歴を残し、後から確認できるようにする |

ここで大切なのは、SOARは単独で異常を見つけるというより、**検知後の対応を支援する仕組み**だという点です。

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## どんな場面で使う？

SOARは、セキュリティアラートが多く、対応を効率化したい場面で使われます。

### アラートが多すぎる場面

SOCでは、SIEMやEDRなどから大量のアラートが出ることがあります。

すべてを人が手作業で確認すると、重要なアラートを見落とすおそれがあります。

SOARを使うと、アラートの内容に応じて情報収集や分類を自動化し、対応の優先順位をつけやすくなります。

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### 対応手順を標準化したい場面

インシデント対応では、人によって判断や作業の流れがばらつくと、対応漏れが起きやすくなります。

SOARでは、あらかじめ決めた対応手順に沿って処理を進めます。

そのため、誰が対応しても一定の品質を保ちやすくなります。

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### 初動対応を早くしたい場面

不正アクセスやマルウェア感染では、初動対応の速さが重要です。

SOARを使うと、条件に応じて次のような対応を自動化できます。

- 担当者へ通知する
- 関連ログを収集する
- 不審なアカウントを一時停止する
- 感染が疑われる端末を隔離する
- チケットを作成する

SOARは、被害を小さくするための初動対応を助けます。

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## よくある誤解・混同

### 誤解1：SOARとSIEMは同じである

SOARとSIEMは、どちらもセキュリティ運用に関係しますが、役割が違います。

| 用語 | 見分け方 |
|---|---|
| SIEM | ログを集約・分析し、異常を検知する |
| SOAR | 検知後の調査・対応を自動化する |

SIEMは、主に「見つける」仕組みです。

SOARは、主に「見つけた後に動く」仕組みです。

SG試験では、**検知ならSIEM、対応自動化ならSOAR**と切り分けると判断しやすくなります。

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### 誤解2：SOARがあれば人は不要である

SOARは対応を自動化しますが、人の判断が不要になるわけではありません。

特に、影響が大きい対応では、人による確認や承認が必要になることがあります。

たとえば、アカウント停止や端末隔離は、業務への影響が出る可能性があります。

そのためSOARは、すべてを勝手に判断する仕組みではなく、**決められた範囲の作業を自動化し、人の判断を支援する仕組み**として理解します。

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### 誤解3：SOARは攻撃を検知するための仕組みである

SOARは、主に検知後の対応を扱います。

攻撃や異常の検知は、SIEM、IDS、IPS、EDRなどが担当することが多いです。

| 用語 | 主な役割 |
|---|---|
| IDS | 不正通信を検知する |
| IPS | 不正通信を検知して遮断する |
| SIEM | ログを集約・分析して異常を検知する |
| EDR | 端末上の不審な動きを検知・対応する |
| SOAR | 検知後の調査・対応を自動化する |

SOARは、検知した後の流れを効率化する点が特徴です。

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### 誤解4：SOARとCSIRTは同じである

SOARは仕組み・ツールであり、CSIRTはインシデント対応を行う組織です。

| 用語 | 見分け方 |
|---|---|
| SOAR | 対応手順を自動化・効率化する仕組み |
| CSIRT | インシデント対応を調整する組織・チーム |

CSIRTが対応を進めるときに、SOARを使って作業を効率化することがあります。

試験では、**SOAR＝仕組み、CSIRT＝組織**と切り分けると迷いにくくなります。

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## SG試験での判断ポイント

SOARが出てきたら、次の言葉に注目します。

- インシデント対応の自動化
- 対応手順の標準化
- 複数ツールの連携
- アラート後の調査支援
- 初動対応の効率化
- チケット作成や通知の自動化

これらがあれば、SOARの説明として判断しやすいです。

一方で、次のような説明は別の用語の可能性があります。

| 説明 | 関係しやすい用語 |
|---|---|
| ログを集約・分析して異常を検知する | SIEM |
| セキュリティ監視を行う組織 | SOC |
| インシデント対応を調整する組織 | CSIRT |
| 不正通信を検知して遮断する | IPS |
| 端末上の不審な動きを検知・対応する | EDR |

SOARは、**検知後の対応を自動化する**という軸で判断します。

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## 関連用語との切り分け

SOARは、SIEM、SOC、CSIRTとセットで整理すると分かりやすくなります。

| 用語 | 見分け方 |
|---|---|
| SIEM | ログを集約・分析して異常を検知する仕組み |
| SOC | SIEMなどを使って監視する組織 |
| SOAR | アラート後の調査・対応を自動化する仕組み |
| CSIRT | インシデント対応を調整する組織 |

流れで見ると、次のようになります。

1. **SIEM**がログを分析して異常を検知する
2. **SOC**がアラートを監視・分析する
3. **SOAR**が調査や初動対応を自動化する
4. **CSIRT**が対応方針や関係者調整を行う

この流れで覚えると、試験で用語を切り分けやすくなります。

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## まとめ（試験直前用）

試験直前は、次の3点だけ押さえておきましょう。

- SOARは、**インシデント対応の調査・通知・初動対応を自動化する仕組み**
- SIEMは、**ログを分析して異常を検知する仕組み**
- 判断に迷ったら、**検知ならSIEM、対応自動化ならSOAR**

SOARは「見つける」よりも、**見つけた後に動く**仕組みです。

この違いを押さえると、SIEMやSOC、CSIRTとの混同を避けやすくなります。
