---
title: "ARPスプーフィングとは？偽の対応表で通信をだます攻撃【SG試験】"
description: "ARPスプーフィングは、偽のARP情報を送ってIPアドレスとMACアドレスの対応関係をだます攻撃です。SG試験・情報セキュリティマネジメント試験で問われやすいARPの正常な仕組み、中間者攻撃との関係、IPスプーフィングとの違い、対策の考え方を整理します。"
last_modified_at: "2026-05-18"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/sg/arp-spoofing/"
section: "sg"
---

## まず結論
ARPスプーフィングは、**偽のARP情報を送って、IPアドレスとMACアドレスの対応関係をだます攻撃**です。

SG試験では、細かい攻撃手順よりも、**ARPの正常な役割**と、**中間者攻撃につながる理由**を押さえることが大切です。

特に、次のように切り分けます。

- **ARP**：IPアドレスからMACアドレスを調べる正常な仕組み
- **ARPスプーフィング**：偽のARP情報で通信先をだます攻撃
- **IPスプーフィング**：送信元IPアドレスを偽る攻撃

---

## 直感的な説明
ARPは、LAN内で通信するときに、

> このIPアドレスの機器は、どのMACアドレスですか？

と確認する仕組みです。

ARPスプーフィングでは、攻撃者がこの確認に対して、うその情報を返します。

たとえば、本当はルータのMACアドレスではないのに、

> ルータのIPアドレスは、私のMACアドレスです

と偽って知らせます。

すると、PCは攻撃者の端末をルータだと思い込み、通信を攻撃者へ送ってしまいます。

つまりARPスプーフィングは、**LAN内の住所録をこっそり書き換えるような攻撃**です。

---

## 定義・仕組み
ARPスプーフィングは、ARPの性質を悪用して、**IPアドレスとMACアドレスの対応関係を偽装する攻撃**です。

ARPでは、取得したIPアドレスとMACアドレスの対応関係を、ARPテーブルに一時的に保存します。

攻撃者が偽のARP応答を送ると、被害者のPCはARPテーブルに誤った対応関係を登録してしまうことがあります。

### 正常なARPの流れ

| 流れ | 内容 |
|---|---|
| 1 | PCが通信先のIPアドレスを確認する |
| 2 | 対応するMACアドレスが分からない場合、ARPで問い合わせる |
| 3 | 正しい機器がMACアドレスを応答する |
| 4 | PCはそのMACアドレスへ通信する |

### ARPスプーフィングの流れ

| 流れ | 内容 |
|---|---|
| 1 | 攻撃者が偽のARP情報を送る |
| 2 | PCが誤ったIPアドレスとMACアドレスの対応を覚える |
| 3 | 本来ルータへ送る通信を攻撃者へ送ってしまう |
| 4 | 攻撃者が通信を盗聴・改ざんできる可能性がある |

ここで重要なのは、ARPスプーフィングは**同じLAN内で成立しやすい攻撃**だという点です。

---

## どんな場面で問題になる？
ARPスプーフィングは、主にLAN内の通信で問題になります。

たとえば、社内LANや公衆無線LANなどで、攻撃者が同じネットワーク内にいる場合です。

攻撃が成功すると、次のような被害につながるおそれがあります。

| 被害 | 内容 |
|---|---|
| 盗聴 | 通信内容を見られる |
| 改ざん | 通信内容を書き換えられる |
| なりすまし | 正規の機器に見せかける |
| 中間者攻撃 | 通信の間に攻撃者が入る |

ただし、HTTPSなどで通信内容が暗号化されていれば、通信の中身をそのまま読まれにくくなります。

そのため、ARPスプーフィングの対策は、ネットワーク側の対策だけでなく、通信内容の暗号化とも組み合わせて考えます。

---

## 中間者攻撃との関係
ARPスプーフィングは、**中間者攻撃のきっかけ**になることがあります。

中間者攻撃とは、利用者と通信先の間に攻撃者が入り込み、通信を盗聴・改ざんする攻撃です。

ARPスプーフィングでは、攻撃者が偽のARP情報を使って、被害者の通信を自分の端末へ向けさせます。

その結果、次のような状態になります。

| 本来の通信 | 攻撃後の通信 |
|---|---|
| PC → ルータ → インターネット | PC → 攻撃者 → ルータ → インターネット |

このように、攻撃者が通信経路の途中に入るため、中間者攻撃につながります。

SG試験では、**ARPスプーフィング＝中間者攻撃を成立させる手段の一つ**と考えると整理しやすいです。

---

## IPスプーフィングとの違い
ARPスプーフィングとIPスプーフィングは名前が似ていますが、だましている対象が違います。

| 用語 | だますもの | ポイント |
|---|---|---|
| ARPスプーフィング | IPアドレスとMACアドレスの対応関係 | LAN内の通信先をだます |
| IPスプーフィング | 送信元IPアドレス | 送信者を別のIPアドレスに見せかける |

判断基準は、次のとおりです。

- **IPからMACの対応を偽る** → ARPスプーフィング
- **送信元IPアドレスを偽る** → IPスプーフィング

問題文に「MACアドレス」「ARPテーブル」「LAN内」「中間者攻撃」などが出てきたら、ARPスプーフィングを疑います。

---

## 対策の考え方
ARPスプーフィングへの対策は、**偽のARP情報を信じにくくすること**と、**通信内容を守ること**です。

代表的な対策は次のとおりです。

| 対策 | 考え方 |
|---|---|
| 静的ARPエントリ | 重要な機器のIPとMACの対応を固定する |
| スイッチのセキュリティ機能 | 不正なARP通信を検知・制御する |
| ネットワーク分離 | 攻撃者が同じLANに入りにくくする |
| HTTPSやVPNの利用 | 通信内容を暗号化する |
| 不審なARPテーブルの確認 | 通信トラブルや攻撃の兆候を調べる |

SG試験では、製品機能名を細かく覚えるよりも、

> ARPスプーフィングはLAN内の対応表をだます攻撃なので、ネットワーク内への侵入防止・ARP情報の検証・通信の暗号化が有効

と理解しておくと十分です。

---

## よくある誤解・混同

### 誤解1：ARPスプーフィングはIPアドレスを偽る攻撃
ARPスプーフィングは、IPアドレスそのものを偽るというより、**IPアドレスとMACアドレスの対応関係を偽る攻撃**です。

送信元IPアドレスを偽る攻撃は、IPスプーフィングです。

---

### 誤解2：ARPスプーフィングはインターネット全体で起きる攻撃
ARPは基本的に同じLAN内で使われる仕組みです。

そのため、ARPスプーフィングも、主に同じLAN内に攻撃者がいる場面で問題になります。

---

### 誤解3：HTTPSならARPスプーフィングは関係ない
HTTPSを使うと、通信内容を読まれにくくできます。

しかし、ARPスプーフィング自体はネットワーク内の通信経路をだます攻撃なので、HTTPSだけで攻撃そのものがなくなるわけではありません。

通信経路の対策と、通信内容の暗号化は分けて考えます。

---

### 誤解4：MACアドレスフィルタリングだけで防げる
MACアドレスフィルタリングは、登録されたMACアドレスの機器だけを接続許可する補助的な対策です。

ただし、MACアドレスは偽装される可能性があるため、ARPスプーフィング対策として過信してはいけません。

---

## SG試験での判断ポイント
SG試験では、次のキーワードで切り分けると判断しやすくなります。

| キーワード | 選びやすい用語 |
|---|---|
| IPアドレスからMACアドレスを取得 | ARP |
| 偽のARP応答 | ARPスプーフィング |
| ARPテーブルを書き換える | ARPスプーフィング |
| 通信の間に攻撃者が入る | 中間者攻撃 |
| 送信元IPアドレスを偽る | IPスプーフィング |
| 登録済みMACアドレスだけ許可 | MACアドレスフィルタリング |

特に、

> 偽のARP情報で、通信を攻撃者の端末へ向ける

という説明があれば、ARPスプーフィングを選びます。

---

### 判断軸の再確認（確認問題の前に）
- **目的**を先に見る：この対策・用語は「予防」「検知」「対応」のどこを担うか。
- **対象**を切り分ける：ネットワーク／端末／利用者／運用手順のどこに効くか。
- **選択肢の言い過ぎ**に注意：「必ず」「完全に」「不要になる」といった断定は誤りになりやすい。

## 確認問題
社内LANに接続した攻撃者が、偽のARP応答を送信し、利用者PCのARPテーブルに誤ったIPアドレスとMACアドレスの対応関係を登録させた。その結果、本来ルータへ送られる通信が攻撃者の端末を経由するようになった。この攻撃として最も適切なものはどれか。

- ア　IPスプーフィング
- イ　ARPスプーフィング
- ウ　DNSキャッシュポイズニング
- エ　ブルートフォース攻撃

<details>
<summary>回答と解説</summary>

正解は、**イ　ARPスプーフィング**です。

ARPスプーフィングは、偽のARP情報を送って、IPアドレスとMACアドレスの対応関係をだます攻撃です。  
問題文の「ARPテーブル」「IPアドレスとMACアドレスの対応関係」「通信が攻撃者の端末を経由する」が決め手です。

アのIPスプーフィングは、送信元IPアドレスを偽る攻撃です。  
ウのDNSキャッシュポイズニングは、DNSの名前解決情報を偽る攻撃です。  
エのブルートフォース攻撃は、パスワードなどを総当たりで試す攻撃です。

</details>

---

## まとめ（試験直前用）
ARPスプーフィングは、**偽のARP情報でIPアドレスとMACアドレスの対応関係をだます攻撃**です。

試験直前には、次の3点で整理しましょう。

- **IPからMACを調べる正常な仕組みはARP**
- **偽のARP情報で通信先をだますのがARPスプーフィング**
- **通信の間に入ると中間者攻撃につながる**

ARPスプーフィングは、単独の用語として覚えるよりも、ARP、MACアドレス、ARPテーブル、中間者攻撃、IPスプーフィングとの違いで整理すると、問題文から判断しやすくなります。
