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title: "ARPとDNSの違いとは？名前解決とMACアドレス解決を整理【SG試験】"
description: "ARPとDNSはどちらも通信先を調べる仕組みですが、DNSはドメイン名からIPアドレスを調べ、ARPはIPアドレスからMACアドレスを調べます。SG試験・情報セキュリティマネジメント試験で混同しやすい名前解決、ARPテーブル、DNSキャッシュ、DNSキャッシュポイズニングとの違いを整理します。"
last_modified_at: "2026-05-06"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/arp-vs-dns/"
section: "sg"
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## まず結論
ARPとDNSは、どちらも**通信先を調べるための仕組み**ですが、調べる対象が違います。

- **DNS**：ドメイン名からIPアドレスを調べる
- **ARP**：IPアドレスからMACアドレスを調べる

SG試験では、まずこの対応関係を押さえることが大切です。

> 名前からIPならDNS、IPからMACならARP

この一文で切り分けると、選択肢をかなり判断しやすくなります。

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## 直感的な説明
Webサイトを見るとき、利用者は通常、IPアドレスではなくドメイン名を入力します。

たとえば、次のような流れです。

```text
www.example.com
↓ DNSで調べる
203.0.113.10
↓ ARPで調べる
対応するMACアドレス
```

DNSは、**人間が覚えやすい名前を、通信で使うIPアドレスに変換する仕組み**です。

一方、ARPは、**LAN内で実際に通信を届けるために、IPアドレスからMACアドレスを調べる仕組み**です。

つまり、DNSとARPはどちらも通信前の確認ですが、役割が違います。

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## 定義・仕組み
DNSとARPの違いを表で整理すると、次のようになります。

| 項目 | DNS | ARP |
|---|---|---|
| 正式名称 | Domain Name System | Address Resolution Protocol |
| 調べるもの | ドメイン名 → IPアドレス | IPアドレス → MACアドレス |
| 主な目的 | Webサイトなどの宛先IPを知る | LAN内で実際に届ける相手を知る |
| 保存される情報 | DNSキャッシュ | ARPテーブル |
| 関連する攻撃 | DNSキャッシュポイズニング | ARPスプーフィング |

ポイントは、DNSもARPも「対応関係を調べる」仕組みだということです。

ただし、対応させるものが違います。

- DNSは、**名前とIPアドレス**を対応させる
- ARPは、**IPアドレスとMACアドレス**を対応させる

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## 通信の流れで見る違い
たとえば、PCからWebサイトへアクセスする場合を考えます。

### 1. DNSでIPアドレスを調べる
まず、PCはドメイン名からIPアドレスを調べます。

```text
www.example.com のIPアドレスは？
```

これに対してDNSが、対応するIPアドレスを返します。

```text
203.0.113.10 です
```

ここで行われるのが、**名前解決**です。

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### 2. ARPでMACアドレスを調べる
次に、PCは通信を実際にネットワークへ送る必要があります。

同じLAN内の相手に送る場合は、相手のMACアドレスを調べます。

外部のWebサイトへ送る場合は、まずデフォルトゲートウェイ、つまりルータのMACアドレスを調べます。

```text
このIPアドレスに届けるため、次に渡す機器のMACアドレスは？
```

ここで使われるのがARPです。

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## どんな場面で使う？
DNSとARPは、どちらも利用者が普段意識しないところで自動的に使われます。

| 場面 | 使われる仕組み |
|---|---|
| URLを入力してWebサイトを見る | DNS |
| ドメイン名からIPアドレスを調べる | DNS |
| LAN内の機器へ通信を届ける | ARP |
| ルータのMACアドレスを調べる | ARP |
| 名前解決の問題を調べる | DNS |
| IPとMACの対応を調べる | ARP |

SG試験では、問題文に「ドメイン名」「名前解決」とあればDNSを考えます。

一方で、「MACアドレス」「ARPテーブル」「LAN内」とあればARPを考えます。

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## DNSキャッシュとARPテーブルの違い
DNSとARPは、どちらも一度調べた結果をしばらく保存します。

ただし、保存する内容が違います。

| 用語 | 保存する内容 |
|---|---|
| DNSキャッシュ | ドメイン名とIPアドレスの対応 |
| ARPテーブル | IPアドレスとMACアドレスの対応 |

キャッシュやテーブルに保存することで、毎回問い合わせる必要がなくなり、通信を効率よく行えます。

ただし、ここに誤った情報が入ると、別の場所へ通信してしまう危険があります。

この考え方が、DNSキャッシュポイズニングやARPスプーフィングの理解につながります。

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## 攻撃との関係
DNSとARPは、どちらも対応関係を信じて通信するため、偽の情報を入れられると攻撃につながります。

| 攻撃 | だます対応関係 | 起こること |
|---|---|---|
| DNSキャッシュポイズニング | ドメイン名とIPアドレス | 偽サイトへ誘導される |
| ARPスプーフィング | IPアドレスとMACアドレス | 攻撃者の端末へ通信が向く |

たとえばDNSキャッシュポイズニングでは、正しいWebサイト名を入力しても、偽のIPアドレスへ誘導される可能性があります。

一方、ARPスプーフィングでは、LAN内でIPアドレスとMACアドレスの対応をだまされ、通信が攻撃者を経由する可能性があります。

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## よくある誤解・混同

### 誤解1：DNSもARPも同じ「アドレス変換」
どちらも対応関係を調べますが、変換する対象が違います。

DNSは、**ドメイン名からIPアドレス**です。

ARPは、**IPアドレスからMACアドレス**です。

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### 誤解2：ARPはドメイン名からIPアドレスを調べる
これはDNSの役割です。

ARPはドメイン名を扱うのではなく、IPアドレスに対応するMACアドレスを調べます。

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### 誤解3：DNSはMACアドレスを調べる
DNSはMACアドレスを調べません。

DNSが扱うのは、基本的にドメイン名とIPアドレスの対応です。

MACアドレスが出てきたら、ARPを考えます。

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### 誤解4：外部サーバのMACアドレスをARPで直接調べる
ARPは基本的に同じLAN内で使われる仕組みです。

外部のWebサーバへ通信する場合、PCがARPで調べるのは、外部サーバのMACアドレスではなく、通常はデフォルトゲートウェイのMACアドレスです。

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## SG試験での判断ポイント
SG試験では、問題文のキーワードから切り分けるのが一番確実です。

| キーワード | 判断する用語 |
|---|---|
| ドメイン名 | DNS |
| 名前解決 | DNS |
| IPアドレスを取得 | DNS |
| MACアドレス | ARP |
| ARPテーブル | ARP |
| LAN内の機器 | ARP |
| 偽サイトへ誘導 | DNSキャッシュポイズニング |
| 通信が攻撃者を経由 | ARPスプーフィング |

特に、次の2つをセットで覚えておくと便利です。

- **DNSキャッシュ**：ドメイン名とIPアドレス
- **ARPテーブル**：IPアドレスとMACアドレス

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## 確認問題
PCがWebサイトへアクセスするとき、まずドメイン名からIPアドレスを調べ、その後、LAN内で通信を届けるためにIPアドレスからMACアドレスを調べた。この2つの処理で使われる仕組みの組合せとして、最も適切なものはどれか。

- ア　DNS、ARP
- イ　ARP、DNS
- ウ　DHCP、DNS
- エ　SMTP、ARP

<details>
<summary>回答と解説</summary>

正解は、**ア　DNS、ARP**です。

ドメイン名からIPアドレスを調べる仕組みはDNSです。  
IPアドレスからMACアドレスを調べる仕組みはARPです。

この問題では、

- ドメイン名 → IPアドレス：DNS
- IPアドレス → MACアドレス：ARP

という対応関係が決め手になります。

</details>

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## まとめ（試験直前用）
ARPとDNSは、どちらも通信先を調べる仕組みですが、役割が違います。

試験直前には、次の3点で整理しましょう。

- **名前からIPならDNS**
- **IPからMACならARP**
- **DNSは名前解決、ARPはLAN内で届ける相手の確認**

DNSとARPを混同しないためには、何を何に対応付けるのかを見るのが一番大切です。  
問題文に「ドメイン名」があればDNS、「MACアドレス」があればARPをまず考えましょう。
