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title: "Flood攻撃とは？大量通信でサービスを妨害する攻撃【SG試験】"
description: "Flood攻撃は、大量の通信や要求を送り付けてサーバや回線の処理能力を圧迫する攻撃です。SG試験で迷いやすいICMP Flood、SYN Flood、HTTP GET Floodの切り分けを整理します。"
last_modified_at: "2026-07-09"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/flood-attack/"
section: "sg"
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## まず結論

Flood攻撃は、**大量の通信や要求を送り付けて、サーバ・ネットワーク・回線を過負荷にし、サービスを使えなくする攻撃**です。

SG試験では、Flood攻撃そのものの細かい実装よりも、**何を大量に送っているか**で攻撃名を切り分けられるかが問われます。

特に混同しやすいのは、次の4つです。

| 攻撃名 | 大量に送るもの | 判断ポイント |
|---|---|---|
| ICMP Flood | pingなどのICMP要求 | 回線や相手までの通信を過負荷にする |
| SYN Flood | TCP接続開始の要求 | 接続開始処理を大量に発生させる |
| HTTP GET Flood | Webコンテンツ取得要求 | Webサーバに応答処理を繰り返させる |
| Connection Flood | TCP接続そのもの | 接続を維持させてリソースを枯渇させる |

選択肢では、**ICMP疎通確認、TCP接続開始、Web取得要求、接続維持**のどれが出ているかを見ると判断しやすくなります。

## SG試験で選択肢を切る判断軸（ICMP Flood編）

ICMP Floodを問う問題では、次の表現が出ているかを確認します。

- ICMP echo request などの疎通確認要求
- 大量の要求パケット
- 攻撃対象までの回線や通信処理を過負荷にする
- 正常なアクセスを妨害する

一方で、次の表現は別のFlood攻撃として切ります。

| 選択肢の表現 | 切り分け |
|---|---|
| Webページ取得要求を大量に発生させる | HTTP GET Flood |
| TCP接続開始要求を大量に発生させる | SYN Flood |
| TCP接続を多数張ったまま保持する | Connection Flood |
| ICMPの疎通確認要求を大量に送る | ICMP Flood |

> 迷ったら、**「ICMP要求」ならICMP Flood**、**「TCP接続開始」ならSYN Flood**、**「Web取得要求」ならHTTP GET Flood**と、送っているものを先に見ます。

## 直感的な説明

Floodは「洪水」という意味です。

Flood攻撃は、サーバに対して水のように大量の通信を流し込み、処理しきれない状態にするイメージです。

たとえば、お店に電話をかけ続ける人が大量にいると、本当に問い合わせたいお客さんの電話がつながらなくなります。

Flood攻撃も同じで、攻撃者が大量の通信を発生させることで、正規の利用者がサービスにアクセスしづらくなります。

ここで大事なのは、Flood攻撃は**情報を盗む攻撃ではなく、使えなくする攻撃**だという点です。

SG試験では、機密情報の窃取や改ざんではなく、**可用性を低下させる攻撃**として整理すると選択肢を切りやすくなります。

## 定義・仕組み

Flood攻撃は、DoS攻撃やDDoS攻撃の一種として扱われます。

DoS攻撃は、攻撃対象のサービスを妨害する攻撃です。DDoS攻撃は、それを複数の端末や踏み台から分散して行う攻撃です。

Flood攻撃では、主に次のような流れで負荷を掛けます。

1. 攻撃対象に大量の通信を送る
2. サーバやネットワーク機器が処理しようとする
3. CPU、メモリ、接続数、回線帯域などが圧迫される
4. 正常な利用者の通信が遅くなる、またはつながらなくなる

IPAの資料でも、Flood攻撃はシステムの容量を逼迫させ、新しい接続を確立できないようにする攻撃として説明されています。参考として、IPAが公開している [コンピュータセキュリティ インシデント対応ガイド](https://www.ipa.go.jp/security/reports/oversea/nist/ug65p90000019cp4-att/begoj9000000bd3p.pdf) では、DDoS攻撃の一例としてFlood攻撃が整理されています。

代表的なFlood攻撃は、次のように切り分けます。

| 種類 | 何を悪用するか | 試験での見分け方 |
|---|---|---|
| ICMP Flood | ICMP | 疎通確認要求、大量の要求パケット、回線過負荷 |
| SYN Flood | TCPの接続開始 | 接続開始要求、応答待ちの負荷 |
| HTTP GET Flood | Webアクセス | Web取得要求、Webサーバ負荷 |
| Connection Flood | TCP接続の維持 | 大量のTCP接続、接続維持、リソース枯渇 |

SG試験では、「大量に送る」という表現だけではなく、**どの層・どの処理に負荷を掛けているか**を見ることが大切です。

## どんな場面で使う？

Flood攻撃は、Webサイト、メールサーバ、DNSサーバ、社内システムなど、ネットワーク経由でサービスを提供している環境で問題になります。

たとえば、次のような場面です。

- Webサイトに大量アクセスが発生して応答が遅くなる
- ping要求が大量に届き、通信回線が圧迫される
- TCP接続要求が大量に届き、サーバが接続処理で忙しくなる
- 多数の接続が維持され、サーバの接続数やメモリが枯渇する

実務では、Flood攻撃への対策として、ファイアウォール、IPS、WAF、DDoS対策サービス、通信量の監視、しきい値設定などを組み合わせます。

ただし、SG試験では「どの製品を入れるか」よりも、**攻撃の目的がサービス妨害であり、可用性を低下させるもの**だと判断することが重要です。

選択肢では、次のように書かれていたら注意します。

- 「大量の要求パケット」→ Flood攻撃を疑う
- 「ICMPの疎通確認要求」→ ICMP Floodを疑う
- 「TCP接続開始要求」→ SYN Floodを疑う
- 「Web取得要求」→ HTTP GET Floodを疑う
- 「TCP接続を維持」→ Connection Floodを疑う

## よくある誤解・混同

### ICMP FloodとHTTP GET Floodの違い

ICMP Floodは、pingなどで使われるICMP要求を大量に送る攻撃です。

一方、HTTP GET Floodは、Webコンテンツの取得要求を大量に送る攻撃です。

| 比較 | ICMP Flood | HTTP GET Flood |
|---|---|---|
| キーワード | ICMP、疎通確認要求 | Web取得要求、Webサーバ応答 |
| 主な負荷 | 回線や通信処理 | Webサーバの処理 |
| 判断基準 | pingが出たらICMP | GETが出たらHTTP |

SG試験では、**Web取得要求の話なのにICMP Floodを選ばない**ことが大切です。

### ICMP FloodとSYN Floodの違い

SYN Floodは、TCP接続を始めるための要求を大量に送る攻撃です。

サーバは接続を確立しようとして応答や管理情報を保持するため、接続処理に負荷が掛かります。

| 比較 | ICMP Flood | SYN Flood |
|---|---|---|
| キーワード | ping、ICMP | SYN、TCP接続開始 |
| 狙う処理 | 通信要求への応答 | TCP接続確立処理 |
| 判断基準 | pingならICMP | SYNならSYN Flood |

選択肢では、**「接続開始要求」「応答待ちの負荷」**と書かれていたら、ICMP FloodではなくSYN Floodです。

### Smurf攻撃（ICMP反射型）の特徴

Smurf攻撃は、ICMPを悪用したDoS攻撃として問われる代表例です。

典型的には、次の流れで起こります。

1. 攻撃者が、**送信元IPアドレスを被害者に偽装**したICMP echo requestを送る
2. その要求を、ブロードキャスト可能な宛先へ送る
3. 応答する多数端末から、被害者へ**ICMP echo replyが集中**する

SG試験では、次の切り分けが有効です。

- 「ICMPの**応答**パケットが大量」→ Smurf攻撃を疑う
- 「TCP接続開始要求が大量」→ SYN Flood
- 「サイズの大きいUDPを大量」→ UDP Flood
- 「大量メール」→ メールボム

Smurf攻撃は、単なるICMP Floodの説明と混ぜて出題されることがあるため、
**送信元偽装**と**多数端末からの応答集中**まで読んで判断するのがコツです。

### SYN FloodとConnection Floodの違い

SYN Floodは、接続を始める段階に負荷を掛けます。

Connection Floodは、大量のTCP接続を確立し、それを維持することでリソースを枯渇させます。

| 比較 | SYN Flood | Connection Flood |
|---|---|---|
| 攻撃の位置 | 接続開始時 | 接続確立後 |
| キーワード | 接続開始要求 | TCP接続を確立・維持 |
| 判断基準 | 始めるだけ | つないだままにする |

SG試験では、**接続開始処理を大量発生させるならSYN Flood**、**接続後も多数のセッションを保持するならConnection Flood**と切り分けます。

### Flood攻撃と情報漏えい攻撃の違い

Flood攻撃は、情報を盗むことが主目的ではありません。

主目的は、サービスを使えなくすることです。

そのため、CIAで整理すると、主に影響を受けるのは**可用性**です。

| 観点 | Flood攻撃での影響 |
|---|---|
| 機密性 | 情報を盗む攻撃ではない |
| 完全性 | データを書き換える攻撃ではない |
| 可用性 | サービスを使えなくする |

選択肢で「情報を盗み出す」「データを改ざんする」と書かれていたら、Flood攻撃の説明としてはずれている可能性があります。

## まとめ（試験直前用）

- Flood攻撃は、**大量通信でサービスを妨害する攻撃**
- 主な影響は、CIAのうち**可用性の低下**
- **ICMP疎通確認ならICMP Flood**、**接続開始要求ならSYN Flood**、**Web取得要求ならHTTP GET Flood**
- **TCP接続を維持して枯渇**ならConnection Flood
- SG試験では、攻撃名よりも**何を大量に送っているか**で選択肢を切る
