---
title: "残留リスクとは？対応後にも残るリスクを理解する【SG試験】"
description: "残留リスクは、リスク対応を実施した後にも残るリスクです。すべてのリスクをゼロにできない前提、受容の判断、追加対策や経営判断との関係を押さえ、リスク評価・リスク対応・リスク所有者との違いをSG試験向けに整理します。SG試験の出題文で迷いやすい判断ポイントも確認します。"
last_modified_at: "2026-05-20"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/residual-risk/"
section: "sg"
---

## まず結論
- **残留リスクとは「リスク対応を行った後でも残るリスク」**
- SG試験では「対応してもゼロにならない」という前提を理解できているかが問われる

---

## 直感的な説明
例えば「鍵をかける」対策をしても、泥棒が絶対に入れないわけではありません。

- 鍵をかける → リスクは下がる  
- でも「ゼロにはならない」

この「対策してもまだ残っているリスク」が残留リスクです。

👉 **対策＝リスク消滅ではない、というのがポイント**

---

## 定義・仕組み
残留リスクは、リスクマネジメントの流れの中で次のように位置づけられます。

1. リスクを特定する  
2. リスクを評価する  
3. リスク対応（回避・低減・移転・受容）を行う  
4. **それでも残るリスクが「残留リスク」**

つまり、

- 対策後の状態で  
- 「まだ許容するか？」を判断する対象

になります。

ISMSでも、最終的に**「残留リスクを受容できるか」**が重要な判断になります。

---

## どんな場面で使う？
### よく使う場面
- セキュリティ対策を実施した後の最終判断
- 管理者が「これ以上対策するか？」を決める場面
- コストとリスクのバランスを取る場面

👉 実務では  
「コストをかけすぎず、どこまで許容するか」が重要

---

### 誤解しやすい場面
- 「対策したから安全」と考える  
- 「リスクはゼロにできる」と思う  

👉 SG試験ではこの考えは**明確に誤り**

---

## よくある誤解・混同

### ❌ よくある誤解
- 残留リスク＝対策が不十分な状態  
- 残留リスク＝対応前のリスク  

### ⭕ 正しい理解
- 残留リスク＝**対応後でも残るリスク（正常な状態）**

---

### 混同しやすい用語

- **固有リスク（Inherent Risk）**
  - 対策前のリスク
  - まだ何もしていない状態

- **残留リスク（Residual Risk）**
  - 対策後のリスク
  - それでも残るもの

👉 SG試験では  
**「対策前か、対策後か」で切り分ける**

---

### 典型的なひっかけ
- 「対策したらリスクはなくなる」→ ❌  
- 「残留リスクはゼロにするべき」→ ❌  
- 「残留リスクは受容するか判断する対象」→ ⭕

👉 選択肢では  
**「残る」「許容」「判断」などのキーワードが出たら正解に近い**

---

## 確認問題（SG試験対策）

残留リスクの説明として、最も適切なものはどれか。

- ア. 対策を実施した後にも受け入れざるを得ず残るリスクである。
- イ. 対策前に特定したすべてのリスクの総称である。
- ウ. 事故発生後に新たに作られるリスクだけを指す。
- エ. 残留リスクはゼロにしないと運用してはならない。

<details markdown="1">
<summary>▶ クリックして答えと解説を見る（ここを開く）</summary>

**正解：ア**

### 解説
- ア：残留リスクの定義に一致。
- イ：これは初期リスクの把握に近い。
- ウ：時間軸の限定は誤り。
- エ：実務では受容判断を行う。

👉 判断ポイント  
リスク対応後もゼロにはならない前提で受容判断する。

</details>

## まとめ（試験直前用）

- 残留リスク＝**対策後にも残るリスク**
- リスクはゼロにならないのが前提
- 最終的に「受容するか」を判断する対象
- 固有リスク（対策前）との違いが頻出
- SG試験では「ゼロになる」と書いてあれば誤りと判断する
