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title: "リスクアセスメントとは？手順とJISの考え方を整理【SG試験】"
description: "リスクアセスメントはリスクを特定・分析・評価するプロセスです。JIS Q 31000・31010の考え方や準備段階の重要性、SG試験・情報セキュリティマネジメント試験のひっかけポイントを整理します。 選択肢で問われる目的・対象・責任範囲を押さえ、似た用語や対策との違いを判断できるようにします。"
last_modified_at: "2026-06-21"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/risk-assessment/"
section: "sg"
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## まず結論
- リスクアセスメントとは、リスクを特定・分析・評価して優先順位を決めるプロセスです  
- SG試験では「対策を含まない点」と「事前準備の重要性」がよく問われます  

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## 直感的な説明
リスクアセスメントは  
**「危ないところを見つけて、どれから対応すべきか決める作業」**です。

ただし実務ではいきなり分析しません。

- 何を守るのか（情報資産）
- どこまで許容するのか（基準）

を先に決めてから分析します。

👉  
**準備がズレると、全部の判断がズレる**  
ここが試験でも実務でも重要ポイントです。

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## 定義・仕組み

> 公式: JVN iPedia（脆弱性対策情報）：[公式: JVN iPedia（脆弱性対策情報）](https://jvndb.jvn.jp/)
リスクアセスメントは、JISでも次の流れで整理されています。

### ① 準備（前提条件の設定）
※ここがよく出る

- 情報資産の洗い出し（情報資産台帳）
- 評価対象の範囲を決定
- リスク基準（受容基準）を決める  
  - どこまで許容するか
  - 何を優先するか（CIAなど）

👉  
JIS Q 31000 の考え方  
**「リスク判断の基準を先に決める」**

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### ② リスク特定
- 脅威（攻撃・ミス）
- 脆弱性（弱点）
- 情報資産（守る対象）

👉  
「何が起きる可能性があるか」を洗い出す

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### ③ リスク分析
リスクの大きさを評価

- 発生確率
- 影響度

👉  
JIS Q 31010  
**様々な分析手法（定性・定量）がある**

### SG試験で頻出：リスク分析手法4つの切り分け

SG試験では、次の4つを説明文と対応づける問題がよく出ます。

| 手法 | キーワード | 選択肢での見分け方 |
|---|---|---|
| ベースラインアプローチ | 公開基準・ガイドライン・チェックリスト・ギャップ分析 | 「公表されている基準」「一定レベルを設定」「現状管理策との比較」があればこれ |
| 詳細リスク分析 | 資産価値・脅威・脆弱性・セキュリティ要件の個別識別 | 「情報資産ごとに詳細評価」「資産単位で分析」はこれ |
| 組合せアプローチ | 複数手法の併用 | 「長所を生かして組み合わせる」「効率と精度の両立」はこれ |
| 非公式アプローチ | 担当者の経験・判断に依存 | 「組織や担当者の判断中心」「標準化されていない」はこれ |

👉 判断ポイント  
まず「**公開基準との比較か**」を見る。該当すればベースライン。  
違うなら「**資産ごとの詳細識別か**」を見て、詳細リスク分析かどうかを切り分けます。

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### ④ リスク評価
対応の優先順位を決定

- 対応すべきリスク
- 許容できるリスク

👉  
ここまでがリスクアセスメント  
この後に「リスク対応」が続く

### リスク分析で順序を問われたときの考え方

SG試験では、リスク分析の作業順序を並べ替えさせる問題が出ることがあります。

細かい作業名を丸暗記するより、次のような流れで考えると整理しやすいです。

| 流れ | 作業のイメージ | 判断ポイント |
|---|---|---|
| 最初 | 対象と範囲を決める | 何を分析するかが決まっていないと判断できない |
| 次 | 弱点や問題点を洗い出す | 脆弱性・設定不備・運用上の弱点を見る |
| 次 | 起こり得る事象と影響を見積もる | どのような被害になりそうかを考える |
| 次 | 影響度や重要度を評価する | 業務影響や損失の大きさで比べる |
| 最後 | 対策の優先順位を決める | 評価結果をもとに、どの対策から行うか決める |

選択肢では、**いきなり対策を決めていないか**に注意します。

先に対象・弱点・起こり得る影響を整理し、その結果をもとに最後に対策の優先順位を決める、という順序で判断します。

### JIS定義ベースでのリスク特定・分析・評価・対応の違い

SG試験では、リスクマネジメント用語を定義文で切り分ける問題が出ます。

| 用語 | 定義文で出やすい表現 | 判断ポイント |
|---|---|---|
| リスク特定 | 起こり得るリスクを洗い出して文章化する | まずリスクを見つけて書き出す段階 |
| リスク分析 | リスクの性質や原因・影響を見て大きさを見積もる | 発生可能性・影響度などから大きさを考える段階 |
| リスク評価 | 見積もったリスクを判断基準に照らす | 受容できるか、対応が必要かを判断する段階 |
| リスク対応 | 管理策などを選び、リスクの扱いを決める | 対策を決める段階 |

試験では、**リスクの性質を調べて大きさを見積もる表現**があれば、リスク分析を疑います。

一方で、**基準に照らして受け入れ可否を決める表現**ならリスク評価、**管理策や回避・低減・移転・受容を選ぶ表現**ならリスク対応です。

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## どんな場面で使う？
### 使う場面
- ISMSのリスク評価プロセス
- システム導入前のリスク確認
- 委託先のセキュリティ評価
- 情報資産管理の見直し

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### 誤解しやすい場面
- いきなり対策を考える → ❌準備不足  
- 資産を整理していない → ❌前提が不明確  
- 基準なしで評価 → ❌判断がブレる  

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## よくある誤解・混同
### リスクマネジメントとの違い
- ❌ リスクアセスメント＝全体活動  
- ⭕ 評価まで（対策は含まない）

👉 判断基準  
**「実行しているか」ならマネジメント**

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### SG試験のひっかけ①（超重要）
- 「リスクを分析して対策を決定する」→ ❌  
- 「リスクの優先順位を決める」→ ⭕  

👉  
**対策が入ったらアウト**

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### SG試験のひっかけ②（準備）
- 「基準を決めずに評価」→ ❌  
- 「受容基準を定める」→ ⭕  

👉  
**準備工程がある選択肢は正解になりやすい**

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### SG試験のひっかけ③（資産）
- 「脅威だけ考える」→ ❌  
- 「資産・脅威・脆弱性をセットで考える」→ ⭕  

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## 確認問題（SG試験対策）

リスクアセスメントの説明として最も適切なものはどれか。

- ア. 脅威の有無を感覚だけで判断し、記録は残さない。
- イ. 資産・脅威・脆弱性・影響等を整理し、リスクの大きさを評価して対応判断につなげる。
- ウ. 対応策を先に決めてから、後でリスクを作る手順である。
- エ. 年1回の形式的チェックだけで十分で、環境変化は考慮しない。

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<summary>▶ クリックして答えと解説を見る（ここを開く）</summary>

**正解：イ**

### 解説
- ア：根拠ある評価と記録が必要です。  
- イ：リスク評価の目的と手順を正しく表しています。  
- ウ：順序が逆で、合理性を欠きます。  
- エ：変化に応じた見直しが不可欠です。  

👉 判断ポイント  
リスクアセスメントは「対応のための根拠作り」。

</details>

## まとめ（試験直前用）
- リスクアセスメント＝特定・分析・評価  
- 対策は含まれない（ここ最重要）  
- 準備（資産整理・基準設定）が前提  
- JISでは「基準を先に決める」が重要  
- 迷ったら「まだ対策前か？」で切る
