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title: "暗号攻撃の種類まとめ【SG試験】"
description: "暗号攻撃は、暗号鍵や平文を推測するために暗号文・平文・処理中の漏えい情報などを利用する攻撃です。SG試験で迷いやすい攻撃手法の違いを整理します。 試験対策として重要語の定義・具体例・よくある誤解をまとめ、短時間で復習できるように整理しています。"
last_modified_at: "2026-05-08"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/crypto-attacks-summary/"
section: "sg"
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## まず結論
- **暗号攻撃**とは、暗号文や平文、暗号処理中に漏れる情報などを手がかりにして、平文や暗号鍵を推測する攻撃です。
- SG試験では、攻撃名を丸暗記するより、**攻撃者が何を材料にしているか**で選択肢を切り分けることが大切です。

## 直感的な説明
暗号攻撃は、鍵のかかった箱を開けようとする攻撃に近いです。

ただし、攻撃のやり方はいろいろあります。

- 鍵を総当たりで試す
- 変換前と変換後の関係を見る
- 暗号装置の動作音や電力の変化を見る
- よく使われるパスワード候補から試す

つまり、同じ「暗号を破ろうとする攻撃」でも、**見ている情報が違う**のです。

SG試験では、問題文に出てくる次の言葉に注目すると判断しやすくなります。

- 平文
- 暗号文
- 暗号鍵
- 消費電力
- 電磁波
- 処理時間
- 候補を順番に試す

暗号攻撃は難しく見えますが、試験対策ではまず、**攻撃者がどこから手がかりを得ているか**を押さえれば十分です。

## 定義・仕組み
暗号攻撃は、暗号化された情報や暗号処理の仕組みを分析して、秘密情報を得ようとする攻撃です。

SG試験で押さえておきたい代表例は、次のとおりです。

| 攻撃名 | 何を使う攻撃か | 判断ポイント |
|---|---|---|
| 総当たり攻撃 | すべての鍵やパスワード候補 | 全部試す |
| 辞書攻撃 | よく使われる単語や候補リスト | 辞書・単語リストを使う |
| 既知平文攻撃 | 既に分かっている平文と暗号文 | 分かっている組合せを使う |
| 選択平文攻撃 | 攻撃者が選んだ平文と暗号文 | 任意の平文を選ぶ |
| 関連平文攻撃 | 関連のある平文と暗号文 | 平文同士の関係を見る |
| サイドチャネル攻撃 | 電力・電磁波・処理時間など | 暗号処理の外側の情報を見る |

ここで大事なのは、暗号攻撃を「暗号を直接解く攻撃」とだけ覚えないことです。

たとえば、サイドチャネル攻撃は、暗号文そのものを数学的に解くというより、暗号処理中の装置の動作から秘密情報を推測します。

一方、関連平文攻撃や選択平文攻撃は、平文と暗号文の対応関係を分析します。

つまり、暗号攻撃は大きく次のように整理できます。

| 見ているもの | 攻撃の例 |
|---|---|
| 候補そのもの | 総当たり攻撃、辞書攻撃 |
| 平文と暗号文の関係 | 既知平文攻撃、選択平文攻撃、関連平文攻撃 |
| 装置や処理中の漏れ情報 | サイドチャネル攻撃 |

暗号技術全般の基本は、IPAの情報セキュリティ教材でも整理されています。公式情報としては、IPAの「[情報セキュリティ10大脅威・情報セキュリティ教材](https://www.ipa.go.jp/security/index.html)」などを確認しておくと、暗号・認証・脅威の位置づけを理解しやすくなります。

## どんな場面で使う？
暗号攻撃の知識は、次のような場面で役立ちます。

- パスワード管理のリスクを判断する
- 暗号方式の安全性を考える
- 暗号装置や認証機器のリスクを理解する
- 情報漏えい時に、暗号化の有効性を判断する
- SG試験の選択肢で攻撃名を切り分ける

実務では、暗号攻撃を完全に防ぐために、次のような対策が組み合わされます。

- 十分に長い鍵やパスワードを使う
- 推測されやすい単語を避ける
- 安全性が確認された暗号方式を使う
- 独自暗号を使わない
- 暗号ライブラリを適切に利用する
- 暗号装置の物理的な漏えいにも注意する

SG試験では、細かい暗号理論よりも、次の判断が重要です。

- **候補を全部試す**なら、総当たり攻撃
- **辞書や単語リストを使う**なら、辞書攻撃
- **平文と暗号文の関係を見る**なら、平文系の攻撃
- **電力・電磁波・時間を見る**なら、サイドチャネル攻撃

選択肢では、攻撃の結果だけでなく、**何を利用しているか**を確認しましょう。

## よくある誤解・混同
暗号攻撃では、「暗号鍵を推測する」という結果だけを見ると混同しやすくなります。

よくある混同は、次のとおりです。

| 混同しやすい組合せ | 切り分け方 |
|---|---|
| 総当たり攻撃と辞書攻撃 | 全部試すか、単語リストを使うか |
| 既知平文攻撃と選択平文攻撃 | 平文が既に分かっているか、攻撃者が選ぶか |
| 選択平文攻撃と関連平文攻撃 | 任意の平文を使うか、関連する平文の変化を見るか |
| 関連平文攻撃とサイドチャネル攻撃 | 平文・暗号文を見るか、電力・電磁波・時間を見るか |

特にSG試験で注意したいのは、**関連平文攻撃とサイドチャネル攻撃の違い**です。

関連平文攻撃は、平文と暗号文の関係を使います。

サイドチャネル攻撃は、暗号処理中の消費電力・電磁波・処理時間などを使います。

どちらも暗号鍵を推測する可能性がありますが、攻撃に使う情報が違います。

選択肢で迷ったら、次のように考えます。

- 「任意に選んだ平文」→ 選択平文攻撃
- 「既に分かっている平文」→ 既知平文攻撃
- 「関連する平文と暗号文」→ 関連平文攻撃
- 「消費電力・電磁波・処理時間」→ サイドチャネル攻撃
- 「すべての候補」→ 総当たり攻撃
- 「辞書・単語リスト」→ 辞書攻撃

SG試験では、攻撃名の雰囲気ではなく、**材料を見る**のが一番安全です。

## まとめ（試験直前用）
- 暗号攻撃は、暗号鍵や平文を推測するための攻撃です。
- 判断基準は、**攻撃者が何を材料にしているか**です。
- 候補を全部試すなら、総当たり攻撃です。
- 平文と暗号文の関係を見るなら、平文系の攻撃です。
- 電力・電磁波・処理時間を見るなら、サイドチャネル攻撃です。
