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title: "DNSキャッシュポイズニングとは？偽の名前解決で別サーバへ誘導する攻撃【基本情報技術者試験】"
description: "DNSキャッシュポイズニングを「DNSサーバのキャッシュに偽の名前解決情報を登録させる攻撃」として整理し、FE試験でDNSの名前解決、フィッシング、ワーム感染、メール改ざんとの違いを切り分ける判断軸を解説します。"
last_modified_at: "2026-07-09"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/fe/dns-cache-poisoning/"
section: "fe"
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## まず結論

DNSキャッシュポイズニングとは、**DNSサーバのキャッシュに偽の名前解決情報を登録させ、利用者を本来とは異なるサーバへ誘導する攻撃**です。

基本情報技術者試験では、DNSキャッシュポイズニングは **正しいURLを入力しても、DNSの偽情報によって偽サイトへ誘導される攻撃** と押さえると分かりやすいです。

問題文に **DNSキャッシュ**、**偽の名前解決情報**、**本来とは異なるWebサーバへ誘導** といった表現が出たら、DNSキャッシュポイズニングを疑います。

## 直感的な説明

DNSは、Webサイト名をIPアドレスに変換する仕組みです。

```text
example.com
↓ DNSで名前解決
本来のIPアドレス
```

DNSキャッシュポイズニングでは、この変換結果が偽物になります。

```text
example.com
↓ 汚染されたDNSキャッシュ
攻撃者が用意した偽サイトのIPアドレス
```

つまり、利用者は正しいURLを入力しているのに、DNSが偽の行き先を返すため、別のWebサーバへ誘導されてしまいます。

道案内でたとえると、正しい店名を聞いたのに、案内所が偽の住所を教えてしまうようなイメージです。

## 定義・仕組み

DNSキャッシュポイズニングは、DNSサーバが一時的に保存している名前解決結果、つまりDNSキャッシュに偽情報を混入させる攻撃です。

| 用語 | 意味 |
|---|---|
| DNS | ドメイン名とIPアドレスを対応づける仕組み |
| 名前解決 | ドメイン名からIPアドレスを調べること |
| DNSキャッシュ | 一度調べた名前解決結果を一時的に保存したもの |
| ポイズニング | 偽情報で汚染すること |

基本の流れは次のとおりです。

```text
DNSサーバが名前解決を行う
↓
攻撃者が偽の応答を送り込む
↓
DNSサーバが偽情報をキャッシュする
↓
利用者がそのDNSサーバを参照する
↓
本来とは異なるサーバへ誘導される
```

大切なのは、利用者がURLを打ち間違えたわけではないことです。

正しいURLでも、DNSキャッシュが汚染されていれば、偽サイトへ誘導される可能性があります。

このテーマは、基本情報技術者試験の「情報セキュリティ」や「ネットワーク」と関係する内容です。公式の出題範囲やシラバスは、[IPA：基本情報技術者試験](https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html) から確認できます。

## 科目Aでどう出る？

科目Aでは、DNSキャッシュポイズニングの説明を選ぶ問題や、似た攻撃との違いを問う問題が出やすいです。

判断するときは、次のキーワードを見ます。

```text
DNSキャッシュ
偽の名前解決情報
正しいURLでも別サーバへ誘導
```

選択肢では、次のように切り分けます。

| 選択肢の表現 | 判断 |
|---|---|
| 本来とは異なるWebサーバへ誘導される | DNSキャッシュポイズニング |
| DNSサーバ名そのものが書き換わる | DNSキャッシュポイズニングではない |
| DNSサーバにワームが常駐する | マルウェア感染の説明 |
| メールの宛先アドレスが書き換えられる | メール改ざんの説明 |
| 偽メールや偽リンクで利用者を誘導する | フィッシング寄り |

FE試験では、**DNSの名前解決結果が偽装される** と読めるかがポイントです。

## 科目Bでどう使う？

科目Bでは、DNSキャッシュポイズニングそのものを深く計算する場面は多くありません。

ただし、ネットワーク構成や障害・被害の範囲を読むときに役立ちます。

例えば、次のような状況です。

```text
社内PCが社内DNSサーバを参照している
↓
社内DNSサーバのキャッシュに偽情報が入る
↓
社内PCが正しいURLへアクセスしようとする
↓
偽のWebサーバへ誘導される
```

この場合、影響を受けるのは、主に **汚染されたDNSサーバを参照している利用者** です。

科目Bで読むときは、次の順で整理するとよいです。

```text
1. どのDNSサーバのキャッシュが汚染されたか
2. どの端末がそのDNSサーバを参照しているか
3. 偽情報の対象になったドメイン名は何か
```

「どの利用者が、どのDNSを使って、どのドメインへアクセスしようとしているか」を追うと、被害範囲を判断しやすくなります。

SG試験向けの記事では、被害範囲や運用上の判断をさらに詳しく整理しています。あわせて確認するなら、[DNSキャッシュポイズニングとは？偽サイトへ誘導する攻撃【SG試験】](https://stemtazoo.github.io/sg/dns-cache-poisoning/) も参考になります。

## よくある誤解・混同

DNSキャッシュポイズニングでよくある誤解は、**DNSサーバそのものの名前やファイルを書き換える攻撃だと思ってしまうこと**です。

| 誤解 | 正しい理解 |
|---|---|
| DNSサーバ名が書き換わる | 書き換わるのは主に名前解決結果のキャッシュ |
| DNSサーバにワームを常駐させる | それはマルウェア感染の説明 |
| メールの宛先アドレスを書き換える | DNSキャッシュポイズニング自体は宛先文字列を書き換えない |
| 利用者が偽URLをクリックする | 正しいURLでも偽サイトへ誘導されることがある |
| フィッシングと同じ | 結果は似るが、入口が違う |

特に、フィッシングとの違いは試験で迷いやすいです。

```text
フィッシング
→ 偽メール・偽リンク・偽画面で利用者をだます

DNSキャッシュポイズニング
→ DNSの名前解決結果を偽装して別サーバへ誘導する
```

また、ファーミングとの関係も押さえておくと安心です。

```text
ファーミング
→ DNSやhostsファイルなどを悪用して偽サイトへ誘導する広い考え方

DNSキャッシュポイズニング
→ DNSサーバのキャッシュを汚染する具体的な方法
```

## まとめ（試験直前用）

- DNSキャッシュポイズニングは、DNSキャッシュに偽の名前解決情報を登録させる攻撃
- 正しいURLでも、本来とは異なるWebサーバへ誘導されることがある
- DNSサーバ名を書き換える攻撃ではない
- ワーム感染やメール宛先の書換えとは違う
- 判断ポイントは「DNSキャッシュ」「偽の名前解決」「別サーバへ誘導」
