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title: "リスク所有者とは？アカウンタビリティと権限の主体を整理【SG試験】"
description: "リスク所有者は、リスクを運用管理することについてアカウンタビリティ及び権限をもつ人又は主体です。トップマネジメントや利害関係者との違いをSG試験向けに整理します。 選択肢で問われる目的・対象・責任範囲を押さえ、似た用語や対策との違いを判断できるようにします。"
last_modified_at: "2026-05-20"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/risk-owner/"
section: "sg"
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## まず結論

- **リスク所有者**とは、リスクを運用管理することについて、**アカウンタビリティ（説明責任）と権限**をもつ人または主体です。
- SG試験では、**「管理責任と権限を持つか」**で選択肢を切り分けるのがポイントです。
- 「トップマネジメント」「利害関係者」「監査員」との違いが、ひっかけとしてよく出ます。

## 直感的な説明

リスク所有者は、簡単にいうと「このリスクをどう管理するかを決め、結果に責任を持つ人」です。

たとえば、重要データを扱う業務で、情報漏えいリスクへの対策を決める場面を考えます。

- 監査員は、対策が適切かを確認する立場
- 利害関係者は、影響を受ける立場
- トップマネジメントは、組織全体を指揮する立場
- リスク所有者は、そのリスクの管理方針や受容判断に責任を持つ立場

この違いを押さえると、選択肢を切りやすくなります。

## 定義・仕組み

JIS Q 27000（情報セキュリティマネジメントシステム用語）では、リスク所有者は次の趣旨で定義されます。

- リスクを運用管理することについて
- アカウンタビリティ及び権限をもつ
- 人又は主体

SG試験では、文言の一部を入れ替えて混同させる問題が出ます。特に次の比較が重要です。

| 用語 | 何を指すか | 切り分けポイント |
|---|---|---|
| リスク所有者 | リスク運用管理の責任と権限を持つ主体 | **責任＋権限**があるか |
| トップマネジメント | 組織を最高位で指揮・管理する人または集まり | 組織全体の統率か |
| 利害関係者 | 意思決定や活動に影響を与える／受ける個人・組織 | 影響関係の有無か |
| 監査員 | 監査を行い結果を報告する立場 | 確認・報告の役割か |

## どんな場面で使う？

リスク所有者の考え方は、次のような場面で登場します。

- リスクアセスメント結果の受容可否を判断する
- リスク対応（回避・低減・移転・受容）を決める
- 対応後に残る残留リスクを受け入れるか判断する
- 監査やレビューで、誰が管理責任を持つかを明確にする

試験では、「誰がそのリスクを管理する責任主体か」という観点で問われます。

### リスク受容ではリスク所有者の承認が必要

JIS Q 27001の文脈では、受容するリスクについて、リスク所有者の承認を得ることが重要です。

リスク受容は、担当者が勝手に「対策しない」と決めることではありません。

- リスクを分析・評価する
- 受容できる範囲かを判断する
- リスク所有者が承認する
- 受容後も必要に応じて監視・レビューする

SG試験では、次のように切り分けます。

| 選択肢の表現 | 判断 |
|---|---|
| リスク所有者が承認する | 正しい |
| 監視やレビューの対象外にする | 誤り |
| リスク分析前に受容する | 誤り |
| 担当者が独断で受容する | 誤り |

👉 判断ポイント  
**リスク受容は「放置」ではなく、責任と権限をもつリスク所有者が承認する判断。**

## よくある誤解・混同

### 誤解1：リスク所有者＝トップマネジメント

トップマネジメントは組織全体を統率する立場です。  
一方、リスク所有者は、個別のリスク管理に責任と権限を持つ主体です。

### 誤解2：リスク所有者＝利害関係者

利害関係者は、影響を与える／受ける広い概念です。  
責任と権限をもってリスク管理を担うとは限りません。

### 誤解3：リスク所有者＝監査員

監査員は、適切に運用されているかを確認する側です。  
リスクの管理責任主体そのものではありません。

## 確認問題（SG試験対策）

次のうち、JIS Q 27000でいう「リスク所有者」の説明として最も適切なものはどれか。

- ア. ISMSを監査し、監査結果を被監査主体に報告する人
- イ. 最高位で組織を指揮し管理する個人又は人々の集まり
- ウ. ある決定事項や活動に影響を与え得る、又は影響を受け得る個人又は組織
- エ. リスクを運用管理することについて、アカウンタビリティ及び権限をもつ人又は主体

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<summary>▶ クリックして答えと解説を見る（ここを開く）</summary>

**正解：エ**

### 解説
- ア：監査員の説明です。
- イ：トップマネジメントの説明です。
- ウ：利害関係者の説明です。
- エ：リスク所有者の定義に対応します。

👉 判断ポイント  
**「リスク管理に対する責任と権限」を持つ主体かどうかで切り分ける。**

</details>

## まとめ（試験直前用）

- リスク所有者は、リスクの運用管理について責任（アカウンタビリティ）と権限を持つ主体です。
- リスク受容では、受容するリスクについてリスク所有者の承認を得ることが重要です。
- 「トップマネジメント」「利害関係者」「監査員」との違いが頻出です。
- 試験では、**責任と権限の有無**を軸に選択肢を切ると正答しやすくなります。
