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title: "PPPとは？2点間を接続するための基本プロトコル【SG試験】"
description: "PPPを2点間接続のデータリンク層プロトコルとして整理し、PPTP、CHAP、PAP、RADIUSと混同しやすい認証方式・トンネリング・接続方式の違いを示します。何を接続する規約か、認証そのものか、認証サーバかを分けて考えます。"
last_modified_at: "2026-07-02"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/ppp/"
section: "sg"
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## まず結論

PPPは、2つの機器を**1対1で接続して通信するためのプロトコル**です。

正式名称は、**Point-to-Point Protocol**です。

SG試験では、PPTP・CHAP・PAP・RADIUSとあわせて出題されることがあります。

このときの判断基準はシンプルです。

> **2点間を直接つなぐ基本プロトコルなら PPP**

PPPは、認証方式そのものでも、VPNのトンネルそのものでもありません。

PPPを土台として、CHAPやPAPで認証したり、PPTPでPPPパケットをIPネットワーク上に通したりします。

## 直感的な説明

PPPは、2つの機器の間に作る**専用の通信路**のようなものです。

たとえば、パソコンと接続先の装置が、1対1で会話できるようにするための基本ルールです。

この通信路の上で、

- 相手と通信を始める
- 必要に応じて認証する
- データを送る
- 通信を終了する

といった流れを扱います。

つまりPPPは、

> **2点間通信の土台になるプロトコル**

と考えると分かりやすいです。

## 定義・仕組み

PPPは、2点間の通信を行うためのデータリンク層のプロトコルです。

もともとは、電話回線などを使ったダイヤルアップ接続でよく使われました。

PPPでは、通信を開始するときに、接続条件を調整したり、必要に応じて認証を行ったりします。

代表的な関連要素は次のとおりです。

- LCP：リンクの確立や設定を行う
- PAP：IDとパスワードを平文で送る認証方式
- CHAP：チャレンジレスポンス方式の認証方式
- NCP：IPなど上位のプロトコルを使えるように調整する

ここで大切なのは、PPPは「認証方式の名前」ではないことです。

PPPは通信の土台であり、その中でPAPやCHAPなどの認証方式が利用されます。

技術仕様としては、PPPは [RFC 1661](https://www.rfc-editor.org/rfc/rfc1661) で整理されています。

SG試験では細かい制御手順まで覚える必要はありません。

重要なのは、

- 2点間通信
- データリンク層
- PAPやCHAPと関係する
- PPTPの土台として出てくる

の4点です。

## どんな場面で使う？

PPPは、2つの機器を1対1で接続する場面で登場します。

代表的には、次のような文脈です。

- ダイヤルアップ接続
- リモートアクセス
- PPP接続における認証
- PPTPでカプセル化される対象

SG試験では、PPP単体の細かい実装よりも、関連用語との関係を問われることが多いです。

たとえば、PPTPはPPPパケットをIPデータグラムでカプセル化してVPNのトンネルを作ります。

このとき、PPPは「包まれる側」、PPTPは「包んでトンネルを作る側」です。

また、CHAPやPAPは、PPPで使われる認証方式として整理すると理解しやすくなります。

## よくある誤解・混同

PPPは、PPTP・CHAP・PAP・RADIUSと混同しやすい用語です。

| 用語 | 役割 | 判断ポイント |
|---|---|---|
| PPP | 2点間通信の基本プロトコル | 1対1の接続、データリンク層 |
| PPTP | VPNのトンネルを作る | PPPパケットをIPでカプセル化する |
| CHAP | チャレンジレスポンス方式の認証 | パスワードをそのまま送らない |
| PAP | IDとパスワードを平文で送る認証 | 平文送信なので安全性が低い |
| RADIUS | 認証・利用記録を一元管理する | 認証情報やアカウンティング情報を扱う |

切り分けのコツは、次のとおりです。

- **2点間を直接つなぐ基本プロトコル**なら PPP
- **PPPをIPで包んでVPNにする**なら PPTP
- **チャレンジレスポンス方式**なら CHAP
- **IDとパスワードを平文で送る**なら PAP
- **認証や利用記録をサーバで管理**するなら RADIUS

選択肢では、PPPを「PPPパケットをIPデータグラムでカプセル化するプロトコル」と説明していたら誤りです。これはPPTPの説明です。

また、PPPを「チャレンジレスポンス方式の認証」と説明していたら、CHAPとの混同です。

SG試験では、PPPを見たら、まず「2点間通信の土台」と考えるのが安全です。

## まとめ（試験直前用）

- PPPは、2点間を1対1で接続するためのプロトコル
- データリンク層で使われる基本的な通信の土台
- PAPやCHAPは、PPPで利用できる認証方式
- PPTPは、PPPパケットをIPで包んでVPNのトンネルを作る
- 「2点間通信の土台」と出たらPPPを考える
