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title: "パレート図とは？重要な原因を見つけるための棒グラフと累積比率【基本情報技術者試験】"
description: "パレート図を「値の大きい順に並べた棒グラフと累積比率を組み合わせた図」として整理し、品質問題の原因分析、重点対策、管理図・散布図・特性要因図との違いをFE試験向けに解説します。"
last_modified_at: "2026-07-18"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/fe/pareto-chart/"
section: "fe"
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## まず結論

パレート図とは、**値の大きい順に並べた棒グラフと、累積比率を表す折れ線グラフを組み合わせた図**です。

基本情報技術者試験では、次の表現が出たらパレート図を疑います。

```text
少数の原因が
全体の大部分を占める
↓
重要な原因を見つけたい
↓
パレート図
```

品質問題では、すべての原因を同じ重さで見るのではなく、影響の大きい原因から対策することが大切です。

パレート図は、その**重点対策の対象を見つけるための図**です。

## 直感的な説明

パレート図は、問題の原因を**多い順に並べて、どこまで対応すれば大部分を改善できるかを見る図**です。

例えば、不良の原因が次のように分かれたとします。

| 不良原因 | 件数 |
|---|---:|
| 傷 | 40 |
| 寸法不良 | 25 |
| 汚れ | 15 |
| 印字ミス | 10 |
| その他 | 10 |

このとき、件数の多い順に棒グラフを並べ、累積比率を折れ線で重ねます。

```text
傷、寸法不良、汚れまでで全体の約80%
↓
まずこの3つを重点的に対策する
```

このように、パレート図は**どこに力を入れると効果が大きいか**を見るために使います。

## 定義・仕組み

パレート図は、次の2つを組み合わせた図です。

| 要素 | 役割 |
|---|---|
| 棒グラフ | 項目ごとの件数や金額を、大きい順に示す |
| 折れ線グラフ | 累積比率を示す |

特徴は、項目を値の大きい順に並べることです。

```text
件数が多い原因
↓
件数が少ない原因
```

これにより、全体に対する影響が大きい項目を見つけやすくなります。

パレート図は、パレートの法則と関係して説明されることがあります。

```text
少数の重要な原因が
全体の大部分を占めることがある
```

ただし、試験では厳密な比率そのものよりも、**大きい順に並べて重点項目を見つける図**と押さえるのが大切です。

このテーマは、基本情報技術者試験の「プロジェクトマネジメント」や「品質マネジメント」と関係する内容です。公式の出題範囲やシラバスは、[IPA：基本情報技術者試験](https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html) から確認できます。

## 科目Aでどう出る？

科目Aでは、説明文を読んで該当する図を選ぶ形で出題されやすいです。

| 問題文の表現 | 判断 |
|---|---|
| 値の大きい順に項目を並べる | パレート図 |
| 棒グラフと累積比率の折れ線を組み合わせる | パレート図 |
| 少数の原因が大部分を占める | パレート図 |
| 重点的に対策すべき項目を見つける | パレート図 |

選択肢では、次のように切り分けます。

| 用語 | 見るもの | 使いどころ |
|---|---|---|
| 管理図 | 時系列のばらつき、管理限界 | 工程が安定しているかを見る |
| 散布図 | 2つの量の関係 | 相関関係を見る |
| 特性要因図 | 結果と原因の関係 | 原因を体系的に洗い出す |
| パレート図 | 件数の大きい順と累積比率 | 重点対策を決める |

特に、**原因を洗い出す図**と**対策の優先順位を決める図**を混同しないことが重要です。

### 図だけを見て選ぶときの判断基準

パレート図の選択問題では、次の3点を順番に確認します。

```text
1. 棒グラフが左から右へ低くなっている
2. 折れ線が左下から右上へ上がっている
3. 折れ線が最後に100%へ近づいている
```

覚え方は、**棒は下がる、累積線は上がる**です。

累積比率は、項目を追加するたびに値を足していくため、途中で下がることはありません。

例えば、件数が40件、30件、20件、10件なら、累積比率は次のように増えます。

| 項目 | 件数 | 累積件数 | 累積比率 |
|---|---:|---:|---:|
| 1番目 | 40 | 40 | 40% |
| 2番目 | 30 | 70 | 70% |
| 3番目 | 20 | 90 | 90% |
| 4番目 | 10 | 100 | 100% |

図の形からは、次のように誤答を切れます。

| 図の特徴 | 判断 |
|---|---|
| 棒は低くなるが、折れ線も下がる | 累積比率ではない |
| 棒が右へ行くほど高くなる | 大きい順に並んでいない |
| 中央が高い山型になっている | ヒストグラムに近い |
| 棒が低くなり、折れ線が100%へ上がる | パレート図 |

折れ線は、最初の大きな項目で大きく上がり、後ろの小さな項目では増え方が小さくなります。そのため、右へ進むほど傾きが緩やかになる形が一般的です。

## どんな場面で使う？

パレート図は、品質不良、障害、クレームなどを原因別に集計し、優先して対策すべき項目を決める場面で使います。

```text
原因を分類して件数を集計する
↓
件数の多い順に並べる
↓
累積比率を確認する
↓
影響の大きい原因から対策する
```

パレート図は、原因を深掘りする図ではありません。

原因そのものを洗い出したい場合は特性要因図を使い、その後にデータを集めてパレート図で優先順位を決める、という使い分けができます。

## よくある誤解・混同

| 誤解 | 正しい理解 |
|---|---|
| 原因を洗い出す図はパレート図 | 原因を洗い出すのは特性要因図 |
| 2つの項目の関係を見る図はパレート図 | 相関を見るのは散布図 |
| 工程が安定しているかを見る図はパレート図 | 安定性を見るのは管理図 |
| パレート図は時系列の変化を見る図 | パレート図は大きい順に並べる図 |
| 棒グラフならすべてパレート図 | 大きい順 + 累積比率がポイント |
| 累積比率の線は下がることがある | 累積値なので途中では下がらない |
| 棒グラフを小さい順に並べてもよい | 重要項目を左側に置くため大きい順に並べる |

特に、特性要因図との違いは重要です。

```text
特性要因図
→ 原因を洗い出す

パレート図
→ どの原因が大きいかを見て、重点対策を決める
```

品質改善では、両方を組み合わせることもあります。

```text
特性要因図で原因を洗い出す
↓
データを集める
↓
パレート図で重要な原因を見つける
↓
優先順位を決めて対策する
```

## まとめ（試験直前用）

- パレート図は、大きい順の棒グラフと累積比率の折れ線を組み合わせた図
- 棒グラフは左から右へ低くなり、累積比率の線は右上がりになる
- 累積比率は最後に100%へ近づき、途中で下がらない
- 少数の原因が全体の大部分を占めるとき、重要原因を見つけるために使う
- 管理図は、工程が安定しているかを見る
- 散布図は、2つの量の関係を見る
- 特性要因図は、原因を体系的に洗い出す
- パレート図は、洗い出した原因の中から優先順位を決める
