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最終更新日:2026年5月10日

IEEE1394とは?機器同士を接続してデータ転送できる規格【SG試験】

まず結論

IEEE1394は、機器同士を接続してデータ転送できる高速シリアルインタフェース規格です。

かつて、デジタルビデオカメラや外付け機器の接続などで使われました。

情報セキュリティマネジメント試験では、細かい通信速度や端子形状よりも、次のポイントを押さえることが大切です。

  • IEEE1394は、データ転送用の規格
  • PCを必ず介する必要はない
  • 機器同士を接続できる
  • HDMIのような「映像と音声を表示機器へ送る規格」とは目的が違う

試験で、

IEEE1394は、PCを介して映像などを送受信する規格である

と出た場合、「PCを介して」が不適切と判断します。


直感的な説明

IEEE1394は、昔のデジタルビデオカメラとパソコンをつないで、映像データを取り込むときなどに使われた規格です。

イメージとしては、

機器と機器をつないで、データをやり取りするための通り道

です。

HDMIのように、テレビやディスプレイに映像を表示することが主目的ではありません。

HDMIは「画面や音を出すための接続」、IEEE1394は「機器間でデータを転送するための接続」と考えると、切り分けやすくなります。


定義・仕組み

IEEE1394は、IEEEで標準化された高速シリアルインタフェース規格です。

Appleの製品では、FireWireという名称で知られていました。

また、ソニー製品などでは、i.LINKという名称で使われたこともあります。

IEEE1394の特徴は、次のとおりです。

  • 高速なデータ転送に使われる
  • デジタルビデオカメラなどの接続で使われた
  • 機器同士を接続できる
  • ホストとなるPCが常に必要とは限らない
  • 複数の機器を接続できる構成に対応する

SG試験では、名称の違いよりも、「PCを介さなくても機器同士を接続できる」という点を押さえておくとよいです。


どんな場面で使う?

IEEE1394は、次のような場面で使われていました。

  • デジタルビデオカメラとパソコンの接続
  • 外付けハードディスクとの接続
  • 音響機器との接続
  • 映像機器同士のデータ転送

現在はUSBやHDMIなどの利用が一般的になり、IEEE1394を日常的に見る機会は少なくなっています。

ただし、試験では古い規格も含めて、インタフェース規格の特徴を比較する問題として出題されることがあります。


よくある誤解・混同

「PCを介して送受信する規格」と覚えない

IEEE1394で特に注意したいのは、

PCを介して映像などを送受信する規格

という説明です。

これは不適切です。

IEEE1394は、PCとの接続に使われることもありますが、必ずPCを介するわけではありません

機器同士を直接接続してデータ転送できる点が特徴です。

そのため、試験では「PCを介して」という表現に注意します。


HDMIとの違い

HDMIは、音声と映像を合わせてデジタル伝送する規格です。

主な目的は、パソコン・ゲーム機・レコーダーなどから、テレビやディスプレイに映像や音声を出力することです。

一方、IEEE1394は、機器間でデータを転送するための規格です。

規格 主な目的
HDMI 映像と音声を表示機器へ送る
IEEE1394 機器同士でデータを転送する

HDMIは「表示・再生」、IEEE1394は「データ転送」と考えると、試験で迷いにくくなります。


USBとの違い

USBも、機器を接続してデータ転送を行う規格です。

現在はUSBの方が広く使われています。

ただし、SG試験では、USBの最新規格や速度よりも、IEEE1394の特徴として、機器同士の接続やデータ転送を理解しておけば十分です。

規格 試験で押さえるポイント
USB 周辺機器の接続で広く使われる
IEEE1394 デジタルビデオカメラなどで使われた高速データ転送規格

「映像用の端子」とだけ覚えない

IEEE1394は、デジタルビデオカメラとの接続で使われたため、映像のイメージが強い規格です。

しかし、HDMIのように、映像をテレビへ表示するための端子として覚えると混乱します。

IEEE1394は、あくまでデータ転送のためのインタフェース規格です。

ここを押さえると、HDMIやD端子、S端子との違いを整理しやすくなります。


試験での判断ポイント

IEEE1394の問題では、次のように判断すると迷いにくくなります。

選択肢の説明 判断
機器同士を接続してデータ転送できる IEEE1394の説明として正しい
PCを必ず介して映像を送受信する 誤り。PCが必須ではない
音声と映像を合わせて送受信する HDMIの説明
アナログ映像信号を伝送する日本独自の端子 D端子の説明
輝度信号と色信号を分けて伝送する S端子の説明

特に、

IEEE1394 = 機器間のデータ転送

と覚えておくと、他の端子との切り分けがしやすくなります。


例題

問題

IEEE1394の説明として、最も適切なものはどれか。

ア. 音声と映像を合わせて送受信する規格である。
イ. デジタル映像信号に直接対応した日本独自の接続端子である。
ウ. PCを必ず介して映像などを送受信する規格である。
エ. 機器同士を接続してデータ転送できる規格である。

回答と解説 正解は、**エ**です。 IEEE1394は、機器同士を接続してデータ転送できる高速シリアルインタフェース規格です。 アはHDMIの説明です。HDMIは、音声と映像を合わせて送受信できます。 イはD端子と混同しやすい説明ですが、D端子はデジタルではなくアナログ映像信号用の端子です。 ウは「PCを必ず介して」という点が不適切です。IEEE1394は、機器同士を接続してデータ転送できるため、PCが必須とは限りません。

まとめ(試験直前用)

IEEE1394は、機器同士を接続してデータ転送できる高速シリアルインタフェース規格です。

試験では、現在よく使うかどうかよりも、他のインタフェースとの違いを判断できることが重要です。

最後に、次の3点を押さえておきましょう。

  • IEEE1394は、機器間のデータ転送に使われる
  • PCを必ず介するわけではない
  • HDMIのような「映像と音声をまとめて表示機器へ送る規格」とは目的が違う

試験で迷ったら、

HDMIは表示・再生、IEEE1394はデータ転送

と考えると、選択肢を切り分けやすくなります。

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