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title: "IrDAとは？Bluetooth・IEEE 1394・RS-232Cとの違いと見分け方【基本情報技術者試験】"
description: "IrDAを中心に、Bluetooth、IEEE 1394、RS-232C、PIAFSの違いを、通信媒体・接続方法・用途の3点から整理し、基本情報技術者試験で選択肢を切る判断軸を解説します。"
last_modified_at: "2026-07-20"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/fe/legacy-interface-standards/"
section: "fe"
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## まず結論

IrDAとは、**赤外線を使って近距離の機器間でデータ通信を行う規格**です。

基本情報技術者試験では、次の対応で切り分けます。

```text
赤外線で近距離通信
→ IrDA

電波で近距離無線通信
→ Bluetooth

FireWireと呼ばれる高速有線接続
→ IEEE 1394

シリアルケーブルで周辺機器を接続
→ RS-232C
```

覚える一文はこれです。

> **赤外線ならIrDA、電波ならBluetooth、FireWireならIEEE 1394、有線シリアルならRS-232C。**

## 直感的な説明

IrDAは、昔の携帯電話やPDAで使われていた「赤外線通信」です。

端末同士の赤外線ポートを向かい合わせて、連絡先や画像を送る場面をイメージすると分かりやすいです。

```text
PDA
↓ 赤外線
ノートPC
```

Bluetoothも近距離通信ですが、こちらは赤外線ではなく電波を使います。

そのため、IrDAのように厳密に機器同士を向かい合わせる必要はありません。

```text
IrDA
→ 光を使う
→ 向きや障害物の影響を受けやすい

Bluetooth
→ 電波を使う
→ 向きの影響を受けにくい
```

## 定義・仕組み

### IrDA

IrDAは、Infrared Data Associationの略です。

赤外線を使って、比較的近い距離で1対1のデータ通信を行います。

主な特徴は次のとおりです。

- 赤外線を使う
- 機器同士を近づける
- ポートを向かい合わせる
- 障害物に弱い
- 電波を使わない
- 近距離のデータ交換に向く

代表的な利用例です。

- PDA同士のデータ交換
- PDAとノートPCの通信
- 携帯電話同士のアドレス帳交換
- 画像やファイルの送信

### Bluetooth

Bluetoothは、電波を使う近距離無線通信規格です。

次のような機器で広く使われます。

- キーボード
- マウス
- イヤホン
- スマートフォン
- PC
- センサ機器

IrDAと比べると、機器の向きを合わせる必要がなく、多少の障害物があっても通信しやすい点が特徴です。

### IEEE 1394

IEEE 1394は、FireWireとも呼ばれる高速シリアルインタフェース規格です。

主に次のような機器の有線接続に使われました。

- デジタルビデオカメラ
- AV機器
- 外付け記憶装置
- パソコン

赤外線や電波を使う無線規格ではありません。

### RS-232C

RS-232Cは、PCと周辺機器を接続する有線のシリアルインタフェース規格です。

代表的な接続先は次のとおりです。

- モデム
- TA
- 計測機器
- 制御装置
- 通信機器

現在でも、産業機器や計測機器では見かけることがあります。

### PIAFS

PIAFSは、PHS回線を使ったデジタルデータ通信規格です。

現在では歴史的な規格ですが、古い基本情報技術者試験の選択肢として出ることがあります。

```text
PHS回線でデータ通信
→ PIAFS
```

IrDAのような端末同士の赤外線通信ではありません。

## 科目Aでどう出る？

科目Aでは、通信媒体や接続対象から規格名を選ぶ問題として出題されます。

次の表で整理すると判断しやすいです。

| 規格 | 通信媒体・接続方法 | 主な用途 |
|---|---|---|
| IrDA | 赤外線 | PDAや携帯端末同士の近距離通信 |
| Bluetooth | 電波 | 周辺機器やスマートフォンの近距離無線通信 |
| IEEE 1394 | 有線 | AV機器やPCの高速シリアル接続 |
| RS-232C | 有線 | PCとモデム・計測機器などのシリアル接続 |
| PIAFS | PHS回線 | モバイルデータ通信 |

試験では、まず「何を使って通信するか」を見ます。

```text
赤外線
→ IrDA

電波
→ Bluetooth

PHS回線
→ PIAFS

ケーブル
→ IEEE 1394 または RS-232C
```

ケーブルの場合は、接続対象でさらに切り分けます。

```text
AV機器・FireWire
→ IEEE 1394

モデム・計測機器・制御装置
→ RS-232C
```

## どんな場面で使う？

IrDAは、現在ではBluetoothやWi-Fiに置き換えられています。

ただし、FE試験では古い規格も選択肢として出るため、現在使われているかどうかではなく、**規格の特徴を見分けること**が大切です。

### IrDAが向いていた場面

- 端末同士を直接向かい合わせる
- 小さなデータを近距離で交換する
- 電波を使わずに通信する

### Bluetoothが向いている場面

- ケーブルなしで周辺機器を接続する
- イヤホンや入力機器を接続する
- 機器の向きを気にせず通信する

### IEEE 1394が使われた場面

- デジタルビデオカメラの映像転送
- AV機器とPCの接続
- 高速な外部機器接続

### RS-232Cが使われる場面

- 産業機器の設定
- 計測機器からのデータ取得
- モデムや通信機器の接続

## よくある誤解・混同

### IrDAはBluetoothの一種

違います。

IrDAは赤外線、Bluetoothは電波を使います。

| 比較 | IrDA | Bluetooth |
|---|---|---|
| 通信媒体 | 赤外線 | 電波 |
| 向き | 向かい合わせが基本 | 向きの影響が小さい |
| 障害物 | 弱い | 比較的強い |
| 主な用途 | 端末同士のデータ交換 | 周辺機器接続や近距離通信 |

### IEEE 1394は無線通信

誤りです。

IEEE 1394はFireWireと呼ばれる有線規格です。

### RS-232Cは赤外線通信

誤りです。

RS-232Cはシリアルケーブルを使う有線通信です。

### PIAFSは端末間の近距離通信

誤りです。

PIAFSはPHS回線を使ったデータ通信規格です。

### 古い規格は試験に出ない

そうとは限りません。

FE試験では、歴史的な規格でも特徴を問う選択肢として出ることがあります。

試験では、現在の普及度よりも次の対応を優先します。

```text
赤外線
→ IrDA

電波
→ Bluetooth

PHS
→ PIAFS

FireWire
→ IEEE 1394

有線シリアル
→ RS-232C
```

## まとめ（試験直前用）

- IrDAは、赤外線を使う近距離通信規格
- Bluetoothは、電波を使う近距離無線通信規格
- IEEE 1394は、FireWireとも呼ばれる有線高速シリアル規格
- RS-232Cは、PCと周辺機器をつなぐ有線シリアル規格
- PIAFSは、PHS回線を使ったデータ通信規格
- 「通信媒体」と「接続対象」で選択肢を切る

> **赤外線ならIrDA、電波ならBluetooth、FireWireならIEEE 1394、有線シリアルならRS-232C。**
