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title: "ER図とは？エンティティとリレーションシップで整理する図【SG試験】"
description: "ER図は、管理対象をエンティティ、属性、リレーションシップとして整理し、データ構造を表す図です。関係データベースの表そのもの、DFD、業務フロー図との違いを押さえ、SG試験でデータモデルを見分ける判断基準を整理します。科目Aの用語理解と科目Bのケース判断で迷いやすい表現も確認します。"
last_modified_at: "2026-05-06"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/er-diagram/"
section: "sg"
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## まず結論

ER図（Entity-Relationship Diagram）は、**管理したい対象をエンティティとし、エンティティ同士の関係をリレーションシップとして表す図**です。

SG試験では、ER図を「関係データベースの表そのもの」と決めつけないことが大切です。

ER図は、データベースを作る前に、

- 何を管理するのか
- それぞれがどんな情報をもつのか
- それらがどのように関係するのか

を整理するために使われます。

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## 直感的な説明

ER図は、**業務で管理したいもの同士の関係図**と考えると分かりやすいです。

例えば、販売管理では次のような対象があります。

- 顧客
- 商品
- 注文
- 注文明細

これらは単独で存在しているのではなく、

- 顧客が注文する
- 注文には注文明細がある
- 注文明細には商品が含まれる

という関係をもちます。

このように、**管理対象とそのつながりを整理する図**がER図です。

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## 定義・仕組み

ER図は、主に次の要素で構成されます。

| 要素 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| エンティティ | 管理したい対象 | 顧客、商品、注文 |
| 属性 | エンティティがもつ情報 | 顧客名、商品名、注文日 |
| リレーションシップ | エンティティ同士の関係 | 顧客が注文する、注文に商品が含まれる |
| 多重度 | 何対何の関係か | 1対多、多対多 |

例えば、

- 1人の顧客は複数の注文を行う
- 1つの注文には複数の商品が含まれる
- 1つの商品は複数の注文に含まれることがある

という関係を表せます。

ここで大切なのは、ER図は**データの流れや業務手順を表す図ではない**という点です。

ER図が表すのは、あくまで**管理対象と関係**です。

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## 関係データベースの表との違い

ER図は、関係データベースの設計でよく使われます。

そのため、ER図を「データベースの表を表す図」と考えたくなります。

ただし、SG試験では少し注意が必要です。

ER図は、最終的に関係データベースの表設計につながることは多いですが、**表として実装することを前提にした図とは限りません**。

より正確には、ER図は次のような図です。

> 管理対象であるエンティティと、その属性、エンティティ間の関係を整理する図

つまり、

- 表そのものを描く図ではない
- データベース化の前段階で概念を整理する図
- 関係データベース以外の対象整理にも使える

と押さえると安全です。

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## どんな場面で使う？

ER図は、システム開発の上流工程やデータベース設計で使われます。

特に、次のような場面で役立ちます。

- 業務で管理する情報を整理する
- データベース設計の前に対象を洗い出す
- エンティティ同士の関係を確認する
- 1対多、多対多などの関係を整理する
- データの重複や設計の抜けを見つける

例えば、受注管理システムを作るときに、いきなり表を作り始めると、どの情報をどこに持たせるべきか分かりにくくなります。

そこで、まずER図で「顧客」「注文」「商品」「注文明細」などの関係を整理します。

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## よくある誤解・混同

### 誤解1：ER図は関係データベースの表を表す図である

これは、かなり引っかかりやすいポイントです。

ER図は関係データベース設計でよく使われますが、**表として実装することを前提にした図とは限りません**。

SG試験では、

- エンティティ
- 属性
- リレーションシップ

を表す図だと判断します。

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### 誤解2：リレーションシップは業務上の手順を表す

リレーションシップは、**エンティティ同士の関係**を表します。

例えば、

- 顧客が注文する
- 注文に商品が含まれる

といった関係です。

「申請する → 承認する → 登録する」のような業務手順を表すものではありません。

業務手順を表す場合は、業務フロー図やアクティビティ図などが関係します。

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### 誤解3：データの生成から消滅までの操作を表す

データの生成・更新・削除・参照など、データの流れや処理を表す図は、DFD（データフロー図）と混同しやすいです。

ER図は、データの処理手順ではなく、**データとして管理する対象と関係**を表します。

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## DFDとの違い

ER図とDFDは、どちらもシステム開発で使われる図ですが、見るポイントが違います。

| 図 | 何を表す？ | 見るポイント |
|---|---|---|
| ER図 | 管理対象と関係 | 何を管理するか、どう関係するか |
| DFD | データの流れ | データがどこから来て、どこへ行くか |

試験では、

- エンティティ、属性、リレーションシップ → ER図
- データの入力、出力、処理、蓄積 → DFD

と切り分けると判断しやすいです。

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## まとめ（試験直前用）

ER図は、**エンティティとリレーションシップで管理対象を整理する図**です。

試験直前は、次の3点で判断しましょう。

- **エンティティ・属性・リレーションシップが出たらER図**
- **表そのものではなく、管理対象と関係を整理する図**
- **データの流れや業務手順を表す図ではない**

特に、「関係データベースの表として実装することを前提に表現する」という選択肢は注意です。

ER図は関係データベース設計で使われますが、正確には**実体と実体間の関係を表す図**として押さえるのが安全です。
