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title: "DLPとは？機密情報の持ち出しを防ぐ仕組み【SG試験】"
description: "DLPは、機密情報や個人情報の送信・コピー・持ち出しを検知し、必要に応じて遮断する情報漏えい対策です。通信内容やファイル内容を見る点を押さえ、IDS・IPS・DMZ・アクセス制御との違いをSG試験向けに整理します。科目Aの用語理解と科目Bのケース判断で迷いやすい表現も確認します。"
last_modified_at: "2026-05-08"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/dlp/"
section: "sg"
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## まず結論
- **DLP（Data Loss Prevention）とは、機密情報の送信・保存・持ち出しなどを監視し、情報漏えいを防ぐための仕組み**です。
- SG試験では、**侵入を見つける仕組みなのか、情報の持ち出しを防ぐ仕組みなのか**を判断させる問題で出やすい用語です。

DLPは、外部からの攻撃そのものを防ぐ仕組みというより、組織内の重要情報が外へ出ていかないように管理する対策です。

## 直感的な説明
DLPは、会社の出口で「持ち出してはいけない資料が入っていないか」を確認する係のようなものです。

例えば、社員がメールに顧客名簿を添付して送ろうとしたり、USBメモリに機密ファイルをコピーしようとしたりする場合があります。

このときDLPは、ファイルの内容や送信先、操作内容を確認し、問題があれば警告したり、送信やコピーを止めたりします。

つまり、DLPのポイントは、

- **機密情報を見つける**
- **外部への送信や持ち出しを検知する**
- **必要に応じてブロックする**

という流れです。

SG試験では、単に「監視する」だけでなく、**情報漏えいを防ぐために、機密情報の操作を検知・制御する**と考えると判断しやすくなります。

## 定義・仕組み
DLPは、重要な情報が社外に漏れないように、データの利用状況を監視・制御する仕組みです。

代表的には、次のような操作を対象にします。

| 対象 | DLPで見るポイント |
|---|---|
| メール送信 | 機密情報を含むファイルを外部に送っていないか |
| Webアップロード | クラウドストレージなどに重要情報を置いていないか |
| USBメモリ | 持ち出し禁止の情報をコピーしていないか |
| 印刷 | 機密文書を不適切に出力していないか |
| 端末操作 | 利用者が機密情報を不自然に扱っていないか |

DLPの基本的な考え方は、次の3段階です。

1. **機密情報を特定する**  
   個人情報、顧客情報、設計情報、営業秘密などを対象にします。

2. **操作を監視する**  
   送信、コピー、アップロード、印刷などの操作を確認します。

3. **違反する操作を制御する**  
   警告、記録、承認要求、ブロックなどを行います。

情報漏えい対策の考え方は、IPAの情報セキュリティ関連資料でも、組織的・人的・技術的対策を組み合わせて行うものとして整理されています。DLPは、その中でも**技術的に情報の持ち出しを検知・制御する対策**として理解するとよいです。  
[IPA 情報セキュリティ](https://www.ipa.go.jp/security/)

## どんな場面で使う？
DLPは、次のような場面で使います。

- 顧客情報や個人情報を扱う業務
- 設計データや営業秘密を扱う業務
- 社外とのメールやファイル共有が多い業務
- USBメモリやクラウドサービスの利用を管理したい場合
- 退職者や委託先による情報持ち出しリスクを下げたい場合

特に、科目Bのケース問題では、次のような文脈で考えると分かりやすいです。

- 情報資産を分類する
- 機密情報の取扱いルールを決める
- 利用者教育を行う
- DLPなどの技術的対策で操作を監視・制御する
- ログを確認して、違反や異常操作を見つける

DLPだけを導入しても、すべての情報漏えいを防げるわけではありません。

何を機密情報として扱うのか、誰がアクセスしてよいのか、持ち出しを認める場合の手続きはどうするのか、といった運用ルールとセットで考える必要があります。

SG試験では、**DLP＝情報漏えい対策の一つ**と押さえつつ、万能な対策ではない点にも注意します。

## よくある誤解・混同
DLPは、IDS、IPS、DMZと混同しやすい用語です。

| 用語 | 主な役割 | 判断ポイント |
|---|---|---|
| DLP | 機密情報の持ち出しを検知・制御する | 情報漏えいを防ぐ |
| IDS | 侵入や異常を検知して通知する | 検知が中心 |
| IPS | 攻撃を検知し、通信を遮断する | 防御・遮断まで行う |
| DMZ | 公開サーバを置く中間ネットワーク | ネットワーク構成の話 |

SG試験では、次のような選択肢に注意します。

- **「ネットワークやホストを監視し、異常を検知して通知する」**  
  → IDSの説明です。DLPではありません。

- **「攻撃パケットを遮断する」**  
  → IPSの説明です。DLPの中心は攻撃遮断ではなく、機密情報の漏えい防止です。

- **「内部LANでもインターネット上でもない中間的なネットワーク領域」**  
  → DMZの説明です。DLPとは役割が違います。

- **「機密情報の送信や出力を検知し、必要に応じてブロックする」**  
  → DLPの説明です。

迷ったときは、**守っている対象が“ネットワークへの侵入”なのか、“機密情報の持ち出し”なのか**で切り分けます。

## まとめ（試験直前用）
- DLPは、**機密情報の持ち出しを検知・制御する仕組み**です。
- メール送信、USBコピー、Webアップロード、印刷などを監視対象にします。
- IDSは侵入の検知、IPSは攻撃の遮断、DMZはネットワーク構成です。
- SG試験では、**情報漏えい対策か、侵入対策か**で選択肢を切り分けます。
- DLPは技術的対策ですが、情報資産管理や利用ルールとセットで運用します。
