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title: "パケットフィルタリングとは？通信を通す・止める条件を整理【基本情報技術者試験】"
description: "パケットフィルタリングを「パケットのヘッダ情報を見て通信を許可・拒否する機能」として整理し、NAPT、DHCP、ファイアウォール、アクセス制御との違いをFE試験向けに解説します。"
last_modified_at: "2026-07-02"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/fe/packet-filtering/"
section: "fe"
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## まず結論

パケットフィルタリングとは、**パケットのヘッダ情報を見て、通信を通すか止めるかを判断する機能**です。

基本情報技術者試験では、次のように覚えると判断しやすいです。

```text
パケットフィルタリング
= 条件に合う通信だけ通す・止める
```

NAPTやDHCPとは役割が違います。

```text
NAPT：IPアドレスとポート番号を変換する
DHCP：IPアドレスを自動で配る
パケットフィルタリング：通信を許可・拒否する
```

## 直感的な説明

パケットフィルタリングは、ネットワークの **門番** のようなものです。

通信は、パケットという小さな単位で流れます。

パケットには、次のような情報が含まれています。

```text
どこから来たか
どこへ行くか
どのサービスを使うか
```

パケットフィルタリングでは、これらの情報を見て、通信を通すか止めるかを決めます。

```text
許可された通信 → 通す
許可されていない通信 → 止める
```

つまり、アドレスを変換する機能ではなく、**通信の通行可否を判定する機能** です。

## 定義・仕組み

パケットフィルタリングでは、主にパケットのヘッダ情報を条件として使います。

代表的な条件は、次の通りです。

| 条件 | 見ているもの |
|---|---|
| 送信元IPアドレス | どこから来た通信か |
| 宛先IPアドレス | どこへ行く通信か |
| 送信元ポート番号 | 送信元側のアプリケーション識別 |
| 宛先ポート番号 | 宛先側のサービス識別 |
| プロトコル | TCP、UDP、ICMPなど |

例えば、WebサーバへHTTP通信だけを許可したい場合は、次のような条件を設定します。

```text
宛先ポート番号 80 を許可
それ以外は拒否
```

また、HTTPSだけを許可したい場合は、次のように考えます。

```text
宛先ポート番号 443 を許可
それ以外は拒否
```

このテーマは、基本情報技術者試験の「ネットワーク」や「セキュリティ」と関係する内容です。公式の出題範囲やシラバスは、[IPA：基本情報技術者試験](https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html) から確認できます。

## 科目Aでどう出る？

科目Aでは、パケットフィルタリングの役割を問う問題として出題されやすいです。

次の表現があれば、パケットフィルタリングを疑います。

| 問題文の表現 | 判断 |
|---|---|
| パケットのヘッダ情報を検査する | パケットフィルタリング |
| 送信元IPアドレスや宛先IPアドレスで許可・拒否 | パケットフィルタリング |
| ポート番号で通信を制御する | パケットフィルタリング |
| 許可された通信だけ通す | パケットフィルタリング |

一方で、次の表現なら別の用語です。

| 問題文の表現 | 該当しやすい用語 |
|---|---|
| IPアドレスを自動的に割り当てる | DHCP |
| 1つのグローバルIPで複数PCが通信 | NAPT |
| IPアドレスとポート番号を変換する | NAPT |
| PPPをEthernet上で利用する | PPPoE |

パケットフィルタリングは、あくまで **通信を通す・止める** 機能です。

## 科目Bでどう使う？

科目Bでは、通信条件やアクセス制御の表を読んで、どの通信が許可されるかを判断する場面があります。

例えば、次のようなルールがあるとします。

```text
送信元：社内LAN
宛先：Webサーバ
宛先ポート：443
動作：許可
```

この場合、社内LANからWebサーバへのHTTPS通信は通ります。

一方で、宛先ポートが異なる通信は、別ルールがなければ拒否されることがあります。

```text
HTTPS：443 → 許可
SSH：22 → ルールがなければ拒否される可能性
```

科目Bでは、次の順で読むと判断しやすいです。

```text
送信元はどこか
↓
宛先はどこか
↓
ポート番号は何か
↓
許可か拒否か
```

パケットフィルタリングは、ネットワーク境界のルータやファイアウォールで使われることが多いです。

## よくある誤解・混同

パケットフィルタリングでよくある誤解は、**ポート番号が出てきたらすべてNAPTだと思ってしまうこと** です。

| 誤解 | 正しい理解 |
|---|---|
| ポート番号を使う機能は全部NAPT | NAPTは変換、パケットフィルタリングは許可・拒否 |
| パケットフィルタリングはIPアドレスを変換する | アドレス変換はNATやNAPT |
| DHCPは通信を通す・止める | DHCPはIPアドレスを配る |
| ファイアウォールとパケットフィルタリングは完全に同じ | パケットフィルタリングはファイアウォール機能の一つ |
| 許可ルールがあれば全通信が通る | 条件に合う通信だけ通る |

特に、NAPTとの違いは重要です。

```text
NAPT
→ IPアドレスとポート番号を変換する

パケットフィルタリング
→ IPアドレスやポート番号を見て、通すか止めるか判断する
```

つまり、同じIPアドレスやポート番号を見ていても、目的が違います。

```text
変換する → NAPT
制御する → パケットフィルタリング
```

## まとめ（試験直前用）

- パケットフィルタリングは、通信を通す・止める機能
- 送信元IP、宛先IP、ポート番号、プロトコルなどを見る
- NAPTは、IPアドレスとポート番号を変換する機能
- DHCPは、IPアドレスを自動で配る機能
- PPPoEは、Ethernet上でPPP接続を使う方式
- 「変換する」ならNAPT、「許可・拒否する」ならパケットフィルタリングで切り分ける
